GMOインターネットは、本日10月21日の取締役会において、ゲームポットの発行済株式の全部を取得し、子会社化するための株式譲渡契約書の締結を決議するとともに、同契約を締結したことを明らかにした。
GMOインターネットを中核とするGMOインターネットグループは、「WEBインフラ・EC事業」、「インターネットメディア事業」、「インターネット証券事業」などを展開する中で、「ソーシャル・スマートフォン関連事業」においても、高成長を続けるスマートフォン向けゲーム事業などの新たな分野へ積極的な投資を継続している。
モバイルゲーム市場は、スマートフォンやタブレット型多機能端末の普及による急速な市場拡大に伴い、従来のソーシャルゲーム開発会社に加え、オンライン系、コンソール系のゲーム開発会社の参入もあり、ヒットタイトル創出のためには開発力・運営力がより重要な局面となっているとし、2004年よりPC向けオンラインゲーム事業を展開する国内オンラインゲーム市場大手の開発・運営会社であるゲームポットの強みとして、PC向けオンラインゲーム事業で蓄積された開発力、運営力、顧客基盤を挙げている。
こうしたゲームポットの強みと、GMOインターネットグループの「Gゲー」を始めとしたスマートフォンゲーム事業が持つモバイル向けの運営ノウハウ、顧客基盤といった強みを相互に活用することで、より多くの利用者へアプローチすることが可能と判断、連結グループ化は互いの強みを活かし、両社の事業拡大に貢献するものと考え、本株式取得を決定したという。
GMOインターネットは、ゲームポットの発行済株式の100%をAGGPHoldings, Inc.より取得。なお、ゲームポット社は株式譲渡契約日時点においてオンラインゲーム事業・モバイルコンテンツ事業を運営しているが、モバイルコンテンツ事業は譲渡契約により株式取得日までに切り離され、AGGP Holdings, Inc.傘下に入ることとなっており、本取得価額もオンラインゲーム事業の対価として支払うものとのこと。
また、モバイルコンテンツ事業の運営主体は2013年8月に分社化されたジーピー・モバイルであり、オンラインゲーム事業への影響はないという。