ネクソンは、2011年内にサービス開始予定のオンラインアクションゲーム「マビノギ英雄伝」について、先行体験会を東京・台東区テクノブラッド本社にて実施した。
「マビノギ英雄伝」とは?
2007年に韓国のゲームショウ「G-Star」で発表以来、注目を浴びていたオンラインアクションRPG「マビノギ英雄伝」が、いよいよ日本でも2011年内にサービスを開始する。MMORPG「マビノギ」と同じ開発チームが4年の製作期間を費やした「マビノギ英雄伝」は、世界で初めてとなるソースエンジンを使用しており、リアルなアクションとグラフィックが特徴。
攻撃を受ける方向によって変化する被撃モーションの演出が、様々なエフェクトの爽快な打撃感を生み出し、物理エンジンによるリアルな背景グラフィックと共に、臨場感あふれるアクションゲームの楽しさを提供する。
※「マビノギ英雄伝」は、すでに日本でもサービス中のRPG「マビノギ」の舞台となる世界が同一だが、「マビノギ」より遥か昔の時代に活躍する英雄達の物語になっている。
先行体験会実施
これから実施されるクローズドβテストに先駆けて、東京と大阪でユーザーを招いての先行体験会が開催された。参加者は、1人につき1台ずつ用意されたPCにて最新の日本バージョンをプレイすることができ、キャラメイクとチュートリアルは大型モニターを見ながら、そしてダンジョンとパーティープレイもたっぷりと楽しめたようだ。参加したユーザーにはオリジナルグッズのほかに、CBT優先参加権とネクソンポイントがおみやげとして進呈されたぞ。
また、メディア向けの体験会も後日予定されており、詳細なプレイレポートが掲載されるまで、今回の簡単なプレイレポートのSSを眺めながら、楽しみに待っていてほしい。
登壇者
株式会社ネクソン 運用部 運用3チーム 「杉本 誉幸」氏
株式会社ネクソン マーケティング室 マーケティングチーム「佐野 康行」氏
ゲームの特徴
リアルアクション
物理エンジンを用いることで、リアリティーを重視するアクションゲームとしての楽しさを追求。落ちている壺や瓦礫などを持ち上げて敵を殴ったり、敵の落とした武器や破壊したオブジェクトを拾って攻撃したりすることができる。また、鎖で敵を縛ったり、槍で突き刺して動きを止めたりすることもできる。さらに、プレーヤーキャラの鎧が破壊されていく様子も目に見えてわかる。
リアルグラフィック
金属の光沢、水面反射、髪の毛の揺れなどもリアルなグラフィックで表現されている。
キャラクター紹介
スピード型戦士「リシタ」
両手に武器を持つスピードタイプの戦士。「デュアルソード」を使って、素早く豪快な連続攻撃を繰り広げる。攻撃に特化されたキャラクターだ。
デュアルスピアという武器も使うことができ、長槍を二つに分けて持った形態で、さらに高速な攻撃が可能だ。
バランス型女剣士「フィオナ」
片手武器と盾を扱う女剣士。洗練された攻撃と強力な蹴りで敵を制圧する。盾による攻撃回避も可能で、さらに盾を巧みに使うことができるようになれば、攻撃にも活用することができる。
フィオナはロングハンマーという武器も使うことができる。重量があるため、動きが鈍るが、強力なスマッシュ攻撃には、それを補って余りある破壊力がある。
マジシャン型キャラクター「イヴィ」
錬金術を使う魔術師。防御力は低いが「マナシールド」という特殊な技術で、自らを保護し、ダメージを軽減することができる。また仲間を助ける補助スキルが高く、倒れた仲間を魔法で復活させたり、錬金術でゴ-レムを生成して戦闘を支援することができる。
イヴィは近接攻撃が可能なバトルサイズも使用することができ、強力な物理攻撃と魔法を組み合わせることができ、ブリンクスキルで素早い回避もできる。
モンスター
さまざまな凶悪なモンスターがプレイヤーに行く手を阻む。攻撃力の高さや、武器の特徴などをよく観察しながら戦わなければ、討伐は難しいだろう。
マップ紹介
EP1 廃墟
古代種族が建設した都市。現在は魔族から抜け出したノール種族の一部が棲みついている。
EP2 氷谷
レノス大山脈北部の奥深くに位置し、本来は生物が棲む場所ではないと考えられているが、人が踏み入ることのない深部には伝説の種族「イェティ」が暮している。
EP3 アユルン
カボチャ祭りが有名な中部の小さな村。平和で静かな村だったが、今では異界の存在により破壊され、人の住まないゴーストタウンと化している。
ネクソンの公約
その1.月1回のアップデートの実施
その2.より一層のセキュリティ対策の強化
クローズドβテストは11月3日に決定
「マビノギ英雄伝」を心待ちにしていたユーザーに朗報!ついにクローズドβテストの日程が2011年11月3日に決定した。募集期間や人数など続報が入り次第お伝えするのでお楽しみに。
ちょっとだけ遊んでみました!
