2012年2月2日~6日まで台湾・台北市「台北世界貿易中心 南港展覧館」にて開催されている「台北国際ゲームショウ 2012」。今回は初取材となったが、アジアならではのゲーム見本市としての魅力の一端を感じることができた。
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ゲームショウと言えば、次世代ハードや新作タイトルのサプライズ発表、声優やアーティストを招待しての豪華なステージイベントなどといった、「ショウ」色の強いイメージがあるが、アジアのゲームショウでは「ゲームを思いっきり遊ぶ」ことが重要となっており、とにかく試遊台が多い上、誰でも遊ぶことのできる機会を得ることができる。普段遊んでいる友人といっしょに、家族や恋人と気軽にゲームを遊ぶに来場する人も多い印象だった。ゲームを遊ぶながら大笑いをしたり、格闘ゲームで本気で悔しがったり、新ハードを目をキラキラさせながら触っている子も本当に多く見られた。
会場には、組み合わせて特別価格になるお得なパックや、PCゲームソフトのワゴンセール、ゲーミングデバイスの試遊&販売も活発に行われており、夕方にはたくさん袋をかかえて帰っていく人も。残念ながら撮影はできなかったが(怒られてしまった)、正規ルートではないように見えるアニメやゲームの中古グッズや同人誌、デジカメや周辺機器、さらにはマジックを披露するブースなどなど、アジアらしいカオスな部分も垣間見ることができたのだ。ぜひ興味を持った人は旅行を兼ねて訪れてアジアの熱さを感じてくれれば幸いである。