新たなコンテンツや企画が続々発表された「アットゲームズファン感謝祭2012 in 東京セルフィフェスティバル」の模様をリポート

ジークレストは8月5日、オフラインイベント「アットゲームズファン感謝祭2012 in 東京セルフィフェスティバル」を秋葉原UDX 2Fのアキバ・スクエアで開催した。



猛暑にもかかわらず1500人を越えるファンが来場し、会場内は大盛況となった。

会場内ではグッズの販売や各種イラストの展示、限定グッズがもらえるアトラクションなどが行われた。ゲーム内の限定アイテムがもらえる「セルフィアイテムカード」の販売コーナーは特に人気で、開場と同時に長蛇の列ができあがっていた。



限定アイテムカードやグッズの販売コーナーには多数のファンが殺到。



アトラクションやグッズガチャ、イラスト展示など多彩な催しが実施されていた。

メインステージではアットゲームズプロデューサーの竹下加奈子氏と運営チーム・チームマネージャーの富田裕介氏より、さまざまな開発秘話や新コンテンツの情報などが披露された。

まず、今回のイベントで販売されたセルフィのアイテムカードが「Stage（ステージ）」をテーマに制作されたことを紹介。4人のデザイナーが、このテーマをもとにしてマジシャンやパンクロック、和ゴシック風の衣装などをデザインしていったのだと語った。



富田裕介氏（左）と竹下加奈子氏によるトークイベントが実施。



アットゲームズの累計会員数は360万人を突破しているとのことだ。

「ちょこっとクエスト」のモンスターを使って戦うカードゲーム、「ちょこクエ☆モンスターカード」については、モンスターがかわいらしく種類も多いので、何かできないかと思い、企画されたという裏話が明かされた。

さらに、「ちょこっとクエスト」に、新たな魔王が出現するエリアが期間限定で登場することもあわせて発表。富田氏によると、魔王は猫っぽい姿をしたかわいらしいモンスターで、このイベントのために新たなに描き下ろされたとのことだ。

竹下氏による、5月に実施された釣りイベント「セルフィッシング」に登場した釣り師の「じゃろ」の再就職先の提案も行われた。竹下氏は「セルフィッシングエリアの伝説の釣り師」の異名を持つ新たな魔王として登場してほしいと強く希望。ほぼごり押しのような形で、この案が採用されることとなった。11月ごろに登場予定とのことなので、「じゃろ」ファンは乞うご期待だ！



富田氏によるモンスターカードのラフスケッチや新たな魔王のイラストなども公開された。



「じゃろ」の再就職先候補として、竹下氏がいろいろな珍アイディアを披露。

続いて、アットゲームズコンテンツプロデューサーの清水道仁氏が加わり、話題は最近まで実施されていた、衣装でセルフィを強化して戦う「ドレスアップサマナー」へ。竹下氏によると、このイベントは「タンスに眠る財産を何とかできないか？」「もっとファッションを人に見せる機会はないか」という考えから企画されたのだという。

ただ、想定外のことも多かったようで、特に武器集めを終えたユーザーが初心者などの弱いプレイヤーのために武装をはずして戦う「武装解除」への対処は大変だったとのこと。

ユーザー同士の純粋な思いやり行為なのだが、このイベントはユーザーの強さに合わせて対戦相手がマッチングされるようになっていたため、この「武装解除」が定番化することによって強いプレイヤーが少なくなり、いつも同じ人との対戦になるなどのマッチングのかたよりが起きてしまったのだという。そのため、申し訳なかったが一度仕切り直さざるをえなかったと振り返った。



アットゲームズコンテンツプロデューサーの清水道仁氏（中央）



「武装解除」の一般化は、運営チームにとってかなり想定外だったようだ。

「ドレスアップサマナー」が、新たなコンテンツとして実装されることも発表された。清水氏によると、さまざまな新機能が搭載され、スマートフォンでもプレイ可能になるなど、大幅にパワーアップを遂げるとのこと。現在鋭意制作中で、実装は年内を予定しているそうだ。

また「プロジェクト：ドレ♪つく」と銘打たれた新コンテンツの実施も発表。内容はまだ明かすことはできないが、年内の実装を目指しているとのことなので続報に期待したい。



着せ替えとバトルのどちらにもこだわっていくと、清水氏は意気込みを語った。



画像には「素材一覧」「衣装一覧」という単語が見える。これらの要素が新コンテンツの内容に関わってくるといえそうだ。