ネクソンが運営する「テイルズウィーバー」では、12月18日に高レベルダンジョン「夜明けの塔」が追加されるほか、一ヶ月以上プレイしていない人に向けたカムバックキャンペーンが用意されているので、それらを詳しく紹介していこう。
「テイルズウィーバー」は、美しく暖かみのある世界を舞台に、かわいらしく個性豊かな主人公たちが冒険を繰り広げていき、壮大な物語が体験できるオンラインRPGだ。初めて本作の世界に入った瞬間から多くのイベントやクエストが用意されており、それらを徐々に紐解いていく中で、壮大なドラマティックストーリーを楽しむことができる。
戦闘では、通常のアタック攻撃を組み合わせて連続攻撃を行う基本的な「チェーンアーツ」や、スキルや魔法を組み込んだより威力の高い連続攻撃「インフィニティコンボ」など、爽快感がありながらも奥深いシステムが採用されている。
12月18日のアップデートでは、戦術が重要となり新たな戦いが楽しめる新ダンジョン「夜明けの塔」が実装されるほか、一ヶ月以上プレイを休止しているユーザーに向けたカムバックキャンペーンが行われる。今回、そのダンジョンの先行プレイが行えたほか、キャンペーンの情報も明らかとなったので、それぞれ詳しくお伝えしよう。
一筋縄ではいかないボスたちが待ち受ける新ダンジョン「夜明けの塔」
まずは12月18日のアップデートで追加される「夜明けの塔」について。ここは月の島から行けるダンジョンであり、入場はレベル260以上を対象とした、高レベルプレイヤーに向けた場所となっている。参加人数は1~3人だが、現状で最高の難易度、それこそハードではシオカンヘイム以上の難しさを誇るため、ぜひとも複数人で挑んでほしい場所でもある。
ダンジョン内は各区画にボスモンスターが待ち受けており、ひとつの区画をクリアするごとに次へ移動できるという仕組みで、ボスのフロアまではほぼ一直線なので迷うことはない。今回はスタッフの手伝いもあってサクサク進められたが、道中に待ち受けるザコモンスターもかなり固く、油断は禁物だ。
最初のボス・サフィロスは、夜明けの塔を作った魔法使いたちが生み出した氷のゴーレム。動きを制御するため鎖で縛られているという設定通り、移動せず、その場で攻撃を繰り出してくる。
攻撃パターンは腕の振り回しと振り下ろし、体中の氷を放出する「氷の嵐」の3つが主なもの。このうち、腕の振り下ろしと氷の嵐はノックバック効果が付いており、マップの端にある剣山へと押し出されてしまう可能性がある。ここに落ちるとダメージを受けてしまうため、いかに攻撃を回避しつつ戦えるかが重要だ。
また、マップ内に「氷の破片」というオブジェクトが発生することもある。これに近づくと鈍足状態となり、一定時間移動速度が減少してしまう。氷の破片が増えると移動できる場所がかなり限定されてしまうので、パーティ内でこれを破壊する役割を決めておくといいだろう。
敵の攻撃を避けつつ障害物も壊し、タイミングを見て反撃、近づくときには振り下ろし攻撃に注意…というなかなか忙しい戦いになりそうだが、単純に装備の強さだけで勝てるわけではないので、戦術を決めて挑む新しい楽しみ方ができそうだ。
次のフロアからは、本格的に魔法使いが出てくる。2フロア目のボスは、ガナポリーの大魔導師・オパーリオンが幽霊となった姿で登場。オパーリオンは4つの強力な属性魔法を使用し、まともに受けると大ダメージは必至だが、このマップの床には属性に対応した4種類のパネルが存在する。
オパーリオンが使う属性に合ったパネルにいると魔法を無効化できるので、敵が使う魔法を見て素早くパネルを移動するというのが基本的な戦い方となる。水と雷ではパネルや魔法の色が似ているので焦っていると間違えやすいので、落ち着いて対処できるよう慣れていくことがオススメ。
なお、4種類のパネル以外、つまりマップの端っこに移動して戦おうとすると、HPを回復し始めるので注意が必要だ。ひとりでもパネルの外に出るとHP回復が始まるので、戦闘前にメンバーで情報を共有しておくといいぞ。
