2012年7月26日~29日まで、中国・上海市「上海新国際博覧中心」にて開催されている、中国最大規模を誇るゲームショウ「ChinaJoy 2012」。BtoC会場で出展している「Tencent Games(騰訊遊戯)」ブースレポートをお届けする。
「Tencent Games(騰訊遊戯)」は「Shanda Games(盛大遊戯)」と同じく、中国を代表するオンラインゲーム会社の1つで、2011年にはグリーと業務提携を実施、2012年6月には自社アプリ「WeChat」を世界の市場に向けて展開を開始している。
ブース内では中国のテレビ局や各メディアの取材がひっきりなしに実施され、それを見ようとさらに来場者が次々と殺到。一時はブース内で身動きがとれなくなりちょっとしたパニックになる場面も。また機器や回線の不調なのか、初日はすべてのPCモニターがシャットダウンされ、プレイすることが不可能になっていたことも残念だったが、すぐに復旧したとのことだ。
出展タイトルとしては、韓国NCsoftが第3次クローズドβテストを実施、日本でのサービスも期待される新作タイトル「Blade&Soul」や「Asura」「自由足球」「METRO CONFLICT」や「League of Legends」が展示。
「自由足球」
アメリカンコミック風のキャラクターを使って楽しむオンラインサッカーゲーム。ポジションごとにキャラを設置でき、試合は見下ろし型のオーソドックスなサッカーゲームとなっていた。
「Asura」
硬派な中国風MMORPG「Asura」は、建物やキャラクターもガッチリ中国の歴史を意識した作り。グラフィックもかなり緻密に描き込まれている。
「Blade&Soul」
韓国NCsoftが第3次クローズドβテストを実施、日本でのサービスも期待されるノンターゲティングMMORPG「Blade&Soul」もプレイアブル出展。特に韓国CBTのバージョンとは変わった点は見られなかったが、連日モニターが見えないほどの混雑ぶりで行列も途絶えなかった。
「League of Legends」
アメリカ「Riot Games」が開発を手がける、リアルタイムストラテジーゲーム「League of Legends」。世界中のオンラインゲームプレイヤーが熱中しており、5VS5でマップの中を2つの陣営に分かれて戦いながら、最終的に「Nexus」本拠地と呼ばれる「Nexus」を破壊することが目標となる。本ブースでも十数台のPCで連日PvPが実施され、こちらも行列が絶えなかった。