セガは、「ファンタシースターオンライン2」において、PS Vitaでもサービスを行うことを決定、2013年にサービス開始を予定している。
「ファンタシースターオンライン(以下、PSO)」は、家庭用ゲーム機初の本格オンラインRPGとして2000年12月にドリームキャストで発売されました。その正統後継作品となる「PSO2」はWindowsPC用として開発がスタートしましたが、家庭用ゲーム機での展開を検討したとき、ちょうど登場したのがPlayStation Vitaという新たなプラットフォームでした。
PlayStation Vitaは、携帯機でありながら据え置き機にも匹敵するポテンシャルを持ち、オンラインゲームをプレイするのに十分な通信性能を備えています。家でも外でも変わらないクオリティでオンラインプレイが可能になるという点、それにより新たなオンラインゲームの遊びが提供可能になることから、「PSO2」が挑戦すべきプラットフォームとして選択するに至りました。
PC版とVita版は同じサーバーでプレイすることができます。つまり、PC版ユーザーとVita版ユーザーが同じ世界で一緒に冒険をすることが可能です。また、PCとVitaでデータを共有することができるため、PCのプレイデータをVitaでもそのまま使うことができ、家ではPCで、外出先ではVitaで、という従来にはなかった遊び方も可能になるのです。
PC版「PSO2」は、先日、5万人規模で実施したα2テストが終わり、次はさらに大規模な次回テスト(クローズドβテストを予定)へ向けて開発を進めている段階です。対して、Vita版はまだ開発がスタートしたばかりですが、同じデータでどちらも遊ぶことができますので、Vita版にご期待いただいているユーザーの皆様も、まずはPC版「PSO2」の情報や動向にご注目ください。
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