ネクソンは本日2月12日、東京・六本木のニコファーレにおいて、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズ オンラインゲーム新作発表会を開催した。
「攻殻機動隊」の新プロジェクトとなる「攻殻機動隊ARISE」製作発表会との併催で行われた本発表会では、ネクソン 代表取締役社長のチェ・スンウ氏、開発を手がけるネオプル・インク(以下、ネオプル) 代表取締役社長のカン・シンチョル氏がそれぞれ登壇し、未だベールに包まれた「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(以下、攻殻機動隊 S.A.C.)」シリーズの新作オンラインゲームについて紹介した。
まず最初に登壇したチェ氏は、ネクソンより「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズのオンラインゲームを提供することについて、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」の素晴らしさをゲームを通して世界に配信したいというネクソンの思いと、版権元である講談社が作品のオンラインゲーム化を成功させたいという意思の合致によるものだと語った。
また、エンターテインメントの枠を超えた壮大なタイトルであり、日本を代表するタイトルのひとつである「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの世界観を、オンラインでファンと共有し、ネクソンならではのオンラインゲームの楽しさを伝えることで、「攻殻機動隊ARISE」とともに最大のシナジーを生み出していきたいと述べた。
続いて登壇したカン氏は、本作の具体的な内容について紹介。ネオプルは、「DUNGEON & FIGHTER(邦題:アラド戦記)」や「CYPERS」などのゲームの制作を手がけ、全世界で4億のユーザーを獲得しているネクソン傘下の開発会社。カン氏は、ネオプルの持つオンラインゲーム開発の経験とネクソンのサービス実績を背景に、本作のサービスへの自信をのぞかせた。
気になるゲームジャンルについては、悩んだ結果、「攻殻機動隊」の主人公となってゲームを楽しむこと、そして臨場感あふれる銃撃戦とアクションを表現するため、原作の魅力をもっともよく表現できるジャンルとしてFPSを選択したことを明かした。
本作ならではの、戦場の情報を操作するサイバーアクションを表現するため、ゲームはFPSの主な操作方法にハッキングを加え、より高度な戦略戦が楽しめるようにするという。これにより、ハッキングを利用した情報戦や仲間を活用したチームバトルが楽しめるようになるとのことだ。
また、本作に登場するキャラクターの中には、部分的、もしくは全身をサイボーグ化したキャラクターが登場することから、義体を改造させることによって、戦闘力を強化できるような仕組みを入れることも紹介した。
そして、「攻殻機動隊 S.A.C.」のゲーム化にあたって、なくてはならない存在である「タチコマ」について、人工知能とプレイヤーを結合した新しい概念の協力バトルとして、PvEとPvPが楽しめるようで、映画の一場面のようにタチコマと勝利を味わえることが魅力であると語った。
さらに、プレイヤーは公安9課のキャラクターを直接プレイすることができ、サービスインに向け、より多くのキャラクターを提供していく予定であることも明かされた。
最後に、本作は2014年上半期にサービス予定であることを明かすとともに、「攻殻機動隊」とFPSファン、それぞれの期待に答えられるよう開発を進めていきたいという抱負を述べ、発表会は終了となった。
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