【秋葉原PCゲームフェスタ】鉄鬼「公開対戦」＆サドンアタック「Season3 オフライン決勝大会」開催

ドスパラは、2010年4月29日～5月9日の11日間、東京・千代田区「ベルサール秋葉原」にて国内最大級のPCゲーム総合イベント「秋葉原PCゲームフェスタ」を開催、ステージイベントとして鉄鬼「公開対戦」とサドンアタック「Season3 オフライン決勝大会」が開催された。

この記事のコメントを読む

本イベントは、PCゲームファンはもちろん、まだプレイ経験のない人でも楽しめる内容となっており、より多くのユーザーにPCゲームの魅力を知ってもらうことを目的としている。

また、ゲームメーカー、運営会社など、PCゲームに関わる27社が出展、人気タイトルの最新情報の公開や、ゲーム大会を予定。さらに各社の70タイトル以上のゲームが試遊できるタッチ＆トライコーナーを設置。ゲーム関連グッズが購入できる物販コーナーなど、幅広い人が楽しめる内容となっている。

本日5月3日のステージイベントとして、ゲームヤロウ「鉄鬼」より「公開対戦」と「サドンアタック」より「Season3 オフライン決勝大会」が開催された。

初のオフライン軍事演習！鉄鬼「公開対戦」

記念すべき「鉄鬼」初の公式大会「鉄鬼公開対戦」がついにここベルサール秋葉原で開催！今回開催する大会はイキナリのオフライン大会となっており、強者のユーザーも、まだ始めたばかりのユーザーも、会場で熾烈な戦いを楽しんでいたぞ。

大会参加クラン数

応募されたクランの中から抽選で4クラン

勝負方法

通常のクラン戦ルールにて勝敗を決定する。
使用するマップはサドンデスモード「FRAISE」「HOLY TOWN」の2マップとなる。
3ラウンド、制限時間3分にて試合を進行する。
最初のレッド、ブルーチームの選択はジャンケンで勝利したクランが決定する権利がある。

チーム編成について

クランリーダーを含め主戦力5名で登録する必要がある。
参加する選手の階級は「兵長」以上である必要がある。

賞品

1位

ジェイムス専用機体「ファントム」フィギュア　5名様分
新型メインウェポンセット30日間　5名様分
「PENNA-LUX」「Dead Line」「X-RENDER」「Dead Counter」「IMR-FuryFire」「BEXU-Hydra」

2位

ジェイムス専用機体「ファントム」フィギュア　5名様分
新型メインウェポンセット15日間　5名様分
「PENNA-LUX」「Dead Line」「X-RENDER」「Dead Counter」「IMR-FuryFire」「BEXU-Hydra」

3位、4位

メタルスロットサブウェポンセット7日間　5名様分
「MR-4X」「Javelin-X」

参加賞

鉄鬼オリジナルWebMoneyカード1000円分（500円×2枚）

1回戦・2回戦はいきなり熱い戦いが繰り広げられた！

出場クラン

PerfectWins
のりこねダッシュ
醤油
GAxAlliance

マップは2回戦とも「FRAISE」で固定となる。1回戦・2回戦ともスタートからかなりの激戦。1回戦は「のりこねダッシュ」VS「PerfectWins」、そして2回戦は「醤油」VS「GAxAlliance」の対決。両試合とも、小型スカウターを射出し、敵の位置を味方に教える観測型「フォービドゥン」が大活躍。しかもスカウターは自爆してダメージを与えることもできるので、有効に利用していきたいところだ。

また、何人かのプレイヤーが活用していたのが、整備型「ヴェロックス」のターレット設置機能。建物の死角に複数のターレットを設置し、そこにおびき寄せて自動的にダメージを与えてもらうというもの。やはりクラン一体となって戦略を重視したチームプレイで戦うことが重要となってくるようだ。そしてこの混戦をくぐりぬけて決勝への切符を手にしたのは、「PerfectWins」と「醤油」のクランであった！

「鉄鬼」今後のスケジュール＆決勝戦

盛り上がること必至の決勝戦の前に、「鉄鬼」プロデューサー小野寺崇氏から今後のスケジュールなどに関する情報が公開された。まず事前に公開されていたレジェンド機体の情報だが、既存8機体の上位機体となるレジェンド機体は、2010年に夏に実装を予定しているとのことだ。こちらは続報が入り次第、ニュースページで紹介していくので、お楽しみに。

