ブラウザ型3DMMORPG「ゴッズウォー」CBTバージョンでのテストプレイレポをお届け&バイキングコスプレの運営チームにインタビューを実施

スペシャル

オー・ジーエンターテインメントが贈る、3DMMORPG「ゴッズウォー」。ギリシャ神話を題材としたゲームの魅力をプレイレポートにて紹介。さらにプロデューサーインタビューも収録したので一緒にお届けしよう。

ゴッズウォーってどんなゲーム?

「ゴッズウォー」はギリシャ神話を基に、古代ギリシャを主軸に構築された世界で繰り広げられる3DMMORPGだ。3Dにも関わらずブラウザ上で気軽に遊ぶことができ、忙しい人にもうれしい「自動狩りシステム」が導入されている。

現在サービスに向けて準備が進められており、1月13日よりクローズドβテスター募集を開始している。今回編集部では事前にプレイする機会を得られたので、気になる内容をレポートしよう。

また、CBT募集内容や職業やシステムなどの情報は前回の記事にて掲載しているのでチェックしてみよう。

テストプレイレポート

キャラクターメイキング

職業はクルセイダー・ドラグーン・エレメンタリスト・クレリックの4種より選択が可能となっており、髪型や表情、さらには眼の色の変更が可能となっている。キャラクター作成時には「アテネ・スパルタ」の2つの勢力の内どちらかを選択でき、選んだ勢力によって物語の進行や遊べるコミュニティが異なり、その2つの勢力によって引き起こされる戦争(大規模PvP)では、各勢力の特色が生かされたプレイが可能となっているぞ。さらに、ギリシャ神話に密接な関係がある12星座は、選択した星座によってキャラクターに変化が起こるとのことだ。

アテネの陣営でプレイスタート

編集部ではさっそくキャラクターを作成し、陣営を「アテネ」に決定。基本的な世界観はギリシャ神話をモチーフとしており、登場するNPCなどもその時代に沿った設定となっている。もしかしたら歴史上の有名人に会える…かも。また、初心者にやさしいガイドUIも完備しているので、ゲームシステムなどで迷ったら参考にしてみよう。

ブラウザで遊べる本作は、究極にリアルを追求したようなクライアントタイプのタイトルとは違い、気軽に楽しめるように開発されており、背景やキャラクターのグラフィックはやわらかく、懐かしいデザインとなっている。最初に降り立つ街では、たくさんのNPCが生活をしており、序盤はこの周辺でクエストをこなしたり、狩りをしたり、武器やアイテムの精製をしたりと、プレイヤーが自由に好きなことを楽しむことができる。

らくらく!自動移動&自動狩りシステム

本作の大きな特徴の1つが「自動狩り(AFK)システム」豊富な行動の条件設定が可能となっており、操作に慣れない人や、仕事や学校などで時間がとれない忙しい人でも手軽に楽しめるようになっている。ただ、自動狩り中でもモンスターがドロップしたアイテムは自身の手で拾う必要があるなど、通常プレイキャラクターとの差別化を行い、バランスの調整もなされている。自動狩り中でもすぐにマニュアルに戻すことも可能。自分のプレイスタイルで使いこなせば超便利。

さらに嬉しい機能として、自動移動システムも搭載。クエストの依頼人はもちろん、マップ内にいるNPCやクエストの対象まで、ポチッとクリックするだけであとは待っているだけ。その間に仕事をしたり、家事をしたりと、忙しい現代人も安心。PCの前に長時間座っていなくても大丈夫だぞ。

クエストにでかけよう!

便利な機能が満載なので、さっそくクエストにチャレンジ。といっても序盤ではむずかしいクエストはまったくなく、「特定のNPCと会話する」「モンスターを10匹倒す」などなど、簡単で手軽に完了できるものばかりなので、積極的にこなしていこう。報酬として消耗品や武器・装備なども入手することが可能だ。

また、一緒に冒険をする「ペット」システムも搭載。ペットは戦闘において回復を行ってくれたり、アイテムや経験値を取得してきてくれたりする強い味方。また、ペットには性別が設定されており、配合を行うなどブリード要素も多く含まれており、愛着を持って育てることも可能だ。今回のテストプレイではパンダが誕生!生まれてからすぐ自分の後ろをチョコチョコとついてくてくれるぞ。また、ペットはエサのタイプや素質・スキルなど個別に能力が違うので、しっかりデータをチェックしておこう。さらにペットど合体すればパワーアップして戦うことも可能だ!

面白いコンテンツはまだまだ!

