ゲームオンは、本日4月25日、「Alliance of Valiant Arms」について、第1回グローバルチャンピオンシップ日本代表予選「AVAれ祭2009 春の陣」を開催した。
第1回グローバルチャンピオンシップ日本代表予選
左から井上氏、BRZRK氏
第1回グローバルチャンピオンシップ日本代表予選では、実況 BRZRK氏、解説 「Alliance of Valiant Arms」プロデューサー 井上 洋一郎氏による実況解説で進められた。
本大会では、予選を勝ち抜いた4チームによる総当たり戦でポイントの最も高いチームが優勝となる。
大会レギュレーション
出場クラン
- 痛かったら言って
- comet
- EmoT1oN
- 真仁義組
対戦MAP
「DUAL SIGHT」
対戦形式
- 4チームによるリーグ戦方式
- 5ラウンド3本先取の攻守交替制(試合前に代表者がじゃんけんした後コイントスを行い、コイントス勝者が攻守選択)
- 5vs5(最大メンバー10人)
- チームキル無し
- 観戦許可有り
- 途中参加あり(試合中に落ちた場合は直ちに再接続する)
- 待機者チャット不可
- オートバランス不可
- 3人称観戦不可
勝敗決定方法
- 攻守1セットとし、攻守両方とも勝利の場合はそのまま勝利。
- 攻守1勝1敗の場合は得失ラウンド数により判断。
- ラウンド数も同じ場合は引き分け。
順位決定方法
- リーグポイント制で行います。
- 勝利→3ポイント、引き分け→1ポイント、敗退→0ポイント。
- 上記ポイントの総得点により順位決定。
- 総得点が同じ場合は得失ラウンド数により判断。
キャラクター設定
- 大会時点で実装されている武器・アイテム・便利アイテム全て使用可能
デバイスについて
- マウス、キーボード、マウスパッドなどは運営側により用意されているが、選手が持参したゲームデバイスの使用可能(マクロ機能や連射機能は禁止)
- ディスプレイ側のガンマ値変更・nVidiaの設定変更も禁止
- プレイ解像度は以下の5種のみ
「800×600」、「1024×768」、「960×600」、「1280×768」、「1280×1024」の5種
試合結果
- 第1試合:痛かったら言って(4) vs comet(6) 勝者:comet
- 第2試合:EmoT1oN(6) vs 真仁義組(1) 勝者:EmoT1oN
- 第3試合:痛かったら言って(4) vs EmoT1oN(5) 勝者:EmoT1oN
- 第4試合:痛かったら言って(6) vs 真仁義組(2) 勝者:痛かったら言って
- 第5試合:comet(6) vs 真仁義組(1) 勝者:comet
- 第6試合:comet(6) vs EmoT1oN(2) 勝者:comet
最終結果
cometクランが全勝で優勝し、5月に開催される日韓対抗戦への出場が決定した。尚、本日行われた試合の動画は後日公開予定とのことだ。
- 優勝:comet
- 2位:EmoT1oN
- 3位:痛かったら言って
- 4位:真仁義組
カンファレンス:今後の開発の方向性について
中央 鞠釘珍氏
大会終了後、開発会社である株式会社REDDUCK 開発1室 企画チーム長 鞠釘珍氏を招いて、今後の開発の方向性の発表や事前にユーザーから寄せられた質問への回答が行われた。
すべて2009年4月現在のデータ。
現在の実装マップ数
- 韓国19マップ:爆破6、護衛4、殲滅5、奪取3、占領1
- 日本11マップ:爆破4、護衛2、殲滅3、奪取2、占領0
現在の実装銃器数(メイン武器)
- 韓国39種類:ポイントマン15、ライフルマン15、スナイパー9
- 日本20種類:ポイントマン 7、ライフルマン 7、スナイパー6
日韓人気マップ(マップ利用率)
韓国
- 1位:BURNING TEMPLE
- 2位:FOX HUNTING
- 3位:BLACK SCENT
日本
- 1位:FOX HUNTING
- 2位:DUAL SIGHT
- 3位:HAMNER BROW
