【G-STAR 2011】「ウィニングイレブン オンライン」G-STAR 2011にて世界初のプレイビルドを公開、韓国では2012年中のOBTを目標に

2010年11月10日、韓国・釜山「BEXCOコンベンションセンター」に開催されている「G-STAR 2011」において、「ウィニングイレブン オンライン」に関する発表会が実施された。

「ウィニングイレブン オンライン」とは?

全世界のサッカーファンを熱狂させたサッカーゲームのレジェンド、「ウィニングイレブン」がついに世界に先駆けてオンライン化される。2012年中のOBTを目標に、NHNとコナミが共同で開発中の「ウィニングイレブン オンライン」は、キーボードだけでも本作の本質的な面白さを体験できるようコントロールを最適化させ、2人の解説委員の臨場感溢れる解説も実装される。

「G-STAR 2011」での「ウィニングイレブン オンライン」出展について

今回の「G-STAR 2011」で世界初公開となる「ウィニングイレブン オンライン」体験版は、キーボードに最適化されたUEFAチャンピオンズリーグ1:1モードで、レアルマドリード、FCバルセロナ、ビヤレアル、バレンシアCF、マンチェスターユナイテッドの5チームの中から1つを選択しプレイすることができる。

まだビルドの完成度は100%ではないが、今回のG-STAR 2011で韓国ユーザーに真っ先に公開するのは、ビルドプレイを通じて操作感とゲーム性に対するユーザーの意見を聞きたいという思いからである。キム・ドンワン氏、ソ・ヒョンウク氏、両解説員による実況中継は録音中のため、今回のビルドには搭載されていない。代わりに英語での解説が入る予定だという。また、1日に1回、16強トーナメントを行い、キングオブG-STARを選び、順位に応じたさまざまな景品が準備されている。

質疑応答

登壇者

NHN Corp.サーバ開発室 室長「チョ・クワンレ」氏
NHN Corp.PDM3室 室長「キム・ソンチョル」氏
コナミデジタルエンタテインメント ウィニングイレブンプロダクションプロデューサー「長曽我部 明義」氏
コナミデジタルエンタテインメント 営業部代理「ヒョン・アム」氏

――「ウィニングイレブン オンライン」開発について

長曽我部氏:ウィニングイレブンプロダクションはたくさんの「ウィニングイレブン」のバージョンタイプを所持しており、本作はオンライン専用のエンジンを使用して開発をしています。また、ターゲットはコアプレイヤーだけではありません。

――韓国や日本、アメリカなど市場調査は実施したか?コンソールのみのタイトルが成功する?

キム氏:ジャンルがスポーツゲームということなので、プラットフォームには関係なく、特に問題はないと思います。

――ライセンスについて

長曽我部氏:コナミデジタルエンタテインメントとしてはコンソールと同じライセンスを搭載したいと思っています。その上で韓国のユーザーが何を望むのかを考え、ライセンス強化を目指します。ただ、ライセンスはサッカーチームが所持しているので、交渉や内容に工夫を加え、努力していきたいと思います。

――「ウィニングイレブン オンライン」専用コントローラを作るのか?

長曽我部氏:徐々に対応します。もちろんユーザーの要望を重要視しますが、韓国のオンラインゲームユーザーのほとんどがキーボードを使用しているので対応する必要はないかも知れません。従来であればコンソールでのタイトルを中心に開発してきましたが、このプロジェクトのために専属の開発チームを東京に設置しました。

――推奨スペックは?

長曽我部氏:正確なクライアントバージョンはまだ発表できませんが、推奨スペックはPentium4 2.4G/メモリ2G/G-Force7600GT/256MB以上、最低スペックは、Pentium4 1.7G/メモリ1G/G-Force6600GT/128MB以上、ハイスペックではないと動かないわけではありません。エンジンについては、快適に友達と遊びながら緊張感を感じることができるように調整しています。「ウィニングイレブン オンライン」がコンソールと違うところは、NHN Corpと組んで長い間運営できることですね。コナミとしては何年も韓国でサービスを重ねていきたいと思っています。クオリティーアップにももちろん取り組んでいきます。

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