またその後、「ヴィンチェレ」フィギュアやオリジナルWebMoneyカードなどが当たる大抽選会、御藝巫女によるWebMoneyサービスの紹介など、来場したユーザーも楽しめるイベントも実施された。

そして、ついに雌雄を決する時が来た！「鉄鬼」初の「公開対戦」決勝戦がスタートした。対決するのは、1回戦を勝ち抜いた「PerfectWins」、2回戦を勝ち抜いた「醤油」、両クランが登壇、デバイスの設定を完了すると、MCと会場の掛け声とともに試合が始まった。

決勝戦のマップは「HOLY TOWN」。このマップは3月に実装されたばかりなのでまだ完全に攻略している人は少ないだろう。「HOLY TOWN」はサドンデスモードのマップであり、世界的な宗教指導者が駐在する美しい都市となっている。中央の地下ルートとその上をクロスするような迂回ルートからなるマップであり、地下ルートの距離が長く、比較的防衛寄りの戦術が考えられる。

まず両チームともけん制が続き、お互いの出方を探っていくように慎重に移動する。地下ルートの直線距離が長いのでここでの撃ちあいも重要になっているようだ。また、一気にケリをつけようと弾を使いすぎないように工夫するのも大事である。

一進一退を繰り返し、弾幕をくぐりぬける両チーム。見事なヴェロックスとの連携や壁を盾にした微妙な角度からの攻撃など、観戦中のユーザーにはとてもためになったようだ。また準決勝で活躍していたフォービドゥンの小型スカウターを使った戦略はあまり使用していないようで、正々堂々撃ちあいをしたり、一気にラッシュを決めたり、お互いに攻撃的な試合となっていた。そしてついに、この勝負を見事決めたのは、「PerfectWins」！会場からは割れんばかりの拍手が贈られた。

「タッチ＆トライコーナー」でレジェンド機体を先行体験せよ！

本イベント会場「ベルサール秋葉原」の1F特設ブース「タッチ＆トライコーナー」では、B1Fのステージイベントでも公開された、「伝説」という名を冠した「レジェンド機体」が先行体験できる。合計で8機体あるという情報が入っているのでぜひ会場に遊びに行った際には自分の手で新しい機体を感じてほしい！

試合結果

準決勝1回戦

×「のりこねダッシュ」VS「PerfectWins」○

準決勝2回戦

○「醤油」VS「GAxAlliance」×

決勝戦

○「PerfectWins」VS「醤油」×

サドンアタック「Season3 オフライン決勝大会」

そして次のステージイベントは、「サドンアタック」より、「SAOMT Season3 オフライン決勝大会」が開催。本大会は、サドンアタック史上最大の768クランが参加した「SAOMT Season3 Presented by Dospara」の決勝の舞台となる。

総応募1101クラン/総応募者7000名を超える参加者数の中から、1ヶ月間の長い予選を勝ち抜いた4チームが、本日激突した。SACTL2009王者「NabD」、ダークホース「Respect」、SACTL2008王者「iZoNe」、期待の超新星「Ride_the_wave」、混戦が予想される本大会を制するのはどのクランか！？

また当日の会場生中継を「Stickam JAPAN!」特設ページにて放映していたので、会場に来れなかったユーザーも熱い戦いを楽しめたかな？

そして本大会開催の前に「サドンアタック」プロデューサー小野誠氏から今後のサドンアタックについて情報が公開された。2010年の年間大会のビジョンから、春・夏に開催される「SAOMT」、秋に開催される「Net Cafe大会」、そして冬には「SACTL」が開催されることも発表された。しかも春夏秋の大会すべてから、冬の「SACTL」のシード権が選抜されることも会場を沸かせていた。

さらに大型アップデートを2010年6月下旬に予定しており、武器の新グラフィックや新マップ2つ、新インターフェースや新爆破ルールなども一気に公開された。そして会場が一番注目したのが新キャラクター。なんとセーラー服を着た女性のキャラクターだったのだ！ぜひ登場を楽しみに待っていよう。

