エミル・クロニクル・オンライン、ドラマCD収録後の声優インタビュー公開

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、「エミル・クロニクル・オンライン」において、ハートフルドラマCDの収録後の声優インタビューを公開した。

今回発売されるドラマCDは、ECOの人気キャラクター「エミル」「マーシャ」「ティタ」「ルルイエ」「背負い魔・ネコマタ(桃)」を中心に、4人と一匹の出会いや冒険、ECOのゲーム内でも綴られているある出来事を描いた、ちょっぴり切ないハートフルストーリーとなっている。

なお、購入特典にはゲーム内のアイテムと交換できるアイテムチケットが同梱されているほか、Vol.1、Vol.2の連動特典として、ドラマCDのストーリーでキーとなるアイテムを手に入れることができるドラマCDとなっているのだ。

さっそく収録終了後の参加声優によるインタビューをまとめたので公開しよう。

主な参加声優(写真:左から)※敬称略

  • ティタ役「能登麻美子」
  • マーシャ役「喜多村英梨」
  • エミル役「佐藤利奈」
  • 背負い魔ネコマタ(桃)役「井口裕香」
  • ルルイエ役・「ゆかな」

収録後インタビュー

収録おつかれさまでした。まずは、自己紹介からお願いします。

佐藤利奈さん(以下、佐藤さん):エミル役の佐藤利奈です。エミルは、とてもまっすぐで素朴な男の子です。気弱ではないですが、まだ新米ノービスなので、強くはなく、どちらかと言うと、少し抜けていて、放って置けないタイプの男の子です。

喜多村英梨さん(以下、喜多村さん):マーシャ役の喜多村英梨です。エミルの素朴なところやおとぼけなところ、危なっかしいところを導いてあげるような、活発で明るく元気な女の子です。エミルと出会ってからは、一目ぼれに近い形で今回のドラマCDは展開します。エミルに突っかかっていくけども、本当は好き!なので、空回りしたり、自問自答したり、心の中で1人でエミルに突っ込んで大噴火しているような感じで、表情もコロコロ変わるカワイイ女の子です。

能登麻美子さん(以下、能登さん):ティタ役の能登麻美子です。ティタは、タイタニア(天使族)の少女です。過去にエミルとは出会ったことがあって、ある含みを持って登場するのですが、今回のドラマCDの中ではそこは描かれずに物語の中でマーシャ達と一緒に行動を共にするようになります。言葉使いや反応は、ちょっと天然っぽいのですが、ベースは聡明と言うことで・・・それは設定資料に書いてあったんですけど・・・とても穏やかな少女です。

ゆかなさん(以下、ゆかなさん):ルルイエ役をさせていただきましたゆかなです。ルルイエは、みんなより一つ上の立ち位置なんですけど、設定としてはティタよりは100歳くらい下(笑)だと思います。ECOの世界での設定としては、年齢がたぶん一つ上くらい。世の中年齢というか、世の中を見ている目が年上という感じの女の子です。たぶん頭の回転が早いんだと思います。その場の状況を素早く判断して、自分がすべきこと、誰がしたらいいかという判断がすごく早いですね。それに加えて、10代特有のちょっと直情的なところがストレートに出てくるので、外から見ると「どっちのルルイエが本当なのかな?」と思うことがあるかもしれませんが、きっと彼女が大人になっていくと整合性がとれてくるのではないかな?と思います。いろいろな人の間を行き来して、いろいろな情報を集めて、いろいろなことに首を突っ込んで、どんどん成長してきたような女の子です。

井口裕香さん(以下、井口さん):桃役の井口裕香です。桃は、エミルの背負い魔のネコマタです。「背負い魔」なので、エミルの肩に乗っている感じで、小さくて非常にかわいらしい猫耳の女の子です。基本的に、みんなに見えているわけではなく、見える人には見えるという存在で、ご主人のエミルに非常によく懐いています。ふわっとしているご主人を引っ張っていくような存在だと言われたのですが、後半ではマーシャに懐いていたり、マーシャがエミルさんを引っ張って行ってくれるので「私は今後必要なのだろうか?」と不安になりました。(笑)みんなにかわいがられる番ペット的な女の子だと思います。

みなさん、それぞれご自身の性格と演じられたキャラクターを比較するといかがですか?

