【数字で見るAION】タワー オブ アイオン、Episode3.5実装後のデータをもとにMCタナベが検証!Episode4.0の先行情報や新クラス?もちょっとだけ公開

エヌ・シー・ジャパンが運営する「タワー オブ アイオン」。10月23日に実装されたアップデート「Episode3.5 第五龍帝の最期」の社外秘データを特別にMCタナベが公開、詳細とともに考察をお届けする。

目次

OnlineGamer編集部にMCタナベが乱入!?

ある日、OnlineGamer編集部に突然の来客が…。ドアを開けて見るとそこにはなんとエヌ・シー・ジャパン「タワー オブ アイオン」でおなじみの「MCタナベ」がそこに。普段、アポなし取材はお断りしているのですが、「今日はいいデータがあるんすよ…!Episode4.0の秘密もありまっせ…」みたいな怪しい声を出していたが、4.0の秘密も用意しているということなので、とりあえず用件を聞いてみることにした。

ちなみに今回開示しているデータについては、Episode3.5アップデート実装後、10月23日~29日までの約1週間、基本的には23日と29日を比較して算出したものとなる。また、MCタナベをフォローしてくれたのは「タワー オブ アイオン」チームリーダー「石田 哲也」氏だ。

時空の亀裂利用数

検証

Episode3.5実装以前は、種族保護を撤廃しても利用数は微増だった。しかし、3.5アップデートではLv60まで利用拡大され、「時空の亀裂ガードNPC」を倒すことでAPアイテム等が得られるようになったため、利用数が大幅に増加。

時空の亀裂使用合計
10月18日94
10月19日154
10月20日151
10月21日142
10月22日111
10月23日3868
10月24日5031
10月25日2583
10月26日4668
10月27日4292
10月28日4838
10月29日3943

アップデート以前の利用数平均:130回程度
アップデート後の利用数平均:4,175回程度(3,201%アップ)

昔のAIONのように楽しめることが良いと考えるユーザーが多く見られるが、復帰組や新規のユーザーはクエストができないといった不満の声が聞こえる。これは以前からAION では問題点として論議されているが、PvPvEという仕様を考えれば本来の姿を取り戻したといっても良いかもしれない。ただ、あまりにも進行できないようであれば、進行が補助できるような検討は行っていく必要があるかもしれない。

MCタナベからのコメント

今まで「時空の亀裂」の入場制限レベルは50に設定されており、死にコンテンツになっていました。それを活性化させるために、Episode3.0実装時に相手の種族を倒せない「種族保護」を日本独自先行で撤廃しました。Episode3.5以降では全世界で種族保護は撤廃されています。

そして、10月23日の利用者数の増加を見れば分かると思いますが、「待っていた!」と言わんばかりにワンサカ入っていったようですね。1つの時空の亀裂は60回くらいしか使えないんですが、自分もログインしたときに「亀裂がない!」といった状況でした。使用率は30~40倍といったところですか。

その要因としては、時空の亀裂のそばにはNPCが出現するんですが、このNPCを倒すとAPがたくさんもらえたり、「古代の遺物(APに変換できるアイテム)」をドロップすることが挙げられます。また、昔にPvPを楽しんでいた古参プレイヤーが復活を懐しみ、楽しんでいることも起因しているかも知れません。

ですが、順風満帆というわけではなく、Lv50のエリアでこの亀裂を使ったり、龍界もLv55のエリアなので、低レベルや新規のプレイヤーには「クエスト遂行を邪魔される」といった問い合わせもあります。数字を見る限りは利用拡大したことは、成功に近いと判断しても良いと思います。

また、掲示板では今回の拡大について論議されており、「進めないのでなんとかならない?」という質問に対して「これがもともとのAIONなんだ!」など既存のプレイヤー同士がやりあっています。良い意味で昔のように熱くなっています。

レギオンレベル

検証

レギオンレベルを上げると、レギオン倉庫のキューブ数が増加したりレベルの高いレギオンクエストを受けることができるが、レベルを上げるためのクエスト難易度が高いので最高レベル達成は各種族1レギオンずつとなっている。