今回の体験会はユーザーが主役ということだったが、せっかくなのでちょっとだけ遊ばせて頂きました。キャラクターメイキングやチュートリアルは今回は体験できなかったが、パーティープレイをガッツンとプレイしてきたので、大量なSSとともに楽しんでもらいたい。
船着場からクエストへ出発
いきなりパーティープレイに参加した筆者。ここでは既存のMMORPGなどに見られるパーティー招待制で、リーダーがクエストを選択して出発する。操作方法は「マウスモード」「キーボードモード」「パッドモード」から選べる。村には宿屋や鍛冶屋、各種ショップが存在する。
クエストを受領すると、船の上で最後の準備ができる。ここで装備やアイテムのチェックをしておこう。全員が準備を完了すれば船が出港してマップへ移動となる。
アクション性が強い戦闘
クエストが始まるとすぐに戦闘が開始される。本作の注目すべきところはなんといってもアクション性の強さ。通常攻撃のコンボやスマッシュ攻撃への連携、ジャンプはないが、回避、起き上がり攻撃、タメ攻撃などなど、遊んでいるうちにどんどん違う技が使えるようになる。
また、マップに置かれているオブジェクトもただの装飾ではなく、攻撃して壊したり、柱などの破片を持ち上げて敵に投げつけたりもできる。
敵は群れで行動しており、だいたいが1対多数の戦闘となるが、その群れをバッサリ斬りつけるのも気持ちいい。そしてつかみからの打撃、叩きつけ、そしてブン投げることも可能。とにかく触っているうちにどんどん攻撃のバリエーションが増えていく。
さらに、敵を倒したときに落とした武器も拾って使用可能!飽きたらポイっと捨てることもできる。クエストの最後にはボス級のモンスターが登場し、そいつを撃破すればステージクリアとなる。
海外での展開
韓国
2010年1月に正式サービスを開始し、初週には同時接続者数5万人を突破するなど、良い実績を記録。韓国最高の権威を誇る「2010 大韓民国ゲーム大賞」では、企画・シナリオ部門、ゲームサウンド部門、ゲームグラフィック部門、ゲームキャラクター部門を総なめにし、さらに人気賞まで獲得し2010年最高のゲームとなっている。最近アップデートされた「ドラゴン」では、ユーザーから非常に良い評価を得ている。
北米
2010年10月末より正式サービスを開始し、公開前からGDC、E3、PAXなど有名なゲームショーで絶賛を受けた。北米ゲームレビューサイトでは100点満点中、高得点である85点を獲得し、多くの媒体で「マビノギ英雄伝」のアクション性の高さや、「時間をかけてプレーする価値のあるゲームが登場した」など高評価を得た。
ヨーロッパ
2010年9月ドイツゲームショウ「Games Convention」B2B館を通じてメディアに紹介され、既存オンラインゲームの常識を打ち破る高いゲーム性という評価を受け、2011年8月のドイツゲームショウ「GamesCom」でもB2C館では、欧州のゲームファンを魅了し、計6万人以上の訪問客から高い評価を受けた。
日本でのプロモーション展開
有名タレントを起用したTVCMなどのマスプロモーションの展開も予定しており、オンラインゲームユーザーはもちろん、コンシューマゲームユーザーにも届くプロモーションも積極的に行っていく予定。また、キャラクターボイスには、有名声優の起用が決定しており、発表時にはゲームユーザーやアニメファン層の話題をさらうこと間違いなしとなっている。
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