2009年度日韓アップデート計画
韓国
- 武器数20種類:ポイントマン6~8、ライフルマン6~8、スナイパー3~4
- マップ数5~7種類:爆破1~2、護衛1~2、殲滅1~2、奪取1、占領1、新AIモード
日本
最低でも1ヶ月に1つのマップの追加を予定しており、占領戦は、今年前半に実装する予定とのことだ。
- 武器数11種類:ポイントマン5、ライフルマン4、スナイパー2
- マップ数8種類:爆破2、護衛2、殲滅2、奪取1、占領1
質疑応答
ユーザーから寄せられた質問に対し、鞠釘珍氏と井上氏より回答が行われた。
「AVA」の特徴でもある3兵種システム、護衛モード、世界観の構築について、どのような制作過程から生まれたのか教えてください。
韓国のオンラインFPSは、戦略や戦術より、個人の実力を重視してきたが、AVAは戦略や戦術を重視し、3兵種システムを考えた。5,6兵種まで考えていたが、基本となる兵種を考えていったところ3兵種になった。
護衛モードは、バトルフィールドよりは小さく、カウンターストライクよりは大規模の市街地戦闘を描きたかった。静的なマップではなく、動的なタンクを中心にしゲームが進み、戦場が変化する楽しさを与えたいと考え、開発した。
開発当時、ロシアが原油高による利益を上げており、さらに旧ソ連から独立した小さな国々が過去への恐怖を感じているとのニュースを見たことから構想を膨らましていった。また、このNRFに対抗する勢力としてEUを登場させた。
護衛ミッションのマップ制作にどのくらい時間がかかるのか、また、これからどんな護衛ミッションが登場するのか教えてください。
護衛ミッションは、バランスを取ることが難しいため開発期間が一番長く、1つのマップを制作するのに4,5ヶ月かかる。
韓国で実装されている護衛ミッションマップ「BURNING TEMPLE」は、既存の護衛ミッションよりタンク護衛の難易度を下げている。護衛ミッションでは、初の偵察機による支援を実装している。
日本では、「BURNING TEMPLE」を夏頃までに実装する予定で進めている。
3兵種のバランス設定を教えてください。そのバランスは今後どうなっていくの?
3兵種には、距離に対する相性関係、各兵種別の相性関係を与えている。
兵種の割合は、3:5:2で考えており、韓国では同様の割合になっていた。韓国では、サービス開始から時間が経つにつれ、難しいスナイパーが増えており、現在では2.5:5:2.5になっている。
割合は、ポイントマン、ライフルマン、スナイパーの順
TPGについては、使いこなすことが難しいためバランスへの影響は少ないと考えている。今後のアップデートで新しい防具が実装され、スナイパーの1撃で死亡することが少なくなっていく。
今後8vs8以上の大規模戦闘が実装されることはありますか?
開発チーム内部で護衛ミッションを12vs12でテストしたところ、戦略的な部分が減ってしまったと感じた。また、仕様スペックの問題となり、規模が大きくなってしまうとAVAの楽しさが損なわれてしまうため悩んでいる。
ゲームプレイの録画機能を実装する予定はありますか?
リプレイ機能については、引き続き検討しているが、AVAは、高スペックなため簡単に保存することは難しい。今後も検討していく。
今後追加される兵種はありますか?もしあれば方向性を教えてください。
3兵種システムを崩す、新しい兵種の追加は考えていない。しかし、アイテムやスキルを追加し、既存の3兵種システムを拡張していきたい。
オートバランス機能の見直しやチャンネル構成、その他マッチングシステムの追加の予定はありますか?
ユーザーがチームを組み同レベルのチームと対戦できるマッチングシステムを開発している。現在は、クランについて開発しているが、一般ユーザーでも利用できるように開発していく。
| 会場の様子 | 試遊台の設置も行われた |
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