クラスにとらわれないハイブリッドなキャラ育成、エピックモンスターの部位破壊やパーティープレイも実機で披露!「レイダーズ」プレスカンファレンスレポ

WeMade Onlineは3月7日、秋葉原UDXシアターにおいて、同社の新作タイトルとなるハンティングアクションMMORPG「レイダーズ」プレスカンファレンスを開催、登場するクラスやゲームシステムなどを公開した。

ハンティングアクションMMORPG「レイダーズ」は、韓国のMAIET entertainment社が開発し、NEOWIZ GAMES社が提供するタイトルで、2013年2月13日には日本国内独占サービス提供契約を締結の発表がなされている。

今回のプレス向けカンファレンスでは、3月24日に東京・秋葉原で開催予定の体験会に先駆け、実装されるクラスやゲームシステムなどを実機プレイを交えて紹介、開発元であるMAIET entertainment社のプロデューサーも来日してコメントを述べた。

登壇者

株式会社WeMade Online 代表取締役社長「崔 鍾玖」氏
株式会社WeMade Online RaiderZ運営チーム長「税所 邦彦」氏
株式会社WeMade Online RaiderZ運営チーム「横山 遼」氏
MAIET entertainment社 RaiderZプロデューサー「ナム・ギリョン」氏
スペシャルゲスト「階戸 瑠李」さん

盛り沢山の内容となったプレスカンファレンスレポート

最初の挨拶として登壇した株式会社WeMade Online 代表取締役社長「崔 鍾玖」氏は、韓国・北米・欧州でサービスを開始している本作について、日本での締結発表前からかなり社内でテストを重ねていたと明かし、特に開発を手がける韓国MAIET entertainment社は日本市場へ熱い期待を寄せており、運営からの要望をほとんど聞き入れてくれたと話した。崔社長自身も韓国サーバーで長時間テストをしたことがいい思い出になっていると語ってくれた。

そして、続いて登壇した株式会社WeMade Online RaiderZ運営チーム長「税所 邦彦」氏と、本作のクラス「クレリック」のコスチュームで登場したRaiderZ運営チーム「横山 遼」氏から詳しいプレゼンテーションが披露された。

「レイダーズ」とは

ハンティングアクションMMORPG「レイダーズ」のタイトルには「侵略者たち」という意味を持ち、MAIET entertainment社が手がける「GunZ」のZを組み合わせたことで同社の新たなブランドであることも表している。

フリーターゲッティング

本作は、相手をターゲットして自動的に攻撃するのではなく、自分でキャラクターを自由に操作し、相手の動きを見ながらアクションを楽しむ「フリーターゲッティング」方式を採用。

攻撃アクションには、「のけぞり」「ダウン」「吹き飛ばし」「回避」、防御アクションには「ガード」「回避」など多彩で激しいアクションを駆使して楽しめる。難しいながらも慣れれば誰でも楽しめるとのことだ。

ハンティングアクション

豊富な戦闘アクションで攻撃する「フリーターゲッティング」、自分好みのスキルを選択する「フリースタイル」、製作に必要な素材を獲得する「エピックモンスター」、装備や料理、乗り物を製作する「マルチクラフトシステム」など一連のサイクルが複雑に絡み合う「ハンティングアクション」が本作の大きな魅力だ。

サービス展開

本作は韓国・北米・欧州ですでにサービスを開始しており、4カ国目が日本となる。他国での仕様をそのまま日本で展開するわけではなく、日本の市場に合わせた調整を実施、アップデートなども迅速に実装されるとのことだ。

独自のゲームエンジン

MAIET entertainment社が開発し、「GunZ2」にも使用されているゲームエンジン「Real Space 3.0」を採用。美麗なグラフィックはもちろん、昼夜や天候の変化に合わせた光源にもこだわっている。

ストーリー

本作の舞台は「レンデル大陸」、隕石が落下して生物がモンスター化、暴れている世界でプレイヤーは傭兵として世界を旅することになる。

クラス紹介

ディフェンダー

鉄壁の防御力と仲間の支援能力に秀でる前線クラスのエキスパート。ディフェンダーに欠かせない装備は「盾」。盾を装備することで普通のガードアクション以上に敵からのダメージを減少させ、ときには無効化することも可能。

ディフェンダーの最大の魅力は盾を持つことで、そのクラス性能を最大限引き出すことができる。また、仲間の能力を底上げするスキルを多く持ち、仲間をサポートしながら、敵と直面して戦うその姿と圧倒的な防御能力は見る者にとって頼りになる存在だ。

バーサーカー

巨大な両手武器を振るい、次々と敵を斬り伏せる最強の近接アタッカークラスで、最大の特徴は両手武器を使用することによって放たれるダイナミックな攻撃。

両手武器により若干攻撃スピードは遅くなるが、生粋のアタッカーであり、強大なダメージは対象の体力を減らすことに長けている。さらにダウン攻撃の能力が高く、敵の動きを止めながら次々とダメージを与えるその姿はまさに闘神といっても過言ではない。

クレリック

仲間を回復して戦況を立て直し、勝利へと導く戦場の救世主クラス。戦闘で傷ついている仲間を回復し、戦況を有利に運ぶことができるクレリックは、パーティーにおいてかかせないクラス。

また、攻撃スキルにも秀で、他クラスの仲間と共に攻撃に専念することもできる。エピックモンスターやダンジョンでの戦いにおいて、クレリックの存在感は他の追随を許さない輝きを放つだろう。

ソーサラー

あらゆる攻撃魔法を使いこなし、敵を寄せ付けずに絶大な攻撃を繰り出す最高の魔法クラス。絶大なダメージを放つ「火」の魔法や対象を状態異常化させる「氷」魔法を使用し、敵を駆逐していく最強の攻撃魔法クラス。

範囲攻撃魔法にも優れ、遠距離からの攻撃においては右に出る者はいない。敵を殲滅するその速度は、戦闘を早く終わらせ仲間を助ける大きな力となるはずだ。

新クラス「アサシン」

短剣二刀流、近距離のダメージディーラーとなる新クラス「アサシン」は、他のクラスより速い攻撃速度を誇り、1対1に優れた戦闘性能を持つ。韓国ではすでに実装されているクラスで、日本でもそう遠くない時期に実装予定とのことだ。

実機プレイでゲームの魅力を紹介!