佐藤さん:私も巻き込まれ型で、みんなの後ろに居たいタイプだから、引っ張られていくのはまんざらでもないので、エミルはちょっと似ているのかな?と、演じやすかったと思います。この物語では描かれていないのですが、実は大きな力みたいなものがあって、それでティタと出会ったりということがあるので、私はそのようなステキなものは全く持ち合わせていないので、そこは残念ながら似ていないです。

喜多村さん:マーシャは、女の子というところが似ているところかなと思います。(笑)感情がストレートで、本当に恋する乙女というか、いわゆる10代の異性に対する感情に対しても同姓に対しても素直に出せる子なので、そこまでまっすぐだと…さすがに…私はもうちょっとしたたか かな?と思いながらやっていました。「こういう風にヤキモキする女の子ってかわいいな」という、第三者目線で演じていた部分が多くて、私の妄想の中から生まれた感じなので、似てないと言えば似てないかなと思います。

能登さん:ティタは112歳という設定なんですけど、今回のドラマCDの中では16歳くらいの感覚でいいということで、演じさせていただきました。頂いた資料で、母性的なものをエミルに対して抱いているという設定を読みました。なので、「母性」とまではいかなくても、弟を思うような気持ちくらいは持っていたいなと思いました。実際に私も弟がいるので、そこが似ているのかなと思って、弟を思うような気持ちをベースに意識してやりました。

ゆかなさん:結果的に「かっこつけ」の苦労性みたいになってしまうところは、ルルイエに似ているような気がします。最終的に自分的な美学で動いてしまって、いろいろな選択肢を思いつくのに、結果的に一番損するものを選択してしまうところは身につまされます。でも、そういうの好きなんですけど。(笑)なので、楽しく演じさせていただきました。

井口さん:誰かの肩に乗ることはないですが。(笑) 桃は、妹っぽいというかペットっぽいというか、わぁ~わぁ~人の背中に隠れながら「なんだ!なんだ!おまえ~」みたいな感じで言っているところとか、私自身3姉妹の一番末っ子なので、お姉ちゃんに甘えながらピーピー口を出すところは似てると思います。桃ほどしっかりしていない気もしますが、どことなく似てる気がします。

それぞれ他のキャラクターで気になったところや印象的だったところはありますか?

佐藤さん:桃ちゃん以外は、キャラクターの絵をいただいていたんです。桃ちゃんだけ、今日現場で「チラリ」と拝見したところ女の子だったんです!すごくミニマムな猫だと信じ切っていたので、「女の子だった!」って思って…。それも、中盤くらいで見たので、「僕のイメージと君は違ったんだね」という衝撃の展開でした。他のヒロインの方も気になりますが、誰というと角が立つので(笑)、常にエミルとセットの桃ちゃんです。

喜多村さん:じゃ、私は角を立てていきます。(笑)個人的には、絵とかキャラクターデザインを見て、どの人もかわいいなぁと思っていました。もちろん桃は、今日、収録で裕香ちんが隣にいてキャラクターデザインを見せてもらって、めっちゃかわいいくて、断トツで一番かわいいなというところではあるんですが…。実際、現場で演者さんたちのお芝居でキャラクターがより魅力的になっていく中で、個人的に一番好きだったのはルルイエさんです。もう、ルルイエさんと、付き合いたいね!絶対楽しいと思う!!しっかりしているし、ジョークも飛ばせるし、ムードも変えられるので。自分が演じていたマーシャは、突進型で、どんな時でも「前へ、前へ」という空気に変えさせる役を演じていた分、緻密な計算というか、人を思いやるやさしさでピエロになれるルルイエはかっこいいなって思いました。それと、個人的にゆかなさんの「どや顔」が似合いそうなお芝居が本当にステキで…。いや…、「どや顔」が似合う訳ではないですよ。キャラクターが…、というところで、ルルイエが、私のお嫁さんです。

