リネージュ2、よりアツい血盟バトルが楽しめるように調整！今夏実装予定の次期アップデート「Infinity(仮)」新情報がちょっとだけ公開

エヌ・シー・ジャパン社内で実施された「リネージュ2」メディア向けカンファレンスでは、今夏実装を予定している次期アップデート「Infinity(仮)」について情報が公開された。

本カンファレンスでは、2012年5月13日石川県で開催された「NCJ TOY-BOX TOUR2012 LineageII 北陸地区公演」にて発表された内容を含めた、今後のアップデートに関しての新情報が、プロダクトマネージャー「五條隆将」氏から公開された。

2012年6月25日に正式サービス8周年を迎える「リネージュ2」では、今後さまざまな企画を準備している。おさらいではあるが、「リネージュ2」のゲーム内ストーリーでは、これまでの世界が崩壊し「破滅の女神シーレン」が復活した激動の時代を送ってきているのだが、2012年夏以降の「リネージュ2」はいったいどこへ向かっていくのか？五條氏が語った内容をちょっとだけ紹介しよう。

8周年企画と次期アップデート「Infinity(仮)」

企画の目玉として、「全サーバー英雄決定戦」「夏のスペシャル宝くじ」「FS感謝の宴 in 特設サーバー」などが予定されている。「全サーバー英雄決定戦」では、2011年11月に実装されたアップデート「Goddess of Destruction」において、それまでの英雄が8種類に減っているが、その中から各クラスの英雄を決め、全サーバーで1位を決定する。

「夏のスペシャル宝くじ」では豪華な賞品が用意、「FS感謝の宴 in 特設サーバー」では、特設サーバーでFS（ファンサポート）と一緒に遊べたり、自分のサーバーにお土産を持って帰れる、などたくさんのコンテンツが企画されている。

今まで「The Chaotic Chronicle」「The Chaotic Throne」「Goddess of Destruction」と大型アップデートを実施、比較的小さなアップデートも含めると、今夏のアップデートは通算20回目となる。

今夏以降に予定されているアップデートの主な内容は、プレイヤーの要望や意見を強く意識し、さらにそれを解決するようなコンテンツが多くなっている。「魂の島リニューアル」では、現在は初心者エリアとして機能しているが、高レベル帯としてリニューアルされる。「Goddess of Destruction」で登場した新エリア「フェアリーの移住地リニューアル」では、さらにソロで楽しめるようになる。

また、現在人気のコンテンツとなっている「ソロ型カルティアの迷宮」は、難易度をダウンし、ソロや少人数パーティーのための狩場の充実を図るとのこと。

血盟戦の敗北宣言廃止

「Goddess of Destruction」アップデート前までは、一方的な宣戦布告、恐喝や脅しとも思える行為がゲーム内で蔓延しており、血盟戦自体を嫌うプレイヤーも多かったらしい。運営の意向としては「血盟戦をいかに楽しめるようにするか」ということを目指しており、血盟戦を任意に終わらせることができる「敗北宣言」を導入、日本独自の仕様として、敗北ができる期間を7日から0日に調整するなどの工夫があった。

今回のアップデートで敗北宣言が廃止されることで、血盟戦をしたくないプレイヤーにとっては少々キツくなるイメージではあるが、今後布告してきた血盟に対して、まったく無抵抗な期間を超えれば（反撃をしない）、血盟戦を終わらせることが可能になる。

混沌の祭典の匿名性を強化

「混沌の祭典」では、これまでのPvPコンテンツとは違い、キャラクター名を隠したり、チャットができないなど匿名性を意識しているが、ボイスチャットやPCを並べてプレイするなど、特定のグループで有利に進めるような行為が懸念されていた。そこで、このPvPに参加する場合は容姿が統一され、参加プレイヤー名もクライアントによってランダムに設定されるようになる。