カプコンは、「鬼武者Soul」において、新たな武将として「高坂昌信」「太田道灌」の情報を公開、公式プロモーションサイトでは、Web小説第二話「龍と虎 第一章」を公開した。
幻魔陣営の武将から「高坂昌信」「太田道灌」を紹介!
高坂昌信(こうさかまさのぶ)
イラスト:坂井結城
山梨県(甲斐)
武田家家臣。別名春日虎綱、通称弾正忠。甲斐の豪農・春日家に生まれ、信玄に登用される。近習、使番を経て侍大将、宿老へと昇進。信濃の名族高坂氏の名を賜った。攻守に優れた名将で、信濃海津城・小諸城の城代を務めた。「甲陽軍鑑」は彼の著作とされる。
太田道灌(おおたどうかん)
イラスト:いちげん
東京都(西武蔵・小笠原)
扇谷上杉家家宰。武蔵江戸城・岩槻城・河越城を築いた。主君定正や堀越公方の命を受けて、駿河から上総まで生涯三十余度の合戦を戦った。特に長尾景春の乱をほぼ独力で鎮圧し英傑の名を高めたが、警戒した定正により暗殺。最期に「当方滅亡」を予言した。
Web小説「奇譚」を更新!
3月23日(金)に第二話「龍と虎第一章」を公開いたしました。ここでは、その一部をご紹介!
春の麗(うら)らかな日差しが、新緑に彩られた信濃の山脈を鮮やかに浮かび上がらせる。雪を冠した山嶺(さんれい)から吹きわたる風はまだ冷たい。
畦道(あぜみち)に咲く菜の花が風を受けてなびく中、馬を駆る少年の姿があった。まだ元服して間もないと思われる年頃のその少年は、物思わしげな表情を変えないまま馬を走らせていく。
小川に辿(たど)り着いた少年は、しばらく鞍上から風に揺れる草むらを見つめていたが、愛馬のたてがみを撫でると優しく語りかけながら地面へと降りた。
「ああ、何でもない。すまなかったな」
そう言って、蹄(ひづめ)に詰まった泥草を取り除くために、馬を小川の浅瀬へと引き込む。
少年が馬の蹄を洗っていると、別の馬の足音が近付いてきた。三騎だ。馬はこちらに近づくにつれ速度を緩め、ついにはほど近くで足を止めた。
一騎には初老の武士、もう一騎には若い武士が跨(またが)っている。どちらも身だしなみはきちんとしていて、名のある武家の者だと一目でわかる。残りの一騎には空の鞍が乗っているのみだ。
「その方。このあたりで人を見なかったか?」
馬に跨ったままの若い武士が、何の前置きもなく少年へ訊ねた。しかし少年は憮然としたまま返事もせずに馬の蹄を洗い続けている。
この続きは、プロモーションサイトにて
次回更新は3月30日(金)!ご期待下さい!
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