エヌ・シー・ジャパンは4月13・14日に、東京・ベルサール秋葉原にて「エヌ・シー・ジャパン ユーザー感謝祭 2013」を開催した。本稿では、「タワー オブ アイオン」のカンファレンスなどが行われた2日目の模様をお届けする。
目次
オープニングは連日のMr.マリックさんによるマジックショー！
「エヌ・シー・ジャパン ユーザー感謝祭 2013」2日目となる本日4月14日は、「タワー オブ アイオン」尽くし。メイン会場はシエル、ジケル、ルミエル、ユスティエル、イズラフェルといった各ワールドごとに分かれていたが、開場するとすぐにほぼ満席の状態に。さらに立ち見の来場客も現れるほどの盛況ぶりとなっていた。また、以前の「タワー オブ アイオン」のイベントと比較して、女性ユーザーが多くなっている点も印象的だった。
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オープニングでは前日に続きMr.マリックさんが登場。何も入っていない箱から、4月30日に実装される新クラス「メロディ ウィング」に扮した人を出したり、来場客を巻き込んでの大掛かりなマジックを披露したりと、会場を大いに盛り上げていた。
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次にMCの青木淳氏、鷲崎健さん、オフィシャルサポーターの尾高もえみさんが登壇し、イベント紹介トークが行われた後に、ワールド対抗クイズ大会が開催。最も正解数が多かったワールドには貴重なアイテムが贈呈されるということで、周囲の人と相談しながら、真剣に答えを考えている姿も見受けられた。
クイズは4択での出題で、すぐに答えが出たものから、全ワールド不正解になる難問までさまざまな問題が用意されていた。全体的に見ると、来場客が一様に苦戦するクイズが多数出題されていた印象だ。また、このクイズ大会はニコニコ生放送とも連動していたが、会場と同様に苦戦する人が多かったようだ。
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プロデューサー・栗原氏から「エピソード4.0」の詳細が発表に
クイズ大会が終わると「タワー オブ アイオン」のプロデューサー栗原裕太氏が登壇し、4月30日に実装される「エピソード 4.0 新たな翼」の情報を公開した。
「エピソード 4.0 新たな翼」では新たなクラスとして、中・長距離攻撃を得意とする「バレットウイング(BULLET WING)」「メロディウイング(MELODY WING)」が実装される。また、これに伴いキャラクタースロットが一枠解放となる。
そして、2013年1月から約1ヶ月に渡り開催されていた武器デザインコンテスト「イメージングディーヴァ」の結果として、2種類の武器が公開。中でも源三郎さんが描いた「バレットウイング」用の、割り箸鉄砲型の武器が発表されると会場内は大盛り上がり。一風変わったグラフィックに、思わず目を奪われているようだった。
栗原氏によると、開発元の韓国には割り箸鉄砲の文化がないため、スタッフは動画を見て勉強しながらグラフィックの制作に励んでくれたとのこと。
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既存のクラスに関しては、何も装備していない時のグラフィックが変更になる。「天族は可愛く、魔族はセクシーになっています」と栗原氏。なお、今回グラフィックが変わるのは女性キャラクターだけで、男性キャラクターに関しては何も変わらないそうだ。
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次に新たな強敵としてインスタンスダンジョンに出現するボスキャラクター「ウィッチ グレンダル」と「ヒペリオン」が公開された。前者は範囲攻撃が、後者は単体攻撃が非常に強力だという。
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そして、3種類の要塞も追加実装される。北カタラムに登場する「シルス要塞」は、瞬間移動ポイントを利用した奇襲戦など、これまでにはなかった戦術が試される山岳要塞。次に南カタラムに位置する「バッセン要塞」は、一体が飛行可能地域であるため、アビス要塞戦に似た戦闘が楽しめる。最後に南部型カタラムの草原地帯に存在する「プラデス要塞」は正統的な構造をしているが、両サイドの壁が破壊できるため、激しい攻防が予想される要塞となっている。
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天族対魔族の闘いが繰り広げられたアトラクション
ここからは、「エピソード 4.0 新たな翼」で実装されるコンテンツを使用した、天族24名対魔族24名によるアトラクション「Tower of Mission」が行われることになった。これは先に敵対種族の全守護塔を破壊した種族の勝利で、制限時間の30分内に決着がつかなかった場合は、守護塔破壊数の多いほうが勝利となる。また、破壊数も同じだった場合は、レギオンAPの多い種族が勝利となるルールになっていた。
