2011年11月10日~13日まで韓国・釜山で開催されている「G-star 2011」。BIG SPOONブースで出展されている「Red Blood Online」についてのプレイレポートを紹介する。
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本作は、韓国の漫画「Red Blood」を原作に持ち、Gorilla Banana Studioが開発中のノンターゲティングMMORPGである。韓国では2011年10月13日からクローズドβテストを開始している。過去の戦争によって荒廃しきった地球を舞台に物語が繰り広げられる本作のグラフィックはまさに次世代。細かい自然の描写はもちろん、自動車や線路など、滅びた文明の面影が残っている雰囲気もしっかり描かれている。
肝心のアクション部分は、ノンターゲティング方式のバトルとなっており、特に敵をターゲットしなくても範囲内の敵に攻撃が当たる。移動速度などはクラスなどによって変わると思うが、バランスの良い移動&攻撃は文句なしだろう。通常攻撃からのスキルへの連携ももちろん、範囲系のスキルの爽快さは抜群。ただ、マップ上のオブジェクトを使って攻撃をしたりはできないようなので、序盤は単調な攻撃ばかりになってしまうかも。
本試遊の最後には、片手に電車の車輪の部分を取り付けたボスが登場。このボスがなかなか面白い攻撃をしかけてくるのが驚き。車輪の腕を連続で叩きつける、車輪のついていない腕で数発牽制したあとに車輪の腕でタメ攻撃、両腕ブン回し、ウロウロするときは重い腕を引きずる…などなど自分のキャラクターだけではなく、モンスターも多彩なアクションを繰り出してくる芸の細かさ。もっといろいろな敵と戦ってみたいと思ってしまった。