データをみると、Lv7にするだけでも相当な労力が必要なことがわかる。ユーザーの興味自体は低くないが、反復回数がマゾイといった意見が見られる。マジでマゾいw

全体天族魔族
Lv6Lv7Lv8Lv6Lv7Lv8Lv6Lv7Lv8
2012/10/23301100201
2012/10/24911410501
2012/10/25271112101501
2012/10/26551127102801
2012/10/27870247014001
2012/10/281313268116321
2012/10/291705286218431

※その日のレベル分布状態のデータ

MCタナベからのコメント

レギオンレベルがもともとLv5までのものをLv8まで拡張されました。このデータはその日の状態のもので、29日に「2」と表記しているのはその日に2個そのレギオンが存在する、という意味です。10月29日の時点で天族1、魔族1、全体で2つのレギオンしか存在しないのに、10月23日にLv8のレギオンが1つ増えていることが驚きなんです。

Lv8に上げるためには少なくともアクティブで約50人は必要なんですが、相当の手練たちが一気に頑張ったんだと思います。例えばLv6になるにもタメスのネームド「ラクシャ」を42回倒せ、みたいなマゾい条件となります。Lv6から7に上がるためには相当大変だということが数字から見て取れますね。

ミシック武器アイテム数

検証

3.5で追加された、新最強グレードミシック武器。龍帝ティアマトを倒して獲得できる「龍帝ティアマトの宝箱」から取得できるが、確率は低い上に自分のクラスにあった武器が手に入るとは限らないため、入手は超困難なアイテムである。

アイテム名シエルイズラフェルジケルルミエルユスティエル
ミシック
武器
龍帝ティアマトの哀哭(盾)hate+211
龍帝ティアマトの遺恨 (剣)1
龍帝ティアマトの歓喜 (メイス)1
龍帝ティアマトの苦悩 (盾)hate-2
龍帝ティアマトの嫉妬 (弓)12
龍帝ティアマトの倨傲 (スタッフ)121
合計63411

MCタナベからのコメント

今まではグレード「ヒーロー」が最強だったんですが、Episode3.5で新最強グレード「ミシック」が追加されました。このデータでは10月29日の段階で、すべてのワールドでどれだけのミシック武器が存在するかを確認することができます。

実際ミシック武器が取得できる確率は1~2%ととても低いものになっており、テスト時に150個以上空けても出ませんでした(笑)。宝箱を取得するには「龍帝ティアマト」を倒さなければいけないのですが、この後のデータでも登場しますが、討伐があまりうまくいっていないため、宝箱の入手もできていない状況です。

今までネームドモンスターを倒すと1つの宝箱が出現しましたが、ティアマトの場合は参加したプレイヤーの数だけ宝箱が出現します。しかも自分の装備できる武器が出るとは限りませんので、必要のないミシック武器を砕いているプレイヤーもいるはずです。

インスタンスダンジョン関連

検証

利用率ランキング BEST5

順位前位との使用回数差
1位:第2テンペル訓練所-
2位:ティアマト城砦518
3位:第3テンペル 協力の闘技場1155
4位:第1テンペル訓練所14
5位:タメス1242

気軽に入場できる「第2テンペル訓練所」が1位を死守。ソロで入場できるため利用回数は安定している。それに比べ、パーティー入場で攻略時間の長い「ティアマト城砦」が僅差で2位。今回のアップデートで追加されたインスタンスダンジョンだが、今までの主要インスタンスタンスダンジョンを押さえてトップクラスの利用数。

3位の「第3テンペル 協力の闘技場」も今回のアップデートで追加されたダンジョンで、今までにはなかった「ペア」3組でPVPを行うダンジョン。2人でいける手軽さ、またペアでのPVPの新鮮さもあるが、やはり「第3テンペル 栄光の闘技場」へ入場するための入場券が一番の利用要因か?だが、同じく栄光の闘技場入場券を獲得できる「第3テンペル 混沌の闘技場」の利用数は微増程度で大きな変化がない。

また4位の「第1テンペル訓練所」は入場して報酬をもらうだけという利用もされているが、それとほぼ同等の利用数となっている。

5位のタメスは意外な結果だったが、アップデート前からあるインスタンスダンジョンとしては、増加率NO.1!レギオンクエストの影響で大幅増加したか?ちなみに、フォースで行くIDにも関わらず第五龍帝ティアマトと対峙する「龍帝の安息所」は7位の利用数。