オンラインゲームで重要な要素となる「チャット」にも、本作独自の仕様を用意。チャット欄に入力すると、なんと某動画チャンネルのように右から左へとコメントが流れるのだ!これをたくさんのプレイヤーが同時に発言すれば…!?エモーションを入力すると自動で顔文字に変換してくれるうれしい機能も。

また、一定レベルに達したプレイヤーは弟子をとることが可能になり、弟子は経験値アップ、自分はお金をもらうことができる。さらにその弟子が一定レベルまで成長すると恩恵を受け取ることができるのだ。その他にも星座アップグレードやスキルトレーニング、称号などやり込み要素もバッチリ。

パーティープレイも遊んでみました

ソロプレイも楽しいけど、やっぱりオンラインゲームで他のユーザーとのプレイも重要!ということで高レベルキャラクター3人でパーティーを組んでインスタンスダンジョンにチャレンジ。ブラウザタイプということで、若干ラグなどの心配もあったが、高レベルスキルを連発しても問題なし!強大でしかも堅いモンスターもパーティーで挑めば怖いものはないのだ。ゲームに慣れたらゼッタイにパーティープレイをオススメするぞ。

いつでも、だれでも、どんな忙しい人も楽しめる3DMMORPG

本作はブラウザタイプということもあり、PCの高いスペックを要求されることもなく、インストールなど一切せずに、すぐにゲームをスタートすることができる。さらにプレイヤーの便利さを追求した自動狩り&移動システム、既存とは違ったユーモアなチャットシステムやギルドなどコミュニティー要素もしっかり構築されているので、ゲーム初心者も、コアなゲーマーでもどちらも楽しめるゲームデザインになっている。ぜひちょっとでも気になったら気軽に遊んでみてはいかがかな?

インタビュー

今回のテストプレイ体験終了後に、オー・ジーエンターテインメント株式会社 オンラインゲーム事業本部 サービス運営チーム ディレクター「北田 新一」氏と、プロジェクトマネージャーの朱景魯 (ジュ キョンノ)氏に本作についてお話を聞くことができたので紹介しよう。ちなみに写真でわかるように本インタビューのために「バイキング」っぽいヘルメットを用意してくれていたのだ。


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左:ディレクター「北田 新一」氏 右:プロジェクトマネージャー「朱景魯 (ジュ キョンノ)」氏

――日本でのサービスを決定した経緯を教えて下さい。

朱氏:オー・ジーエンターテインメントの代表が、開発会社のIGG社とつながりがあったことと、IGG社がビジネスパートナーを探しているというタイミングでうまく手を組めたことが経緯となります。

北田氏:台湾やフィリピンなど海外で、Facebookにおいてサービスを開始していたとのことで、実際に社内でテストプレイしてみて「これいいね!」とほぼ一目惚れのような状態で、サービス決定まであっという間でしたね。

――日本での運営について苦労した点を教えて下さい。

北田氏:やはり中国の開発会社との交渉において、言葉の壁や、慣習・文化の違いなどで苦労しましたね。海外と日本で通用するコンテンツの種類が違うことが多く、調整することは今でも苦労しています。ただ、お互いのコミュニケーションは密に取れるようにしています。

朱氏:海外で長くサービスを続けていたタイトルを日本で新たなサービスを開始するにあたり、ローカライズや独自コンテンツの導入など、日本のプレイヤーが楽しめるように尽力しています。開発側とはメッセンジャーや映像会議などで、毎日やり取りしていますよ。

――開発のコンセプトを教えて下さい。

朱氏:やはり手軽に神話の世界観と、MMORPGを楽しめるところですね。特に初心者が簡単に迷わずプレイできることがメインコンセプトとなります。

北田氏:初めてプレイしてもすぐにレベルが上がり、さらに神話の世界を楽しめるように作られています。UIもより初心者が手軽にプレイできる導線を考えて開発しています。

――日本独自のコンテンツを教えて下さい。

朱氏:現在用意しているのが「サムライ」です。ギリシャ神話だけでないものも実装していきたいですね。巫女さんも考えています。某動画チャンネルのようなチャットシステムも日本独自仕様です。

――チャットシステムの実装の経緯は何ですか?

北田氏:とにかく運営側で何か面白いことを企画したいという話が上がり、とりあえず実装してみて面白かったので「これは入れよう!」と開発に依頼しました。他にも要望などありましたらどんどん送ってください(笑)。

――他の企画などはありますか?

朱氏:現在はペットと乗り物を開発側に検討してもらっています。

北田氏:上がった企画の中には「人力車」など、乗り物なのにプレイヤーが自分で引くといったものや、だるまがゴロゴロ転がっていく乗り物などもありました。

――どんな層のプレイヤーを想定していますか?またどんな遊び方をしてほしいですか?

