ベクター、オンラインゲームユーザーの本人認証にサードネットワークスのワンタイムパスワード認証「SecureOTP」を採用

ベクターとサードネットワークスは、サードネットワークスのワンタイムパスワード認証ソリューション「SecureOTP」の、ベクターへの提供に関する一切の契約が完了したことを発表した。

ベクターは7月12日から「ARK FRONTIER」で「SecureOTP」によるゲームユーザーの本人認証を開始、その後順次ゲームタイトルを拡大し「GAMESPACE24」「ブラゲタイム」のゲームタイトルで本人認証に「SecureOTP」の利用を計画しています。

オンラインゲームやSNSではゲーム利用者のなりすましが横行しており、ゲーム通貨やアイテムが詐取される「アカウントハッキング」が大きな社会問題になっています。

特に近時のスマートフォン利用者の拡大に伴い「アカウントハッキング」のリスクは増大しており、行政や警察庁はオンラインゲーム事業会社に対してワンタイムパスワードなどのセキュリティ強化策の導入を要請し、ゲーム利用者にはセキュリティ強化の啓蒙活動をさかんに行っています。

ベクターでは斯かる状況に鑑みゲーム利用者の安心安全の確保と、オンラインゲーム会社の社会的責任を果たすべく、この度「SecureOTP」を導入することとなりました。

ベクターとサードネットワークスは、今回のベクターの取り組みが呼び水となって、オンラインゲーム会社各社とゲーム利用者のセキュリティ意識が向上しワンタイムパスワードなどのセキュリティ強化策の採用・利用が加速され、オンラインゲームのセキュリティ向上することを願っています。

ワンタイムパスワード認証と「SecureOTP」について

ワンタイムパスワード認証とは30秒程度の一定の短い時間だけ有効な使い捨てのパスワードを発行し、認証強化を図るソリューション。金融機関やインターネットバンキングや企業のリモートアクセスなどで広く使われています。

オンラインゲーム業界においては(社)日本オンラインゲーム協会がサードネットワークスの「SecureOTP」を業界標準のゲームユーザーの本人認証基盤として採用、各社で導入が進んでいます。「SecureOTP」はサードネットワークスが提供するワンタイムパスワード認証で、いちはやくiPhoneやAndroidケータイに対応したことで注目されています。

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