「ブレイドアンドソウル」アップデート「天舞廻」で追加されるギミック満載のダンジョン「分裂の迷宮」をレポート

エヌ・シー・ジャパンが運営する「ブレイドアンドソウル」では次期アップデートで新ダンジョン「分裂の迷宮」が追加される。今までとは一味違うダンジョンを紹介しよう。

基本プレイの無料化で盛り上がる「ブレイドアンドソウル」では、6月24日に大型アップデートが実施される。いよいよ完結するジン・ヴァレルのストーリーも気になるところだが、ここでは、新たな要素を取り入れた新ダンジョン「分裂の迷宮」を紹介する。

さまざまなギミックが盛り込まれた新ダンジョン「分裂の迷宮」

6月24日のアップデートで実装される新ダンジョン「分裂の迷宮」。ここでは、強力な法機を操る狂気の道化師「ペール・イド」が再び登場し、プレイヤーを待ち受けるぞ。

本ダンジョンは、英雄インスタンスダンジョン「復活の祭壇」「雪人の洞窟」「鬼門館の悪夢」などと同じく太上門地区のフィールドより入場することが可能だ。

インスタンスダンジョンの入り口では、無影団亡霊のトンジンからデイリークエスト「災いの源」「巨大な招かざる客」を受注することでできる。なお、本クエストを受注するためには「迷宮の番人の呼び出し」をクリアしている必要があるので注意しよう。

ダンジョンは、2層式になっており、水月平原にある「らせんの迷宮」と同様に、ひとつの部屋をクリアすれば次の部屋に進むことができる。次に進む部屋が都度ランダムで決定されるため、ルートによって難易度やクリアに必要な時間が変わるといった運の要素も備えている。

今回は、この新ダンジョン「分裂の迷宮」を実際にプレイすることができたので、新たに追加されたギミックや手強いボスを紹介していこう。

地下1階

地図を見てもらえれば分かる通り、地下1階は5つの部屋で構成されたシンプルな構成で、2つのルートが存在している。

まずは、新たに登場するギミックを紹介しよう。

左右に置かれた置物が炎を吐く通路。ここは、軽功を駆使しながら炎を飛び越えていこう。炎の先には2体のモンスターが待ち構えているので、なるべく大勢のメンバーで行動するように心がけたい。

植物タイプのモンスターがいる通路では、不用意に近づくと植物に引き寄せられてしまうことも。いずれのトラップも単独行動しないことがポイントだ。

地下1階では中ボスが2体、そしてボス「ロウコウグ」が待ち構えている。

序盤で登場する中ボス「調査隊長コウ・シンジョ」。部屋の隅に置かれた爆弾使ってボスの周囲にいるモンスターを起こしつつ殲滅しながら、ボスを倒そう。手順を間違わなければ苦戦すること無く倒せるはずだ。

その先で「いでよウシちゃん！」と叫んでいる中ボスが「法機管理兵士ウー・シオイ」だ。叫んでいる通り、ウシを召喚して攻撃してくるのだが、同時に青い木人が出現する。青い木人を倒して赤くした後に、ウシを誘導してぶつけることができれば、ウシを倒すことが可能だ。




ウシを誘導して木人にぶつけよう

地下1階の部屋を抜けると地下2階へと向かうことになるのだが、ここにも新たな要素が追加されている。赤いブロックが敷き詰められており、触れると大ダメージを受けてしまう。そのため、軽功を使いながら緑に光る隙間を目指し、その隙間から次の層に降りていかなければならない。次の層の全体が見えたら瞬時に隙間を発見し、操作する必要があり、さらに10層ほど連続して突破しなければならないため、初見では苦戦しそうだ。