北田氏:やはりまずはライトユーザーの方々ですね。インストールもありませんし、忙しい人も気軽に触って欲しいです。平日は会社で、休日はHDモードで友人とインスタンスダンジョンに、など幅広いジャンルの人が楽しめると思います。

朱氏:武器や装備の強化や、属性などこだわりまくれば、極めることも可能です。現在テストの段階でも「ここまで極められるんだ!」と驚くことが多いです。

――PvPなど対人戦は実装しますか?

朱氏:アテネとスパルタに分かれて戦うのはメインストーリーとなりますが、戦争が多発する地域でもPvPが可能・不可能な場所も存在します。

北田氏:ゲーム内でいきなりPKされて困った場合は、街にいる「衛兵」の近くに逃げれば助けてもらえる場所もあるので、うまく利用してください。また、PvPの中にPvEが存在するエリアもあり、プレイヤーVSプレイヤーVSモンスターの三つ巴を楽しむこともできます。さまざまな戦場を駆け抜けて本物の英雄になってください!

――GvGなども?

朱氏:現在はまだ開発中です。ただ、ギルドメンバーだけ入手できるアイテムや、ポイントももらえるので、狩りや素材集め、コミュニティーでまずは楽しんで欲しいと思います。ギルド単位でもらえる神の加護もあるんですよ。

――現在のローカライズの進行度を教えて下さい。

朱氏:開発はほぼ終わっているんですが、NPCの会話やテキストの再調整などを実施しています。

――自動狩りなど既存ではめずらしいシステムを搭載した経緯は?

朱氏:クライアント型のタイトルではマクロなどを使って自動的に行動することもできますが、本作は手軽に、プレイスタイルによって遊び方を選んで欲しいと思っています。もちろん自動狩りのメリット・デメリットも調整しているので、うまく利用して遊んでください。

北田氏:特にPCに関する知識がなくても遊べますし、よりプレイヤーがストレスなく遊べるように考えています。まずは楽しんでもらえないとダメだといった認識を運営・開発で持っています。

――正式サービス後のアップデートの予定を教えて下さい。

朱氏:まだ調整中ですが、レベルキャップの開放や、2段階くらいにわけた大型アップデートなどを準備しています。

――キャラクターやペットなどデザインのコンセプトを教えて下さい。

北田氏:基本的にはギリシャ神話をモチーフにはしていますが、ペットやNPCはその限りではありません。カワイイ系からオネエ系などさまざまなキャラクターが実装されています。

――世界観はギリシャ神話ですが今後他の神話なども登場しますか?

朱氏:日本の神話や昔話もぜひ取り入れていきたいですね。もちろん北欧神話やケルト神話なども今後考えていきたいです。シナリオに関してはまだエンディングを準備していません。

北田氏:シルクロードと絡むサブストーリーなど、オリエンタルな雰囲気のクエストなども登場するかも知れません。世界観のベースはありますが、最終的にストーリーを紡いでいくのはプレイヤー自身ですね。

――職業のバリエーションは今後増える予定ですか?

北田氏:現在4種類の職業を用意していますが、今後その上位職を考えています。さらに副職業もライフスキルなどを含め、プレイヤーの自由な成長を楽しむことができます。もちろんプレイヤーの要望があれば他職業も検討します。ちなみにレベル100までは職業の変更は自由に可能なんです。武器などは職業ごとにもらえます。

――台湾やフィリピンのユーザーからの要望・依頼を教えて下さい。

朱氏:海外でのサービスに関しては、現在かなり落ち着いているので特徴的な要望などはありませんね。ただ、日本サービスでのバージョンは世界で運営してきて調整されたものが使われるので、かなり完成度は高くなっていると思います。

――他のブラウザ型・タブレット・スマホ対応のゲームをどう感じていますか?

北田氏:本作もタブレットやスマートフォンで遊べるように調整していきたいですね。

――これから遊ぶユーザーにアピールとメッセージをお願いします。

朱氏:本作は手軽にプレイでき、インストールなどもなくすぐに遊べます。ライトユーザーもやり込みたいユーザーも両方楽しめるように開発しています。ユーザー目線でのUIや便利システムも搭載しているのでぜひ楽しんでください。

北田氏:クローズドβテストも準備しており、ほぼ正式サービスと変わりのないバージョンで楽しめますので、ぜひドシドシ遊びに来てください!

――ありがとうございました。

ゴッズウォーサービス終了

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