大型アップデートを直前に控えた、シーアンドシーメディアが運営する、「パーフェクトワールド-完美世界-」。その体験プレイに参加してきたので詳細をお伝えしよう。
目次
「パーフェクトワールド-完美世界-」は、高い自由度が特徴的な3D MMORPGで、かつて、神と人がともに暮らした時代、大洪水によって荒廃した地上に代わる場所として神々が作り上げた新世界の物語となっている。
プレイヤーは、人間、エルフ、妖族からキャラクターを作成することができ、111個のパラメーターを調整した自由度の高いキャラクターメイキングをはじめ、飛行システムにより、世界中を飛び回ることができる。さらに、空中でのバトルやコミュニケーションも可能だ。
ペットには、乗馬用、戦闘用、愛玩用が存在し、一緒に戦ってくれたり、背中に乗せて運んでくれるぞ。その他にも、露店、対人戦、戦争、生産、転生など豊富なシステムが用意されている。
今回本作で予定されている大型アップデート「Tribe of Oblivion -忘れられた種族-」は、新種族「海龍族(かいりゅうぞく)」、新職業「暗殺師(あんさつし)」「魂術師(こんじゅつし)」、新種族背景ストーリーの追加と、大型コンテンツの実装がメインとなっている。
また、現在アップデート特設サイトでは、種族の詳細データや、背景ストーリー動画も公開されているのでぜひそちらでも情報をチェックしてほしい。
大型アップデート「Tribe of Oblivion -忘れられた種族-」
背景ストーリー
数千年前、パーフェクトワールドは人間族、エルフ族、妖族、海龍族(かいりゅうぞく)の四種族が支配していた。しかし、ある出来事をきっかけに、各種族の運命が変わり始めた…
…消えゆく種族…
各種族は絶え間ない怨霊の侵略を防ぐため種族の勇士達を集結させ、城を守り続けていた。
戦争は長引き、勇士達は疲弊しはじめた頃、怨霊が全ての力を合わせ、海龍族の守る地を包囲した。
危機に陥った海龍族は、パーフェクトワールドの平和を守るため「禁断の法術」を発動させてしまう。
強大な力で、怨霊は消滅し勝利を収めることはできたものの、海龍族の長老が「禁断の法術」の発動と引き換えに命を失ってしまい法術が収まることはなかった…
新種族「海龍族(かいりゅうぞく)」
新種族「海龍族」は、これまでの「エルフ」「人間」「妖族」と比較して、主に海域での行動に優れている。また、独自の装備やスキルを習得していくため、より幅広くキャラクター育成を楽しむことができるのだ。
「海龍族」職業
暗殺師(あんさつし)
暗殺師は一撃必殺を得意とした海龍族の戦士。一瞬で距離を詰めることができ、スキルを使用することでクリティカルで与えることのできるダメージが上昇していくのだ。
魂術師(こんじゅつし)
水と土の力を操った多彩な攻撃をする「魂術」の使い手。攻撃だけではなく、回復スキルや支援スキルも使用できオールマイティな活躍をすることができる。
アップデート実施時期
2010年2月実施予定
アップデート実装予定
・新種族「海龍族」新職業「暗殺師」「魂術師」
・新種族背景ストーリー
さっそくキャラクターメイキングから体験!
本作の特徴の一つである「キャラクターメイキング」は、目や鼻、口の形や色など細部にわたるカスタマイズが可能で、組み合わせは数億通りにもなるという。
さっそく今回のアップデートで実装される「海龍族(かいりゅうぞく)」のメイキングを体験してみた。
特にこのキャラクターの特徴は、「人魚」をモチーフにしている種族のようで、全体的にクールで涼しげなイメージを持っている。もちろん細部のカスタマイズが可能なので、プレイヤーそれぞれのカラーを表現できるので、時間の許す限り極めてみるのも楽しいかもしれないぞ。
夢見島の「竜牙村」から冒険はスタート!
海龍族のプレイヤーがスタートするのは、「夢見島」の竜牙村だ。レベル19までの期間は中心都市「涼寿城:海龍島」までをテレポートして移動することができるのだ。まずはここを拠点にして冒険を進めていこう。
この新エリアは海底を思わせるような雰囲気を持っており、村や城の建造物も、貝殻や海藻など海の生物をモチーフにして建設したような佇まいを見せる。またBGMも幻想的でいてどこか悲しげな曲調に仕上がっている。
いざ戦場へ!新職業「暗殺師」でバトルも体験
筆者の選んだ新職業「暗殺師」は、一撃必殺を得意とした海龍族の戦士で、一瞬で距離を詰めることができ、スキルを使用することでクリティカルで与えることのできるダメージが上昇していく特徴があるのだ。さっそく竜牙村の近くで徘徊しているモンスターに戦いを挑む!
