日本ユーザーの口に合うようにできている―「ほのぼの三国志」の開発を手掛けるChinesegamerのプロジェクトマネージャー・劉哲魁氏にインタビューを敢行!

スペシャル

崑崙日本が8月23日よりクローズドβテストを予定しているクライアント型の新作MMORPG「ほのぼの三国志」。本作にの開発を手掛けるChinesegamerのプロジェクトマネージャーである劉 哲魁氏にインタビューを行う機会が得られたので、その内容をお届けする。

「ほのぼの三国志」は、中国の三国時代を舞台としたMMORPG。三国志でお馴染みの武将たちが可愛らしい三頭身で描かれており、彼らを仲間にすることで自分だけのパーティーを作ることができる。また、陣形を活かした戦略性ある戦いや、派手な演出によるスキルを使ったターン制バトルも魅力の一つだ。

CBTに先駆けてプレイレポートもお届けしているが、ここではゲームについて開発会社の劉氏にさまざまな話を伺うことができたので、その内容を紹介する。なお、8月15日よりスタートしたクローズドβテストの参加者募集だが、本日8月20日より追加で3000名の募集が行われている。OnlineGamer枠での募集も引き続き行っているので、奮って応募してほしい。

「ほのぼの三国志」開発者インタビュー

――三国志を題材にしたゲームは多数ありますが、本作の見どころはどこでしょうか?

劉 哲魁氏
劉 哲魁氏

劉 哲魁氏(以下、劉氏):一番の特徴はイラストですね。従来の三国志のゲームは、ゴツイものやリアルなタイプのものが多いですが、本作では可愛いイラストを採用しています。こういったライト向けの三国志は少ないと思います。

もう一つは、武将同士を合体させるのが本作のウリだと考えています。ほかのゲームですと、ゲーム後半に手に入れた武将の方が強く、ゲームを始めたばかりの頃に仲間にした武将の使い道がなくなってしまう場合もあります。ですが、本作では合体システムを活用することで、自分の好きな武将を強化して、最後まで使えるようになっています。

あとはジョブチェンジもですね。全てのスキルを別のジョブでも使えるわけではないのですが、別のジョブにチェンジしても、前のジョブで覚えた大技などを使えるようになっています。武器に関しても、法師の状態でも戦士が使うような大剣を装備できるといったように、あまり制限を設けていません。

各ジョブに用意されている「大技」。画面上部のゲージが溜まることで発動できる。

――初期ジョブの見習いから転職できる1次職では、見習い戦士と見習い神官のどちらが初心者にオススメでしょうか?

劉氏:どちらも楽しくプレイできますが、私は見習い神官を選びました。最初は結構攻撃力が高いので、モンスターを倒すスピードが速いのです。ただ、防御力が低めで、戦士と比べるとすぐに倒されてしまう危険性もあるので、そこは気を付けた方がいいと思いますね。

――合成で有名武将を使ってしまった場合など、もう一度仲間にすることは可能なのでしょうか?

劉氏:一日に何回まで、という制限はありますが、武将を仲間にするための戦闘は何度でも行うことができます。武将にはそれぞれ性格やスキルなどが設定されているので、自分の好きな内容が出るまで繰り返し挑戦するといったことも可能です。

――有名武将のほかに、オリジナル武将も登場するのでしょうか?

劉氏:人としての武将とは違いますが、オリジナルキャラクターのバオズや、本作のマスコットキャラクターのモグウといったキャラクターを武将として仲間にすることができます。

マスコットキャラクターのモグウたち。

――台湾とマレーシアで先行してサービスされていますが、そこでのユーザーから評価されているポイントはどこでしょうか?

劉氏:シナリオですね。本作のシナリオは、大筋は歴史通りになっていますが、ギャグの要素がいっぱい入っていたり、ちょっとしたifが加わり、気軽に物語を楽しめるようになっています。そういったシナリオが少なかったこともあり、特に台湾のユーザーさんからは大好評をいただいています。

――キャラクターのグラフィックで一番こだわったところはどこでしょうか?