準決勝第1・2試合も混戦模様…！？

さっそく始まった「Season3 オフライン決勝大会」の出場クランは全4クラン。SACTL2009王者「NabD」、ダークホース「Respect」、SACTL2008王者「iZoNe」、期待の超新星「Ride_the_wave」だ。

準決勝のマップは運営側の抽選によって「ドラゴンロード」に決定。その瞬間会場がどよめいたのだ。「ドラゴンロード」は中華街をモチーフにしたマップで、建物や屋台、看板などが複雑に設置してあり、かなりの混戦が予想されるのだ。

実況はおなじみ「ゆきしろ」氏と「ZEN」氏、大会の模様の熱い実況は彼らがいればさらに盛り上がる。そして第1試合は「NabD」VS「Ride_the_wave」、第2試合は「iZoNe」VS「Respect」のトーナメント表が発表され、入念なデバイス調整の後、準決勝がスタートした。

両試合ともマップを知り尽くしているメンバーが多いのか、ヘッドセットで作戦を伝えあい、しっかり戦略をたてて行動していた。また敵が目の前に突然現れたり不測の事態でも、とにかくヘッドショットを連発したりするなど、個人スキルの高さもうかがえた。また仲間が全員倒されて絶体絶命といった状況でも勝ち残る猛者もいたのだ。レベルが高すぎる…。

そしてこの激しい銃撃戦を繰り返し、決勝にコマを進めたのは、SACTL2009王者「NabD」とSACTL2008王者「iZoNe」の王者対決！果たして最もサドン魂が強いのはどちらだ！？

感動の決勝戦！「NabD」VS「iZoNe」長い戦いを勝ち抜いたのは…！？

準決勝が始まるころには、会場の人数も増え、リアルガチャを求める人も合流して、イベント会場は館員御礼の大盛況。本作をプレイしているユーザーが多いのか、じっくり観戦する人、歓声を上げて応援する人などが見受けられた。また本大会の予選に出場したユーザーも多く来場しており、とにかくゲーム画面に熱中する人が多かったのが印象的だった。

そして…頂上を決めるため、「NabD」と「iZoNe」両クランが登壇して決勝戦はスタートした。決勝戦は抽選で決める3マップの順番に戦い、2マップを先取したクランが優勝となる。決定したのは下記の通り。

1回戦：マップ「シティキャット」
2回戦：マップ「オールドタウン」
3回戦：マップ「プロバンス」

決勝1回戦目：マップ「シティキャット」

マップ「シティキャット」は日本の神社をモチーフとしたマップで、一般のマップと比べるとやや狭く早い展開や白熱した銃撃戦に注目したい。

さっそくデバイス調整を終え、早くも練習をするクランメンバー。あまり両チームとも緊張していないように見える。そして試合が始まるとさっそく「iZoNe」がグレネードとうまい連携でパーフェクトで1ポイントを取った。実力がほぼ同じなのかお互いにポイントを取りあい、ついに前後半を制し、1回戦目を奪ったのは、9-5で「NabD」に決定した。

決勝2回戦目：マップ「オールドタウン」

次のマップ、「オールドタウン」はイギリス南部に位置するイベリア半島を再現したマップで、RED TEAMの早い段階でのラッシュ、グレネードを駆使した攻めにも気をつけたい。またこのマップは本作の当初から実装されていたマップであり、思い入れのある人も多いのかもしれない。

この2回戦目を「NabD」が取れば、優勝は決定、「iZoNe」押さえれば3回戦目で雌雄を決することになる。お互い最初から勝負をかけてくると思いきや、両クランの動きは慎重に、しかもヘッドセットでの通信もまったく聞こえなくなった。会場も固唾を飲んで画面を見入っていた。1回戦目よりも戦略的に敵を追い込み、複数で敵をせん滅するなど、彼らの本気に火がついたのか、目を離すとすぐに結果が変わってしまってしたのだ。

そして…ストレート勝ちを狙う「NabD」をガッチリ押さえつけ、「iZoNe」が9-6でこの2回戦目のマップを制したのだ。ということは、次の3回戦目で全ての決着がつくということなのだ！