このエリアのモンスターは海洋生物に似ているものが多く、集団で海沿いに群れをなしている姿は多少不気味である。このように密集しているモンスターでも、暗殺師は素早い動きで敵を翻弄できる。攻撃モーションも非常に早く、敵の攻撃を受ける前に数段のコンボが決まってしまうのだ。対多数にはもってこいの職業といえる。
また、もうひとつの新職業「魂術師」は今回体験していないのでプレイヤーのみなさんが自分の目で確かめてほしい。
クエストを受領して「海龍島」へテレポート!
一通りバトルも体験したので次はもちろん「クエスト」!「竜牙村」では初心者のために「ルーキークエスト」や「ノービスクエスト」などが用意されている。
まずは妖艶な雰囲気の「新人案内人」に話しかけ、クエストを受領。このNPCは新人プレイヤーのために簡単なチュートリアルになるクエストを用意してくれているのだ。
今回受領したクエストは海龍島の「涼寿城」のある人物に会うというクエスト。さっそく近くワープポイントからテレポート!このワープポイントはレベル19までの期間だけ利用できる施設だ。しっかり場所を覚えておこう。
辿り着いた「涼寿城」は海龍族の中心都市で、禁忌の海エリアの中心となる島だ。最強の武器を生み出す製造技術「輪廻」を行うことができる「輪廻殿(りんねでん)」を擁する、広大な施設だ。
城下町でプレイヤーを待っている、さまざまな職業のNPC達に話しかけ、クエストは無事に終了。せっかくなので街の中をうろうろしてみた…のだが調子に乗った筆者ははしゃぎすぎて城壁はら転落…ンモンスターの棲息する地帯にうかつにも踏み込んでしまったのだ!半魚人のようなモンスターにビクビクしながらやっとの思いで「涼寿城」に戻る筆者…しっかり地理は確認したほうがいいようだ…
瞬殺必至!?禁断の「残霧島」に泳いで上陸??
だんだん操作に慣れてきた筆者は唐突にシーアンドシーメディアの担当者の方に聞いてみた。
「この海って…入れないですよ…ね??」
「あ、入れますよ。」
なんと美しい月の光を反射している海は風景でしかないと思い込んでいた筆者だったが、入れると聞いてさっそくドボンっと夜の海へ…!
さすが海龍族、泳ぎは得意なようで暗い海をスイスイ泳いでいく。しかも本作の海はなんと潜れるようになっているのだ。海底が見えるくらい潜ると海の生物やモンスターにも遭遇することができるらしいぞ。筆者残念ながら会えなかったが、実際にどんな生き物なのか気になるところだ。
禍々しい光を放つ「残霧島」!こっそり上陸…だが…!?
暗い海を一人、延々と泳いでいると、妖しく光る柱のようなものがそびえる「残霧島」がうっすらと見えてきた。筆者は担当者が止めるのを聞かずにこっそりと連続ジャンプで奇跡的に崖から侵入に成功、「夜叉族」の侵攻がもっとも多いとされる危険な地域に潜入した…
以前激しい戦闘があったかのような破壊された建物と、妖しく渦巻く光の柱、そして徘徊する凶悪な「夜叉族」、うっかり近くに近寄った筆者は逃げる間もなく瞬殺…見事に洗礼を受けたのであった…
ここまでが今回新たに実装されるエリアを体験したレポートだが、海龍族で始めたプレイヤーはぜひいきなり「残霧島」に挑戦などしないで、しっかり「竜牙村」を拠点にして力をつけてから挑んでほしい。初心者用クエストもばっちり用意されているので、新エリアを思い切り楽しんでくれ!
Copyright(C)2006 C&C Media Co,Ltd. All rights reserved. (C)2005-2006 北京完美時空網絡技術有限公司 版権所有
本コンテンツはOnlineGamer独自の調査・基準に基づき制作していますが、掲載するECサイトやメーカー等から売上の一部が還元されます。評価・レビューは、各ストアからの引用を含んでいます。掲載内容は原文を尊重していますが、一部の表記を読みやすく整えた場合があります。内容はユーザーの主観的な意見のため、正確性や安全性を保証しません。

















コメントを書く
この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー