セガは、本日6月15日よりプレオープンβテストを開始する「ファンタシースターオンライン」について、正式サービス開始時に配信されるストーリーおよびゲーム内に登場するキャラクターの情報を公開した。
本作のストーリーは、「マターボード」と呼ばれるシステムを軸に展開する。プレイヤーが新人アークスとして、惑星ナベリウスに降下する直前からストーリーはスタートする。
ゲーム開始早々キャラクター「シオン」から手渡されるマターボード。これまでのシリーズ作品では、ストーリーモードとマルチモードはそれぞれ独立したコンテンツだったが、本作では、普段のクエスト中から、プレイヤーが意識することなく、キャラクターとの出会いやイベントが行われることになる。
メインのストーリーを語るストーリークエスト自体は1人用で、特定の条件を満たすことでプレイできる。この特定の条件を満たすために使われるのが「マターボード」だ。
マターを達成をするための「目標」は、特定のアイテムを手に入れることや、特定のイベントを見ることなどさまざま。マターを達成した状態で、以前プレイしたストーリークエストをプレイすると、以前とは違う展開が起きるかもしれない。
1つのマターボードのマターをすべて達成すると、新たなマターボードを渡され、次のストーリークエストを受けることができる。今回は正式サービス開始時に配信される1章~4章までのストーリークエストのあらすじを紹介しよう。
ストーリーあらすじ
1章「ずっと明日を待っていた」
アークスシップ内で知り合った「シオン」の依頼によって、再度ナベリウスへと降り立つことになった。具体的な依頼内容などはなにもなく、ただ「ナベリウスに行ってほしい」と、それだけを彼女は告げた。降り立つ先で何が待つのか。まだ誰にも、わからない。
※1章はすでにCBTで体験できたが、さらに展開が変化している。
2章「不気味なナベリウス」
惑星ナベリウスの成り立ちに疑問を抱く、学者「ロジオ」の依頼を受けて、ナベリウスへと降り立つ。目的は、森林を越えた先に唐突に広がる凍土のデータである。しかし、そこにはすでに不穏な先客の雰囲気が漂っていた。
ロジオ(CV:白鳥哲) ヒューマン 男
惑星の組成や地質などを調べている学者。アークスとしての資格は所持していないため、情報は依頼で集めてきてもらうようにしている。惑星ナベリウスの星としての成り立ちに違和感を覚え、情報収集を依頼してくる。
3章「砂塵の奥」
砂漠に覆われた惑星リリーパにて、小さな影の目撃情報が後を絶たない。「フーリエ」と名乗るキャストもまた、小さな影に救われたのだと強く主張する。彼女に請われる形で、リリーパへと降り立ち、共にその小さな影の痕跡を探ることに。やけに機甲種の動きが活発だが……。
4章「龍の病」
屈強な龍族の住まう惑星アムドゥスキアの火山洞窟へ、研究者でありアークスである「アキ」とその助手「ライト」と共に降り立つ。龍族は独自にダーカーを撃退できるが故にアークスへの協力を拒むのだが、それにしては昨今、狂乱する龍族が増えすぎていると、アキは言う。
多彩なキャラクターを紹介!
「PSO2」の世界では、ストーリークエストだけでなく、アークス・ロビーやクエスト内など、さまざまなところで、キャラクターと出会う機会が存在する。
彼らはそれぞれの目的を持って、オラクルで活動を行っている。このほかにもたくさんのキャラクターが存在しており、一見重要そうには思えないキャラクターとの会話も、重要な鍵になっていることがあるのだ。ストーリーは定期的に配信されていくので、こちらも目が離せないぞ。
ゼノ(CV:木村良平) ヒューマン 男
優秀なアークス。面倒見が良く、兄貴分的な存在。口ではさばさばしたようなことを言うが、困っている人を見ると放っておけないお節介焼きな面がある。それもこれも、かつて世話になった「師匠」の教えによるものらしい。古参のアークスからいろいろと目をかけられており、よく仕事を頼まれている。本人は面倒だとぼやくことも多いが、イヤとは言わない。
エコー(CV:日笠陽子) ニューマン 女
ゼノと共に活動しているアークスの女性。自称、ゼノの保護者。先輩っぽく振る舞おうと頑張ってはいるが、ボロが常に見え隠れしている。おっちょこちょいでドジ。ゼノがなるから自分も、という動機でアークスになった。そのためかはわからないが、彼についていくには実力が不足気味。
アフィン(CV:下野紘) ニューマン 男
プレイヤーと同期生のアークス。初対面で気さくに相棒と声をかけてくる。それなりに真面目で、愛想が良く、そこそこ臆病な、至って普通の少年。アークスになった理由は、ダーカーを倒すためではなく、何かを探しているからとのこと。戦闘はあまり好まない。
シオン(CV:緒方恵美) ヒューマン? 女
ショップエリアの中心部にて、常に物憂げな表情で佇んでいる女性。感情の発露が薄く、すごく硬い言動は、要点理解の妨げとなっている。しかし、本人的には精一杯かみ砕いて伝えようとしている模様。プレイヤーに対し、懇願するような言葉と共に「マターボード」を渡してくる。それによって、彼女が一体何を成し得たいのかは、まだ不明である。
マトイ(CV:佐藤聡美) ヒューマン? 女
惑星ナベリウスにおけるダーカー大量発生時に保護された少女。記憶を失っている様子。しかし、ただひとりの名前だけは覚えていた。非常に人見知りをするが、根は好奇心旺盛。あらゆる情報を新鮮と言い、嬉しそうに観察する。
フィリア(CV:植田佳奈) ヒューマン 女
ゲートエリア内にあるメディカルセンターの局員。保護されたマトイを心配し、常にそばにいてくれる心優しき看護官。彼女が記憶を取り戻すための手伝いをしたいと、さまざまな方面からアプローチをしている模様。
ゲッテムハルト(CV:飛田展男) ヒューマン 男
悪名が広く知れ渡っている武闘派のアークス。強い相手と戦い、それを倒すことを何よりの喜びとする。ダーカーに対する敵愾心が非常に強く、侵食された疑いがあるものならば躊躇いなく殲滅する。他者との交流を一切排斥しているが、唯一メルフォンシーナのみ、その傍にいることを許している。
メルフォンシーナ(CV:花澤香菜) ニューマン 女
ゲッテムハルトに付き従う小柄な少女。彼を常に様付けで呼称し、どんなに辛いことがあってもついていく。口数が少なく礼儀正しく、物静かな印象を与えるが、ゲッテムハルトが関わることになると容赦がなくなる。
パティ(CV:阿澄佳奈) ニューマン 女
自称、アークス一の情報屋姉妹。双子の姉。異常なほどのハイテンションが特徴の女の子。喋りたいことを喋りたいだけ喋り通す。最近出会った新人アークスは、自分の話をちゃんと聞いてくれるのでお気に入りらしい。時折ぽろっと本質をつくような一言や、とんでもない情報を掴んでくることがある。そういう意味では情報屋に向いている。
ティア(CV:井口裕香) ニューマン 女
パティの双子の妹。情報屋姉妹を名乗ってはいるが、本格的な情報収集は全てティアが行っている。姉とは対照的に落ち着いている。だが、突っ込む時は辛辣。姉の喋ったことの間違いを修正する役割。
フーリエ(CV:金元寿子) キャスト 女
子供っぽく、猪突猛進なふしのある純朴な性格のアークス。素直で純朴、一途で天然。くじけそうになったと思ったら、すぐに立ち直ったり、ヘタな人間よりも情緒にあふれている。それゆえ、キャストっぽくないと形容されることもしばしばある。惑星リリーパにて、リリーパ族に窮地を救ってもらったことがあり、それに強い恩義を感じている。なんとかして恩返しをしようと、あの手この手で交流をはかろうとする。
アキ(CV:渡辺久美子) ヒューマン 女
アークスでありながら研究者でもある才女。一つの物事に対し深く入れ込み、周りが全く見えなくなるタイプ。現在は惑星アムドゥスキアの龍族について調べている。研究対象である龍族の凶暴化について様々な方面から調査を行っていて、その原因と解決法を模索している。