ハンティングアクション

本作では「フリーターゲッティング」「エピックモンスター」「マルチクラフトシステム」の4つの要素が一連のサイクルで複雑に絡み合う「ハンティングアクション」が魅力となっている。

特筆すべきはクラスにとらわれず、好きなスキルを割り振ることで「魔法を使えるディフェンダー」や「近接攻撃もできるクレリック」などプレイヤーの好きなようにキャラクターを育てて楽しむことができる。武器の入れ替えも一瞬で可能なので使い分けも重要だ。

エピックモンスター

本作のボスとなる「エピックモンスター」は、通常の敵とは違う「つかみ投げ」や「捕食」など独特なアクションと、製作に必要な貴重な素材をドロップすることもあるモンスターだ。

ブレイカブルシステム

モンスターの角やしっぽなど特定の「部位を破壊」することができるシステムを実装。破壊することで敵の動きを封じたり、弱体化させることも可能に。破壊した部位を拾ってアイテムとして使用することもできる。

マルチクラフトシステム

本作では敵が武器や防具をそのままドロップするとはなく、収集した素材を使用してアイテムを製作しなければならない。通貨は人型の敵のみがドロップする。売却用の素材などを換金することは可能。

パーティープレイ

ここでは実機プレイを通じてパーティープレイの魅力を紹介。ぐるっと円を描くように進んでいくインスタンスダンジョン「汚染された庭園」へ2人で出撃。中ボス「アルカ」の部屋ではなぜかポップなBGMが。キノコをかぶったようなおばさん?キャラのボスは意外と素早く突進系の攻撃を繰り出してくる。ちなみにかぶっているキノコのカサは破壊可能な部位だ。敵のドロップアイテムはプレイヤーごとに拾えるので取り合いにはならなそうだ。

アルカを討伐して先に進むと、地下から鋭い根のトラップを繰り出す敵を倒しながら、ついにエピックモンスター「ガーデンマスター」に遭遇。植物の根が集まり、気持ち悪い花が顔になったようなこのボスは、自分の根を大地に突き差して回復する厄介なヤツ。破壊可能な部位はしっぽの根、顔の花びらだ。動きも素早く、口から緑色の毒液を吐くので注意。そんなに強敵ではなさそうだ。

エピックモンスターへ挑戦「ワイルドドッグ」

いつでも好きなだけ純粋にエピックモンスターと対決できるモード「ワイルドドッグ」。実機プレイを担当する横山氏も未だに討伐したことのない「ディアゴ」に挑戦。巨大な雪男のようなエピックモンスターは、一人では勝てる気もしない強敵。長い腕と素早い攻撃、体力が半分にあると怒り状態になり、ノーモーションで攻撃を繰り出してくる。残念ながら横山氏はすぐに撃沈してしまったのだ…。ちなみにコイツを倒すと貴重な素材を落とすことも。

駆け引きが熱い!「PvPバトル」

Lv20以上になると任意で2つの勢力「マッドレッドアイ」「フロストホワイトウィンド」に所属し、特別なPvPエリアで戦うことができるコンテンツ「PvPバトル」では、エリア内クエストやイベントも発生し、勢力拠点でPvP専用装備などを製作することが可能になる。ストーリーとはまったく関係ない。

日本サービスに向けて

コンシューマタイトルに慣れている人に向けてゲームパッドに対応予定。日本のプレイヤーに合った仕様でのサービスを目指し、ルールのない対人戦など海外との趣向の違いも考慮される。中核となるハンティングコンテンツの強化も考えているとのことだ。

スペシャルゲストはグラビアタレントの「階戸 瑠李」さん

そして、クレリックのコスチューム(男性)だけでなんだか華がないとのことで、本作のイメージガールを務める「階戸 瑠李」さんがスペシャルゲストとして登壇。なんと彼女はソーサラー(女性)の豪華でカワイイコスチュームで登場した。この2人のコスチュームはキャラクター作成画面で登場するものだ。

普段からコスプレが大好きという階戸さんは、家やゲームセンターでゲームを楽しんでいると話していたが、オンラインゲームは初めてとのこと。プレイしたいクラスは意外とゴツイ「バーサーカー」をチョイス。剣道初段の腕前を持つ彼女は「攻撃的なタイプが好き」らしい。ちなみに横山氏はMだと明かしていたぞ。3月24日に秋葉原で開催される体験会にも階戸さんが登壇予定!

開発元「MAIET entertainment社」よりコメント

最後に、本カンファレンスのために来日したMAIET entertainment社 RaiderZプロデューサー「ナム・ギリョン」氏は、今回WeMade Onlineという良きパートナーに出会い、日本でサービスを展開できることを嬉しいと語り、オンラインゲームはユーザーと一緒に作っていくこと、その際運営やサービスをどのように展開するかが重要となると話し、チーム長をはじめとするWeMade Onlineと協力し、少しでも多くのユーザーが楽しめるように尽力すると明かした。

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