エヌ・シー・ジャパンは、12月28日、ベルサール汐留において、オフラインイベント「エヌ・シー・ジャパンが行く2011SP NCJapan 10th ANNIVERSARY感謝祭」を開催した。
本感謝祭では、エヌ・シー・ジャパン創立10周年を記念した特別プログラムを組んでおり、各タイトル、会場限定のゲームアトラクション、ライブサーバーとの連動アトラクション、サプライズ発表などを始め、日ごろの感謝を込めた数々のプログラムが用意されていた。
オープニングアクト「108(ヒャッハー)」ライヴ
ニコニコ生放送で試験的に流した結果、大きくユーザーの支持を集めていたMCタナベの率いるバンド「108(ヒャッハー)」がステージの開幕で、ついにライブを実施し、2曲を熱唱した。彼らの歌う楽曲は「タワー オブ アイオン」の日常について、愛を込めた歌詞が特徴で、今回のライヴは、オンラインゲーム業界を震撼させるものとなった。会場のユーザーからも、さまざまな歓声をもらっていたぞ。ちなみにMCタナベが着ていた「108(ヒャッハー)」ポロシャツは自腹!で、しかもNC Japanの仲の良い社員がロゴを作成したとのこと。
タワー オブ カンファレンス アイオン フォーキャスト
「タワー オブ アイオン」次期大型アップデート3.0を中心とした、近い未来を紹介するカンファレンスプログラムが実施。アイオンと言えばこの2人田邊裕貴(MCタナベ)氏と青木淳氏だ。恒例となる天族・魔族の羽もかなりゴージャスにパワーアップしていた。また、今回詳細が発表されたアップデートの実施日について、詳細な公開はなかったが、2012年春を目指しているとのことなのでお楽しみに。
新規エリア「サルファン」
サルファンは「タワー オブ アイオン」ワールドマップの北部(上部)に位置する地域。煉族にまつわる物語が展開される。中央部の「カマル」には要塞があり、天魔同士が会うことができる。PvPエリアやインスタンスダンジョンも存在。風道もあるようだ。フィールドは今までとは少し違うようなデザインになっている。松の木のようなものも確認できる。
新規エリア「ティアマランタ」
龍界の中心部に近い、禍々しい雰囲気のエリア。拠点となる要塞、中央には「ティアマランタの目」という特殊なPvPも可能なエリアが存在する。ティアマランタの目に到達するには、4つの根源のうち2つを同種族で制圧しなければならない。3時間毎に制圧戦が実施される。クエストなども用意される。4つの根源のエリアでは守護者のようなモンスターが鎮座し、PvPは不可能。
新インスタンスダンジョン「アトラム空中要塞」
ドレドギオンの整備の拠点となる「アトラム空中要塞」は、入場レベル55~60、入場者数1名、再入場時間22時間となる。経験値はかなり期待できそうだ。
新インスタンスダンジョン「タメス」
過去にティアマトに挑んだドラゴンの巣「タメス」は、入場レベル56~60、入場者数6名、再入場時間6時間となる。今までのドラゴンとは少し毛色の違うネームドモンスター「ラクシャ」が登場する。
新インスタンスダンジョン「砂君主の巣」
ドラカンとドラタミンを食らう巨大虫が生息する「砂君主の巣」は、入場レベル57~60、入場者数24名、再入場時間22時間となる。ネームドモンスターは「君主ダルターシャ」が登場。
新インスタンスダンジョン「ラディスの森」
太古から精霊が暮らす精霊発祥の地「ラディスの森」は、、入場レベル57~60、入場者数12名、再入場時間22時間となる。ネームドモンスターは巨大な廃墟を体に取り込んだような姿のネームドモンスター「エプラ」が登場。どのように攻略できるのかは謎である。ここで入手できるアイテムで「エレメンタルシリーズ」が作成可能??