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ゲームが開始すると、いきなり両種族入り交じる混戦に。新しいマップということもあってか、どちらもどちらも牽制し合いながら、トラップを仕掛けていく高度な戦闘が繰り広げられた。
序盤は完全に五分と五分の拮抗した状態が続いたが、15分を過ぎた頃は、1本の守護塔を破壊した魔族が有利に試合を進めていた。しかし中盤以降は天族が反撃に転じ、隙を突きながら魔族の塔を効率よく攻撃。終盤に入るころには一進一退の状態に持ち直していた。最後まで勝負の行方がわからない白熱の戦いとなったが、終盤に塔を1本破壊した魔族がそのまま逃げ切り、勝利を掴み取る結果となった。
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また、イベント後半では「スニーキングMASTER」というアトラクションも開催に。これは天族、魔族それぞれ15分が用意され、制限時間内に目的地の目標NPCにたどり着けば勝利というもの。どちらも辿りつけなかったら、より近い方の種族が勝利となる。いかに効率的なルートを進み、相手の妨害をかいくぐるかがポイントだ。
アトラクションが始まると、両種族とも相手の猛攻に遭い、どちらも15分持つことなく全滅。移動距離を計測したところ、僅差で天族の勝利となり、「Tower of Mission」の雪辱を晴らした。
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ネットカフェ体験会＆TOYBOXサーキットの内容も明らかに
イベントのラストでは「ちょっとだけ業務発表」と題されたカンファレンスが開かれ、今後のプロモーション展開が公開された。まず、4月27日にサイバック箱崎店で、4月28日にCafe J Net NEWNEW戎橋店で先行体験会が実施。両日とも午後2時から午後4時までの2時間を予定しており、無料で入場できるとのこと。
また、エヌシージャパン ネットキャラバン「TOY BOXサーキット2013」の開催も決定。こちらの詳しい日程や内容は後日発表するとのことなので、続報に期待しよう。
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また、感謝祭終了後には、本イベントに登壇した4名からお話を伺うことができたので、その内容を掲載し、本稿の締めとしたい。
――「エヌ・シー・ジャパン ユーザー感謝祭 2013」を終えての、率直な感想をお願いします。
青木氏：今日は「エピソード 4.0 新たな翼」実装直前でのイベントということで、かなり多くの方に来ていただけましたし、盛況のうちに終われたのではないかと思います。今後も同じようなイベントやアトラクションで盛り上げていきたいですね。
栗原氏：今回はアトラクションで、プレイしている画面を映し出せなかったのが悔やまれますね。次回はそのような反省点も踏まえて、もっと面白さを伝えられるように努力していきたいです。
鷲崎さん：2年ぶりに呼んでいただいたのですが、来場者の熱気もすごかったですし、ニコニコ生放送の視聴者もかなりの数だったので嬉しかったですね。その中で僕に何ができるかと思ったんですが、青木さんが頑張ってくれたので助かりました。僕としては、尾高さんから変なフレーズを導き出せたのでよかったです(笑)。
尾高さん：まんまと導かれてしまいました(笑)。全体的に盛り上がってイベントになってホッとしています。来場者の方もみなさんアクティブで、一緒になって楽しめたのがとても嬉しかったです。
――今後「タワー オブ アイオン」をどのような作品にしていきたいと考えていますか？
栗原氏：「タワー オブ アイオン」は天族と魔族の抗争が大きなテーマとしてあるので、そこをもっと掘り下げていきたいですね。なので、PvPなどに力を入れたイベントを積極的に実施していきたいと考えています。
「エピソード 4.0」では新しい要塞が実装されますし、それに合わせたPvPイベントも予定しているので、楽しみにしてください。
――新たに実装される武器として、割り箸鉄砲が公開されましたが、どのような経緯で選ばれたのでしょうか？
栗原氏：もともと日本のスタッフに「割り箸鉄砲がいい！」と推す人が多く、さらに韓国の開発スタッフからも「これはいいね」と良い反応返ってきていました。そのようなやり取りの末に、完成したという経緯があります。
ほかにも素晴らしいデザインの武器はたくさんあったのですが、ユニークな武器のほうが楽しんでもらえるだろうと思い、実装に踏み切りました。
――ありがとうございました。
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