ライト(CV:柿原徹也) ニューマン 男
アキに付き従う助手。一応アークスとしての資格も所持しているが、あまり戦闘には出たがらない。生活能力など、研究以外の能力に乏しいアキのサポートとして日々奔走している。基本的に怖がりで臆病なので、怖いことがあるとすぐに逃げようと進言する。
レダ(CV:白鳥哲) ニューマン 男
この前修了任務を終えたばかりの新米アークス。噂を聞きつけるとすぐに誰かに話したがる。若いためか感情の起伏が激しく、しょげたり喜んだりを頻繁に繰り返す。根は善人だが、その軽い言動と容姿から勘違いされることが多い。
ジャン(CV:秋元羊介) ヒューマン 男
長年アークスとして活動している古参の男性。若年層に向けて、長年の経験を活かした助言などをすることを己の義務と思っており、一度話し始めると夢中になって話し続けてしまう。その話の長さから、一部から迷惑がられてもいる。なお、本人に悪気は一切ない。当然いいことだと思っているから、やめる気もない。
ヒューイ(CV:柿原徹也) ヒューマン 男
アークスの中でも圧倒的な実力を持ち、絶対命令権を持つ六人、六芒均衡の六。通称、隠しておきたい六芒均衡。熱血気質で規格外の強さを誇るが、とにかくうるさくて、声がでかい。実力もあるし、優しく、誰よりも強い存在だが、天然でやかましい。出来ないことを出来るようにするために努力を続けてきた結果、六芒均衡に据えられてしまった。それでもなお研鑽を忘れない。
ジグ(CV:立木文彦) キャスト 男
やる気なさげにショップエリアで佇んでいるキャストの男性。昔は頑固な刀匠として名を馳せ、その武器を求めるアークスが多かった。だが、最近は情熱が失せてしまい、日がな一日何をするでもなくぼうっと過ごしていることが多い。
テオドール(CV:岡本信彦) ニューマン 男
アークスになりたくなかったのに、才能があったからアークスになってしまったという経歴の少年。そのためか、任務に対してやる気を見せず、常に楽をしようと考えている。アークスになりたくてもなれなかったという友達がいる。そのため、ことさらにアークスになってしまったことに負い目を感じている。
ウルク(CV:伊瀬茉莉也) ニューマン 女
アークスを目指していたが、致命的なまでに才能がなかった女性。だが、へこんだ様子は微塵も見せず、吹っ切れたようにさばさばと振る舞う明るい女の子。自分と対照的に、アークスになりたくないのになってしまった友達のことを心配している。
クライアントオーダー
キャラクターからの依頼を受けて、特定のクエストをクリアしたり、クエストをプレイして集めた要望のものをキャラクターに渡すことが主な目的となる。
これをクリアすることで得られる経験値や報酬がありますので、漠然とクエストをプレイするだけでなく、クライアントオーダーを受けてクエストをプレイする方が、より効率よいプレイとなる。
各クラスの指南役として登場するキャラクターにまず話しかけて、クライアントオーダーを受けてみよう。自分が持っている武器を貸してくれ、簡単な使い方をレクチャーしてくれる。一定数のエネミーを討伐することで、その武器をプレイヤーにくれるぞ。買うまでもなく、すべてのカテゴリーの武器を手に入れることができるのだ。
ここでは、序盤でオススメのクライアントオーダーを紹介しよう。
オーザ 大剣の扱い方
オーザ(CV:下野紘) ヒューマン 男
ゲートエリアにいるアークス。クラスはハンター。明るく朗らかな性格をしており、面倒見もいい。ハンターというクラスに誇りを持っており、逆に体力が低く常に危なっかしいフォースを嫌っている。
オーザはハンターの指南役として登場。ことあるごとに、なにかとハンターを押してくる。
リサ 長銃はこう使うんですよお
リサ(CV:花澤香奈) キャスト 女
ゲートエリアにいるアークス。クラスはレンジャー。銃というものをこよなく愛し、銃撃による蹂躙を何よりも好む。とても正気じゃないような言葉遣いを見せるためか、アークスとしての実力は確かながらも敬遠されている。
リサはレンジャーの指南役として登場。非常に危ない言動をするのが玉にキズだが、腕は確かなレンジャー。
マールー 長杖の扱い方
マールー(CV:門脇舞以) ニューマン 女
ゲートエリアにいるアークス。クラスはフォース。あまり感情を露わにせず、物静かで無口。フォースというクラスに誇りを持っており、ちょろちょろ動き回ってて邪魔という理由でハンターが嫌い。
マールーはフォースの指南役として登場。フォースが一番と信じ、ハンターを毛嫌いするそぶりを見せている。
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