今回実装される最後のマップでは、オパーリオンと同じくガナポリーの大魔導師であるオブシアノースが幽霊となった姿で待ち受けている。ここは少し特徴的で、マップに入場しただけでは戦闘は開始されず、オブシアノースとの会話により戦闘開始となる。
戦闘開始となると黒い円形のエフェクトが地面を侵食していき、これを踏むと即気絶状態となる。そのため接近して戦うのが難しく、黒いダメージエリアを避けつつ戦っていくことが基本だ。
地面の浸食は時間経過によって進んでいくので、長期戦になればなるほど移動できる場所が減っていく。マップはこれまでの2戦と比べると広めだが、ボスのHPを考えると余裕があるとは言えない。マップ全体が侵食されると戦闘不能になってしまうため、高い火力で一気に勝負を決めたいところ。
各ボスについてお伝えしてきたが、撃破後はパーティ人数分の宝箱がドロップする。ここから入手できる素材は、レベル265装備を作成するために必要となる。素材アイテムは1日1回、ボスモンスターを討伐することで入手できるので、ログインしてから挑戦するとか、一日の締めに挑んでみるといった、日課のように楽しむこともできそうだ。
さて、ここまでの内容はノーマルをプレイしてのものとなる。ハードモードも少しだけプレイさせてもらったが、サフィロスはノックバックの距離が長くなっていたり、氷漬けになってしまう範囲が広がっていたりと、より凶悪に。オパーリオンは全体的に能力が底上げされているので、ひとつのミスが命取りになる危険性が増すなど、ノーマルよりも格段に難易度が上がっていた。
オブシアノースがどれだけ強くなっているかは…ぜひその目で確かめてほしい。ハードこそが現状で最高難易度のダンジョンとなるので、ノーマルをクリアしたといっても安心せず、心して挑んでほしい。
2つのお得なカムバックキャンペーン
今回、新規ダンジョンの追加のほかにも、キャラクターバランス調整やカムバックキャンペーンなども実施される。このうち、キャンペーン情報の詳細についてもお伝えしよう。
ただ前提として覚えておいてほしいのが、カムバックキャンペーンは2つの内容が用意されており、どちらも共通して一ヶ月以上プレイしていないことと、明日12月18日(水)の定期メンテナンス以降にログインすることが対象となっている。12月18日(水)のメンテナンス前にログインするとキャンペーンの対象外となるので、その点は注意しよう。
肝心のキャンペーン内容だが、1つ目は一ヶ月以上ログインしていないレベル150~199までのキャラクターに対して、ログインするとレベル200まで引き上げる経験値を付与するというもの。これに伴い、ネニャフル魔法学院のNPCカレンより、期限付きではあるがレベル200向けの武器・防具も配布されるぞ。
一気にレベル200まで引き上げて、2013年8月に実装された「月の島」関連コンテンツに挑んでみてほしい。そこでさらにレベルを上げれば、今回の夜明けの塔が待っている、というわけだ。
もうひとつのキャンペーンは、一ヶ月以上ログインしていなかったキャラクターが12月18日(水)の定期メンテナンスから翌週12月26日(木)までのメンテナンス前までの期間中、3日間以上ログイン(※1)すると、抽選で1000Nexonポイントがもらえるというもの。抽選とはいえ、当選人数は1200名と大盤振る舞いなキャンペーンとなっているので、当たる確率には期待が持てるだろう。
※1)連続で「3日間」ではなく、期間中に「3日間」ログインすれば条件を満たします。
今回のキャンペーンを逃さずプレイすればレベルを一気に200まで上げられ、なおかつNexonポイントも抽選でもらえるという、クリスマスプレゼントとお年玉をセットにしたようなお得な内容となっているぞ。
ただし、繰り返しお伝えするがキャンペーンの対象期間は12月18日(水)のメンテナンス後からなので、それ以前にログインすると対象外となってしまう。本記事を読んで興味を持った人は、公式サイトでこれまでのアップデート内容などをおさらいしつつ、12月18日(水)のメンテナンスが明けるのをお待ちいただきたい。
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