MCタナベからのコメント

本データは10月23日~29日の平均利用数を算出し、ランキング化しました。1位の「第2テンペル訓練所」はソロで行けるID(インスタンスダンジョン)で、入場するだけや、流れ作業で気軽にこなしたりしていますね。

僅差で2位になった「ティアマト城砦」は、Episode3.5で実装されたIDで、次々と出現するネームドモンスターを倒していきます。1位とはほぼ僅差と言っても過言ではないと思います。第2テンペル訓練所はソロで、ティアマト城砦はパーティーで入場するので、募集の手間を考えると、かなり有効に利用されていると考えられます。

3位の「第3テンペル 協力の闘技場」もEpisode3.5で実装されたIDで、2人×3パーティー(2:2:2)で戦うことができる新しいPvPが楽しめます。「第1テンペル訓練所」のように入場するだけの流れ作業と比べてもかなり利用されているようです。新しいスタイルがうけているのかも知れません。

5位のタメスがなぜ上位に食い込んできているのかは、タメス自体がレギオンのLvを上げるために入場しなければならないので、現在多くのレギオンメンバーが頑張っているのではないかと予想されます。

「龍帝の安息所」は再入場するためのクールタイムが40時間と、回転率が悪いので使用回数は伸びてはいません。それでも7位ですからかなり利用されていると見て間違いないです。ちなみに「第3テンペル 協力の闘技場」と「第3テンペル 混沌の闘技場」の上位プレイヤーは、土曜日20~22時しか開催されない「栄光の闘技場」に入場できます。今まではタイマンで戦える「孤独の闘技場」の利用率が高かったんですが、混沌と孤独の入場券が一緒なので若干プレイヤーは混沌に傾いています。

ティアマト討伐成功数

ID名10/2310/29
挑戦フォース数157139
討伐成功数964
成功確率6%46%

10/23(Tue)

ワールド名討伐成功フォース数
シエル2
イズラフェル0
ジケル4
ルミエル1
ユスティエル2

10/29(Mon)

ワールド名討伐成功フォース数
シエル23
イズラフェル6
ジケル12
ルミエル12
ユスティエル11

検証

初日は多くのユーザーが苦渋を飲んだと思われる。その後、1週間で討伐方法も安定してきているパーティーは討伐に成功している。初日の成功者は、やはりワールドでも強いプレイヤーといわれるような猛者たちが多く見受けられた。

MCタナベからのコメント

このデータは10月23日と29日を比較して算出しています。事前に動画などで紹介しましたがやはりマゾかったと感じたはずですが、29日までにかなり攻略方法をプレイヤー同士で情報を交換しながら、討伐に成功したと思われます。

基本は盾にシールドウィング2人、部下が出現したら引きずり回すのが良いですが、盾がやられてしまうとターゲットがキュアに変更されてしまい全滅してしまいます。また、抵抗装備が重要で魔法の抵抗を上げ、レジストすることが大切です。

ちなみに成功した9フォースには「ああ!コイツか!?」と分かるようなトッププレイヤーがたくさんいました。やはりPvPがうまいプレイヤーは狩りもうまいので。

ティアマト城塞ネームド討伐率

検証

29日に討伐された数/23日に討伐された数で討伐増加率を算出。初日に比べ、討伐方法が安定してきていると考えられる。特にタハバタは大きく数値があがっているため、初日で討伐に失敗したユーザーたちが多かったと考えられる。

ボス名23日→29日討伐数増加率
軍団長 タハバタ177%
軍団長 ラクシャカ155%
軍団長 サドハ153%
軍団長 チャントラ132%
副官 アヌハルト156%
裏切り者 クムバンダ118%
不敗のシャヴォルカン103%

MCタナベからのコメント

このデータでは、23日に時点で1000体倒されているものが、29日では1770体倒していると推移していれば「177%」と算出しています。数字を見ると初日はタハバタを倒せなかったプレイヤーが多かったと推測できます。

「不敗のシャヴォルカン」は、IDの入口すぐに立っており、初日に倒されていたので数字は上がっていません。なぜタハバタを倒せなかったのかという考察は、ダメージゾーンの床でどんどん体力を削られ、火力の低いパーティーは討伐できなかったと思われます。

