【G-STAR 2010】ついに韓国最大級のゲーム展示会「G-STAR 2010」が開幕！まずは全体の概要をお届け

2010年11月18日～21日まで、韓国・釜山「BEXCO 釜山」にて韓国最大のゲーム展示会「G-STAR 2010」が開催される。

今年の行事には韓国最高のオンラインゲーム企業たちと、Blizzard、SCEK、MSなどの海外企業らも参加を確定、歴代最大規模で開催される。

今回「G-star2010」でXLGamesとSeed9は「Arche Age」「魔界村オンライン」の単一ゲームで参加する。両者とも公開するゲームは単一だが、充実したゲーム性とデモバージョンを最初で一般ゲーマーたちに公開し、大きな関心を集めている。

まず、「Arche Age」は2度の非公開テストを進行したが、まだゲームを体験できていない多くのゲーマーたちのため、体験ゾーン中心にブースを設置した。現場では「Arch Age」の新種族「ペレ」を最初に公開し、「Arche Age」の多彩なコンテンツをゲーマーたちが簡単に楽しめるようにセッティングされたPCを配置する。

XL Gamesは18日から21日午後2時に2次テストで公開したコンテンツを基盤に15対15の海上戦闘イベントを開催、ゲームの内容を簡単に紹介するクイズタイムも行われる。また19日午後にはXLGamesのソン・ジェギョン代表がゲーマーたちと直接ミーティングするイベントが予定されている。

Seed9Gamesは新作となる「魔界村オンライン」の雰囲気に合わせてブースをデザインし、試遊ゾーンと多彩な体験イベントを公開する。試遊ゾーンでは各12種のスキルを保有した剣士と弓手の2つのクラスを公開し、40種のモンスターを直接体験できる。

また、ブースイベントとして、スーパースターKのTOP4が現場を訪問し、サイン会と特別公演を行う。また、ゲームのイベントフォトタイムなど、ブースを訪れたゲーマーたちのための多彩なイベントが予定されている。

注目すべきゲームは？

新しいMMORPG世界を広げる「Arche Age」

XLGamesの「Arche Age」は最初のMMORPG風の王国をはじめ、「リネージュ」の父と呼ばれているソン・ジェギョン代表が開発しているゲームで注目を集めている。

今回「G-star 2010」で公開される新種族「ペレ」は猛獣の容貌と特徴をもっていて、草原を駆け抜ける戦士たちだ。生存に不利になると同族さえ捨てるほど冷酷だか、雪獅子と一緒に世界を彷徨い、義理のため命を捧げる強いキャラクターの種族となっている。

「Arche Age」は充実した世界観、華麗なグラフィックと自由度の高いゲーム性などでMMORPGの新しい可能性を示している。ゲームには、小説「ルーンの子供たち」で韓国だけではなく日本、中国、台湾、香港などアジア圏で知られているベストセラー作家「ジョン・ミンヒ」氏がプロジェクトに参加し、ゲーム全般のストーリー作成に参加している。

本作はMMORPGから技術的な限界で試せなかったものをゲーマーが体験できるようになっており、フィールドにある木を切ったり、切った木で家や船を作ることもできる。また、家が増え村が拡張し、一つの城に完成されると、船を製作し海に出て新しい大陸を探検することも可能だ。このように、狩りとレベルアップで一貫されていた既存のMMORPGとは違うものを「Arche Age」では体験できる。

古典名作の復活「魔界村オンライン」

「魔界村オンライン」は、日本CAPCOMのアーケードゲーム「魔界村」を原作に開発中の3Dアクションロールプレイングゲームだ。

「魔界村」は「ストリートファイター」「バイオハザード」シリーズなどで有名な日本CAPCOMで1985年アーケードで登場したアクションゲームで、多彩なプラットフォームで15種以上の続編タイトルが発売、累計410万台以上売れており、韓国でも多くの人気を集めた。

ゲーム内容は、魔王に拉致された姫を救うべく、魔界村に潜入するアーサー卿の冒険をテーマに、独特な世界観と優れたアクション性を持っている。ゲームは簡単な操作とは相反する「極悪の難易度」で有名だった。

反面、「魔界村オンライン」は難易度が大幅調節され誰もが気楽に楽しめる。ただ、原作の難易度を求めるファンのため、Hardcoreモードを別に提供する予定だ。

「魔界村オンライン」の特徴のゲーム性は「コミック・ホラー」ジャンルだ。共同墓地、幽霊船など、ゾンビや骸骨を相手に戦闘をするだけあって、背景は暗く恐怖的で、攻撃を受けキャラクターが死ぬと骸骨になってしまう。原作同様、攻撃を受けて鎧が破壊されると赤いハートマークのパターンの白いパンツだけで戦闘に行かなくてはならない。特有のユーモアがゲームの中で感じられる。