劉氏:一番こだわった部分というよりも、全部にこだわって作っています。例えばグラフィックであれば、美術担当のスタッフと話し合い、世界観からキャラクターの見た目、町全体の雰囲気までちゃんと考えて作っているので、全部に力を入れています。

多彩な表情を見せてくれたり、戦闘のスキル演出も派手なものが用意されている。

――キャラクターの可愛らしさが特徴的ですが、グッズ展開のようなものは考えていないのでしょうか?例えば日本では、これくらいの頭身だと「ねんどろいど」のようにキャラクターをデフォルメしたフィギュアなどが人気ですが。

劉氏:そのあたりは崑崙日本さんと相談して考えてみます。ただ、台湾ではすでにねんどろいどを制作しており、ユーザーの方に配布しています。

――イラストは日本と台湾のものも同じでしょうか?

劉氏:同じですね。イラストは弊社のスタッフが手掛けています。これから日本版のためのオリジナル武将を入れてきたいと思っていますので、日本版のサービスが始まるころには、台湾にはいない武将を追加できるかもしれません。

公式サイトなどで見られるイラストからも分かる通り、どのキャラクターも非常に可愛らしい。

――先行してサービスしている国では、日本のβテスト時に未実装の要素もあるのでしょうか?

劉氏:まだ公開できないのですが、台湾では10月の大型アップデートでいろんな新しい要素が加わります。それらの内容は、いずれ日本でも実装する予定です。

――では日本独自の要素を実装するとなった場合、どんなものを実装したいといった構想はありますか?

劉氏:日本独自ではないのですが、友好度という要素があります。これまでも友好度の存在はあったのですが、能力が上下するぐらいの意味合いしかありませんでした。ですが、日本ではキャラクターに愛着を持っていただける方も多いですし、友好度が高いほど戦闘中や移動中にいろんなセリフを喋ってくれたり、武将からプレゼントがもらえるようにしたいと考えました。実際は日本のために考えた要素だったのですが、先に台湾で実装したところユーザーさんから好評をいただいていますし、日本でも実装したいと思います。

あとは先日発表されましたが、日本版ではオープニングのナレーションや、キャラクターボイスに声優の方を起用しています。

そして、弊社は既に日本版オリジナルの武将を製作中です。それをCBT参加のプレゼントとしてユーザーさんに配布するということも考えていますよ。

――ゲームの企画から最初の台湾でのサービスまで、開発はどれくらいの期間が掛かりましたか?

劉氏:一年半ぐらいですね。弊社の過去のタイトルは3DのMMORPGで、ごつくてリアルなゲームでしたので、そのイメージを一気に転換したいという思いがありました。なので台湾ユーザーの方は結構意外に感じているかもしれませんが、結果的には好評をいただいていますので、弊社としても嬉しく思っています。

――最後に日本ユーザーの方へメッセージをお願いします。

劉氏:本作は、日本ユーザーの方の口に合うようにできていると思います。グラフィックも力を入れて制作していますし、シナリオにもオリジナルの演出を用意していますので、ぜひ「ほのぼの三国志」を遊んでみてください。

劉 哲魁氏(左)と、インタビューに同席してくれた崑崙日本の運営プロデューサー・山下 裕嗣氏(右)

クローズドβテスト募集要項

追加募集日時

2012年8月20日(水)14:00~2012年8月22日(水)24:00
※募集人数の上限に達した時点で募集は締め切ります

募集人数

ご好評につき、さらに3,000名を追加募集

参加資格

ご連絡可能なメールアドレスでご応募いただけること
※ゲームテストプレイには「コラムゲーム」の会員登録が必要です。

結果確認

ご入力されたメールアドレス宛に確認メールを送信させていただきます。

クローズドβテストに関して

クローズドβテスト実施期間

2012年8月23日(木)14:00~8月30日(木)11:00

注意事項

・クローズドβテストの実施および募集内容などは予告なく変更する場合がございます。
・クローズドβテスト時に作成したキャラクターなどゲーム内のキャラクターデータは、実施後にすべて削除いたします。

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