ラクシャカもなかなか難敵で、プレイヤーがガイコツに変身させられてしまい、スキルも2つしか使えなくなってしまうので、初見ではどう動いていいか分からずに全滅したとも思われます。

全サーバーマッチングの影響

検証

ドレドギオン関連IDの利用率が増加傾向。今までとは違ったサーバーのプレイヤーとのプレイが新鮮に感じる。レベル50止めのドレドギオンは特に利用率が増加した。

その他ダンジョンに関しては、全サーバーマッチングによる増加は見られない。やはり、通常パーティー募集をして行くIDは、全サーバーマッチングシステムを使わずに募集してクラス編成を行っていると考えられる。

ID名アップ前対比 利用率
ドレドギオン557%
チャントラドレドギオン-
サドハドレドギオン106%

※チャントラドレドギオンは正確なデータが抽出できなかったためデータなし。

MCタナベからのコメント

基本的にそんなに利用率の大きな動きはありませんでしたが、Lv50までのドレドギオンは大きい変動がありましたね。今までは50止め「ドレドギオン」を遊ぶプレイヤーが少なく、マッチングも少なかったものが全サーバーマッチングでガンガンに他のプレイヤーが見つかるので、積極的にプレイしているようです。

他に「第3テンペル」なども全サーバーマッチングに対応していますが、あまり大きな変動はありません。他のサーバーの強いプレイヤーと出会うことも楽しみに一つになっていくと思われます。

村レベル分布

検証

便利なNPCが自分の村に出現することもあり、比較的レベルアップを完了している。

ワールド名村Lv1村Lv2村Lv3村Lv4村Lv5
シエル000248
イズラフェル000248
ジケル000050
ルミエル000248
ユスティエル000446

MCタナベからのコメント

村レベルを上げる動機としては、「古代の遺物」をAPに交換してくれるNPCを自分の村に出現させたり、キューブの整備のための売買をすることも簡単にNPCを利用することが挙げられますね。またレベルを上げることによって村の装飾も豪華になるので上げるデメリットはまったくないと思います。

ただ、村の恩恵を受けることができるのはその村に住んでいるプレイヤーだけですが、コミュニティの形成に利用してもらえればいいですね。ただコンテンツの消費も早いので今後のアップデートで拡張されればいいですね。

お待ちかね!Episode4.0も新情報もちょっとだけ…

ここまでEpisode3.5について話してきたが、次のアップデートも気になるところ。なんとこのインタビューで、次回アップデートと噂されるEpisode4.0の一部情報を石田氏が提供してくれた。ユーザー待望の新クラスが追加される予定で開発が進んでいて、新クラスは3種用意される予定とのこと。石田氏が持ち込んでくれた新クラスのシルエット画像は以下だ。

???

まだ正式名称は明かされていないが、シルエット的にメカニックに搭乗しているように見えるが…?まさか「しなやかマン」と何か関係があるのか…?右手にも武器を装備しているようにも??

ガンナー(仮)

続いて仮の名称が付けられている「ガンナー」はなんと2丁拳銃。銃の形態も変形などギミックが用意されており、MCタナベのフォローによると「バババババッって撃っていると途中でガッシャーンと変形して、バカッ、バカッ、バカッ、ボッコーーーーン、ブワッッシャーーー、おわっ、これは!?」という感じらしい。ちなみにガトリングタイプの銃だと「ガシャン、ブ、ブルルルルルルルッッ!」とのこと。(フォローになっていない。)

楽士(仮)

一番AIONらしいのがこのクラス「楽士」。ト音記号のような楽器スタイルの武器を使う様子。韓国ではクラスのイメージは発表されているらしく、かなりカワイイとのことだ。

また、未確定ではあるが「しなやかマン」のエピソードや第四龍帝「ベリトラ」も…?日本でのスケジュールは未定だが、新クラス「ガンナー」の武器デザインコンテストなども予定されているとのことなので、続報を期待しよう。

『タワー オブ アイオン』最新イベント・アップデートまとめ

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タイトル
タワー オブ アイオン
ジャンル
RPGMMORPG
テーマ
ファンタジー
システム
アプリMMO
配信状況
正式サービス
課金形態
基本無料
対応端末
PC
会社
エヌ・シー・ジャパン
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