能登さん:現場で皆さんのキャラクターを見せていただいて、中でも衝撃的だったのが、「デス」と最後の方に登場する「壊れたぬいぐるみ」という敵キャラクターでした。私の中で、ものすごく、とんでもない怖いビジョンを想像していたら、実際のキャラクターは、めっちゃくちゃ可愛くて「こんなにラブリーなんだ!どっちも!!」というギャップが衝撃的でした。

ゆかなさん:みんなすごくかわいいなと思いました。私も、「桃みたいな背負い魔が欲しいな」とか、「通訳頭痛薬(桃の言葉がわかるようになる薬)も欲しいな」とか思いました。さっきルルイエの話が出たので、自分のキャラクターですが、個人的にはルルイエさんのゴミ箱姿と、タイニーマスク姿を見てみたいです…。

(ここで、担当者が出来上がったばかりの「タイニーマスク」のゲーム内画像を提示。)

ゆかなさん:あ!ある!!すごい!!

全 員:わぁ~!お~!見てこれ!!かわい~!着ぐるみみたい!でか!!頭!実際に着れる訳ですね!わぁ~!

ゆかなさん:是非、みなさん!この封入特典「タイニースーツ」を!今、見た情報ですけど(笑)あ!ゲームの中で実際に「タイニースーツ」を着れるようになる封入特典が入っているので、是非ゲットしてください。これ、初回限定の特典なので、皆さん「タイニースーツ」を手に入れて、楽しく戦ってください。ルルイエ1人だけ、きのこみたいにすっごいデッカイです。しかも、この姿で、すごい格好付けるんです。「行きなさい!」って、そんな姿を見ていただけるとドラマCDもよりお楽しみいただけると思います。

井口さん:印象に残ったところは、私もルルイエです。先程、喜多村さんが付き合いたいとおっしゃっていましたが、私にとっては、「理想の女性像」ですね。女性が憧れる女性の理想像がルルイエだと思います。

ゆかなさん:苦労性だと思うけど…?

井口さん:それを見せないで、「キリッ」としているところとか、やさしさから出る行動とか、桃からも、そして井口からも離れているステキな女性だな!と思って。「そういう女性になってみたい一度でも」「そういう役を演じてみたい、一度でも」と思いながら、ゆかなさんの背中を見させていただきました。

「エミル・クロニクル・オンライン」というのは、原作がオンラインゲームなんですが、皆様、オンラインゲームされたことありますか?

喜多村さん:私、前やったことあります。

井口さん:私も、前やったことあります。

喜多村さん:すごい楽しいですよね。夢中になっちゃいますよね。

井口さん:「全然知らない人と会話しているんだなぁ」というのが不思議でしょうがないですね。

喜多村さん:気が付いたら、いろいろなアイテムを買ってしまうので、お手柔らかにしているんです。それくらい引き込まれますから♪

今回のドラマCDでは、エミル(人間族)・タイタニア(天使族)・ドミニオン(悪魔族)の3種族が登場しました、ご自身はどの種族だと思いますか?

佐藤さん:そうですね。意外とドミニオンだなと思います。自由気ままに私は生きている気がします。職業もそうですけど、自由に生きています。ドミニオンでした!ハイ!

喜多村さん:じゃ~、ドミニオンで!いやエミルかな?とも思ったんですが、好きなお芝居をしたり、言いたいことを言ってるとなると、やっぱりドミニオンかなと思います。せめて人らしく努力したいと思います。(笑)

能登さん:なんか、すごい「自由」に惹かれるんですよね。結果、自由にしかできていないっていうか・・・なので、ドミニオンかな?と思っちゃうんですが。はい!ドミニオンが好きです。

ゆかなさん:やっぱり…。不安定な職業から言って(笑)ドミニオンの集団なんじゃないでしょうか?それぞれが、タイタニアに憧れるドミニオンであったり、エミルに憧れるドミニオンであったり、ドミニオン ほっほ~いっていうドミニオンだったり(笑)というところかなと思います。

井口さん:こうなったら…もうドミニオンですね(笑) 最初は、エミルかな?と思ったのですが、ドミニオンですね。もっともっとドミニオンらしくなれるように、もっともっと自由になれるように頑張りたいと思います。

最後に、ファンの方にメッセージを

佐藤さん:「エミル・クロニクル」と名前が付いているのですが、ドラマCDでは、エミルはいろんなことに巻き込まれ、ちょっと死にかけたり、記憶を失ったり…と大変なことになり、途中からマーシャが大活躍で「マーシャ・クロニクル…」になっていた気がします。(笑)それから物語が、序章という感じになっているので、これから先、紡がれるものが気になるなぁと個人的に思っています。私達の始まりというところを、是非聞いていただければと思います。最後の戦いのシーンは、ものすごく緊迫していて、すごくかっこいいんです!ゆかなさんが!!

