日本オンラインゲーム協会(JOGA)は、「消費者の日」である本日5月30日に、スマートフォン向けゲームアプリにおける子どものクレジットカード利用に関して注意を呼びかけるキャンペーンを実施した。
2013年12月、子供が親のクレジットカードを無断で利用して高額な請求を受けた等子どものオンラインゲーム利用に関する相談件数が増加したことを受けて国民生活センターは、「増え続ける子どものオンラインゲームのトラブル－家族でゲームの遊び方を話し合うとともに、クレジットカード管理の徹底を！」というリリースを公表し注意喚起を行いました。
これを受けてJOGAは独自に啓蒙活動に努めてまいりましたが、このたび5月30日消費者の日に合わせ、オンラインゲームにおける子供のクレジットカード利用に関して、日本クレジット協会、国民生活センターの協力を得て、注意喚起を行う啓蒙キャンペーンを実施いたします。
キャンペーンの内容は、JOGAのホームページ上に「子どものスマートフォン課金トラブルを防ぎましょう」というキャンペーンページを設け、会員企業の企業やゲームのサイト、アプリ上にこのキャンペーンのバナーを掲載、ゲーム利用者には、バナー経由でキャンペーンページを閲覧していただくものです。
本キャンペーンページは、ゲーム利用者の子供をもつ親をターゲットにしており、内容は、クレジットカードの管理、端末に登録してある情報の管理、端末の管理、クレジットカード利用明細書の確認、利用通知メールの確認、クレジットカードの仕組みやアプリの購入に関しての親子での話し合いに関する注意喚起となっており、国民生活センター、日本クレジット協会にご協力いただき作成いたしました。日本クレジット協会の当該ページには相互にリンクします。
JOGAは、今回のキャンペーンを通じて、オンラインゲーム、とくに多くの会員企業が提供を行うソーシャルゲームプラットフォーム上ではなく単独でゲームサービスを行うゲームアプリにおけるクレジットカード利用に関して、今回ご協力いただいた国民生活センターおよび全国の消費者相談窓口に寄せられる相談件数を少しでも減少させたいと考えております。
JOGAは、2007年の設立以来、皆様がオンラインゲームを安心してプレイできる環境を提供するために様々な対策を実施してまいりましたが、PC同様汎用OSのデバイスであるスマートフォン等が増加している状況を考慮し、今後ともオンラインゲームをめぐる新たな環境に対応し、利用者の皆様の安心安全なゲームプレイ環境の構築、さらにはオンラインゲーム産業の振興に尽力してまいります。