新インスタンスダンジョン「ドルゲルの屋敷」
より強い者を作るための邸宅兼研究所「ドルゲルの屋敷」は、入場レベル57~60、入場者数12名、再入場時間22時間となる。「ラディスの森」から入り口は近い。ネームドモンスター「ジャドラ」が登場。スタイリッシュな戦い方はかなりカッコイイらしい。
新インスタンスダンジョン「レントス基地」
龍族に対抗するために作った煉族の秘密基地「レントス基地」は、入場レベル58~60、入場者数6名、再入場時間12時間となる。ネームドモンスター「バサルティ」が登場。強さはハンパなく、倒すのに30分以上かかるとの噂も。
ハウジング
3.0アップデートの目玉となる「ハウジング」の新住宅エリアは天族「エリアン」魔族「ペルノン」という名称になる。住宅エリアでは四季のような季節の移り変わりも楽しめ、専用クエストなども用意される。ハウジングでは、全部で5種類の家を持つことができ、専用スキルで直接帰還することも可能。テラスハウスは1キャラクター1軒もらえる。ランクは「一戸建て」「上級住宅」「高級住宅」「豪華住宅」の5段階存在。広さも変わってくる。
ハウジングの機能については、「ポッティ」「ポーラ」と呼ばれる室内に設置でき、特別な素材が抽出可能。食事や友達の家にワープできる「リレーションオーブ」など便利な機能も盛り込まれるとのこと。また、最大54セルのクローゼット、乗り物の素材をドロップする「季節のアグリント」も登場する。
乗り物
移動手段としても、観賞用としても楽しめる乗り物も公開。イルカのような「ユプリン」、巨大なトカゲのような容姿の「パガティ」、雲のような「くるるん」、変形機能完備の「バイクン」など、形状だけでなくスピードや性能にも違いがあるようだ。
装備グラフィック
おまけ
カンファレンスの最後におまけとして登場したのが、乗り物のグラフィック。この乗り物の名前が「しなやかマン0号機」に正式に決定。直訳されたものと思われるが、このままの名前で決定するとのこと。
そのほか、レベル56以上でも参加できる「サドハドレドギオン」も同時実装に向けて調整中、さらに種族保護や対人補正も撤廃が決定した。初心者のためにPvP禁止のサーバーも準備中とのことだ。
※本カンファレンスで公開された資料は、一部韓国内でのバージョンとなっており、日本での実装時には異なる可能性があるので注意しよう。
アイオン メモリーズ(ニコ生視聴者クイズ)
「タワー オブ アイオン」の2年間の歩みを振り返るトーク企画となる「アイオン メモリーズ」。アイオンのサービス開始から現在までの歴史を振り返りつつ、ところどころでクイズが出題。ワールド対抗で「タワー オブ アイオン」の知られざる歴史に挑んだのだ。このクイズはニコニコ生放送の視聴者も一緒に楽しめるクイズ。正解者はニコ生内の抽選でアイテムをゲットしていたぞ。
会場内のユーザーはワールドに分かれて、多数決で答えを決定。正解すると1ポイントが加算され、一番多いポイントのワールドのメンバーはガチャ券が進呈される。アイオンヒストリーでは、時系列に沿ってオープンβから正式サービス、アップデートを振り返った…のだが、なぜかタナベ氏の語る歴史には「シューゴ族」が暗躍するという外伝?も公開され、笑いの絶えないクイズとなった。結果はどのワールドも1ポイントもゲットできず、代表者のじゃんけんでワールド「シエル」のメンバーがガチャ券を手に入れた。
タワー オブ バトル「ハイパースティクロエディション」
「タワー オブ アイオン」のオフラインイベントでは恒例のPvPバトルアトラクションスペシャル版。舞台となる「スティールクロウ号」の甲板で繰り広げられる来場者同士の天魔バトルに、今回新たに第3テンペルでおなじみの「対空砲」も登場。混戦必至のアトラクションとなった。
天族・魔族30名ずつ、制限時間は30分間、先に敵対種族の全守護塔を破壊した種族の勝利となる。いつものように大砲攻撃&地獄の鈍足ゾーンや巨大な神長も健在。カメラも酔ってしまうほどの乱戦で、あっという間に魔族が勝利を収めて終了した。
タワーオブミッション「亀裂復活祭」
かつて全国を駆け巡った亀裂キャラバンが、本感謝祭で復活。会場の天魔チームが、実際のワールドにある敵対種族のエリアに潜入して繰り広げるワールド連動ミッションバトルだ。アトラクション中は、実施ワールドにシレンテラ回廊へ直通で行けるNPCが出現し、潜入キャラクターには特殊な仕様が施された。制限時間は30分間、最大で10本出現する敵対種族の全守護塔破壊を目指すもの。ライブサーバーとの連動となった禁断のアトラクションは会場、ゲーム内、ニコ生すべてのユーザーが夢中になって遊んでおり、コメントも激減するほど。最終的に魔族10本、天族6本と、魔族が勝利した。
ワールド対抗クイズ(ニコ生視聴者クイズ)
「タワー オブ アイオン」の無駄な知識を競うクイズ大会。今回は、サービスチームが力を注いで、今まで以上にカルトな問題に仕上げており、ワールド毎に正解を競っていたぞ。このクイズもニコニコ生放送の視聴者も一緒に楽しめるクイズとなった。
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