隙間は1列だったり隅の1箇所だけだったりとさまざまなパターンが存在する

その先で待ち構えているのが、ボス「ロウコウグ」だ。右腕に巨大なドリルを装備しており、その武器を振り回しながらさまざまな攻撃を仕掛けてくる。

度々使用してくる近接攻撃スキル「多段粉砕」では出血デバフがかかるため、油断していると大きなダメージを受けていることも多そうだ。そのほか、右腕をつきだした状態で突進するスキル「突進粉砕」にも注意したい。いかにして突進を回避するのかがポイントになってくるので、攻撃パターンを覚えてしまおう。

しばらく攻撃していると「ロウコウグが動力を消耗して、巨大鋸の刃を生成します」というメッセージが表示され、刃の付いた円盤を2個発射してくる。円盤は部屋の中でランダムに飛び回り、触れるとダメージと擦り傷デバフを受けてしまうので厄介だ。

その後しばらくすると、「ロウコウグが動力を吸収します」というメッセージが表示される。動力を吸収している間は、脆弱化するため、そのタイミングに合わせて特定の合わせ技を使用すれば動力の吸収を阻止することができる。動力の吸収に失敗したロウコウグはグロッキー状態に陥るので、集中してダメージを与えよう。動力を吸収している間は、ロウコウグの周りに青色の地面が生成され、そこに乗ると約5,000ダメージを受けてしまうので注意したい。

地下2階

地下2階は、20部屋と巨大だ。多くの分岐が存在し、ルートによってはかなりに時間を使ってしまいそうだ。

地下2階の最後で登場するのがボス「ペール・イド」だ。ペール・イドは、最初「掘削型09式」に乗って登場。レーザー光線を撃つ「消滅光線」と身体を回転して攻撃する「回転攻撃」が基本攻撃だ。いずれも前方方向にダメージを与え、被弾するとノックバックするので、うまく防御や回避をするようにしよう。

「掘削型09式」を倒すと、新たな機械が出現し「掘削型09式」と合体、「穿孔号」になる。「穿孔号」が発射する6個のドリルは地面に突き刺さり、ドリルを放置していると爆発し、ほとんどのキャラクターが生き残ることができないほどの大きなダメージを受けてしまう。ドリルを発射したら、素早く処理しよう。「穿孔号」の攻略にはさまざまな攻略法が用意されているそうなので、各自で研究してみて欲しい。





ドリルが発射されたら素早く処理しよう

「穿孔号」を破壊すると、いよいよペール・イド本人との戦いになるのだが、おそらく苦戦することはないだろう。思う存分戦ってほしい。

本ダンジョンで手に入る衣装「人機装甲」

本ダンジョンで手に入る衣装は「人機装甲」「遺物探知機」「後方推進機」の3種。漆黒の地に青白く光るアクセントがSFチックな印象を与える衣装だ。

いよいよジン・ヴァレルとの物語が完結！ポスターに映る女性は一体？

ジン・ヴァレルとのメインストーリーがいよいよ完結。ポスターの左には、どこかで見覚えのある女性が描かれている。この女性が物語にどのように関わってくるのか、是非プレイして確かめよう。

ストーリー

ムイル峰での師匠や仲間との平和な日々は、ある日突然終わりを迎えた。師匠と仲間が死んでから、自分は孤独だと思い続けてきた。復讐心にとらわれて過ちを犯したこともあった。道を踏み外したこともあった。だが、今は志を共にした仲間がいる。今まで出会った人たちが自分を支えてくれている。もう自分は一人ではない。悲しみの因果を断ち切るための戦いが目前に控えていた。

グレン・マリナの力を借りて、アンシー族や悪鮫族など水月平原の種族と同盟を結ぶことができた主人公。心強い仲間と共に江流都に進撃しようとしたその矢先、ジン・ヴァレルの策略によって天命祭が強行されてしまう。ついに魔界の門は開かれた！魔族の侵攻、破壊される江流都、魔物と化す人々…。

しかし、まだ魔界の門は完全に開ききってはいない。一筋の希望の光を胸に、主人公たちはジン・ヴァレルに最後の決戦を挑む。主人公が、そしてジンヴァレルが歩んできた復讐の道の果てに待つものは？