ゆかなさん:なんでそこなの!?

佐藤さん:ゆかなさんがすごくかっこいいので、そこを聞いてください。

ゆかなさん:タイニースーツだから?

佐藤さん:タイニースーツなんですけど、そのギャップもすごく萌えるので、是非聞いていただければと思います。よろしくお願いします。

喜多村さん:このゲーム自体4年以上続いているので、その壮大な世界観の中で自分も「よし!やるぞ」という感じで演じさせていただきました。お話はもちろんなんですが、オンラインゲーム経験者として、街中の雑踏の声なども楽しく演じさせていただきました(笑)特に、ゆかなさんと一緒に会話した「架空の旦那について語る」という奥さん達のアドリブトークが楽しかったです。

ゆかなさん:「うちの旦那、帰ってこないのよ~」とかね(笑)

喜多村さん:そういうのも、裕香ちんが、「わ~い!わ~い!ブー!!」とか、なんだかわからない事を言ったりしていたのも、ディレクターの方が「今の、いただきました」と言っていただいたり。そんな「私達キャストならでは」の楽しい空気がいっぱい詰まっているので、お楽しみに。

能登さん:にぎやかなシーンあり、シリアスなシーンありという、いろいろな要素が詰まっていると思います。そして何より、終わった後に、それぞれのストーリーの今後が気になるいい終わり方になっているので、そういった意味でも楽しんでいただけたらと思います。

(インタビューの順番として、次はゆかなさんでしたが、ここで井口さんが手を上げて…)

井口さん:提案です。しめは「ゆかな」さんにしていただきたいと思うのですが!?多数決をとります!思う人?

佐藤さん、喜多村さん、能登さん:は~い!(手をあげる)

井口さん:桃役の井口です。

ゆかなさん:いいわよ。いいわよ。

井口さん:原作をプレイしたと言う方も、このドラマCDで「エミル・クロニクル・オンライン」を知ったと言う方も、どちらの方にも楽しんでいただける物語が始まるところのストーリーなので、是非楽しんでいただきたいと思います。すでにゲームをプレイしている方は、お馴染のキャラクターに声がついて出てきます。デスや壊れたぬいぐるみなども登場しますので、「こんな感じなんだな?」と思いながら、ゲームのプレイを楽しんでいただければと思います。

ゆかなさん:ゲームをプレイしている方には、イメージとピッタリ合致しないところも、もしかしたらあるかもしれないですが、「こういう世界で、こういう面もあるんだよ」ということで、楽しんでいただければいいなと思います。個人的・ルルイエ的には、エミルと同じくらい巻き込まれて大変だった事に変わりはないのに、桃には「タイニーマスクさんは、大丈夫だよ!不死身だって言ってたし」みたいに言われたり。(笑)桃の楽天的なところとか、実際、楽天的なルルイエなど、「性格が違うと状況がこうでも、こんなにも違うんだな」というところが、それぞれのキャラクターに出ていて楽しかったです。それから、封入特典がゲームに反映されますので、是非、ゲームもドラマCDも楽しんでいただければと思います。

ありがとうございました。

「エミル・クロニクル・オンライン」ハートフルドラマCD Vol.1&Vol.2

発売日

Vol.1:2010年3月31日(水)
Vol.2:2010年4月28日(水)

税込み価格

各¥3,150

発売・販売元ブロッコリー

パッケージイラスト:真時未砂

CDの特典

ゲーム内アイテム

<Vol.1>「メイド服♀(プレミア)」 <Vol.2>「タイニースーツ」

エミル・クロニクル・オンラインサービス終了

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