「イカロス オンライン」遠距離も近接戦闘も得意な新クラス「レンジャー」のメディア向け体験会をレポート

WeMade Onlineは、「イカロス オンライン」にて実装が予定されている新クラス「レンジャー」のメディア向け体験会を行った。「レンジャー」を紹介するとともにプレイインプレッションをお届けする。

本作の6番目のクラスとして年内の実装が予定されている新クラス「レンジャー」。今回、メディア向けの体験会が実施され、本クラスの特徴や操作感を知ることができたので、レポートする。

新クラス「レンジャー」

レンジャーは、騎士ではなく、クロウが率いるシャドウクランの団員で今までのクラスにはなかった独特の雰囲気をもっている。

ガントレットを使用した格闘スタイルの近接攻撃とボウを使用した遠距離攻撃、2種類の攻撃を使い分けてスタイリッシュに戦うクラスだ。ボウでは矢ではなく、「魔気」と呼ばれる気を放つため矢を補充する必要はない。

戦況に応じて、ガントレットとボウを使い分けるため、操作難易度はやや高めだ。その分、操作に慣れればほとんどダメージを受けることなく敵を倒すこともできるだろう。

序盤はボウが中心の戦闘スタイルになるだろう。

移動中やジャンプ中でも攻撃が可能で、「S→S」コマンドで後方にバク転して攻撃を回避することができる。

専用ゲージ「魔気」とは?

前述のとおり本クラスはボウを使用する際に「魔気」を消費する。魔気は、画面左上のHPバーの下に紫色のバーと紫色の玉が3つ並んだゲージで表示される。バーとゲージは連動しており、通常はバーを見ていればよい。ゲージの玉は後述の魔気ボーナスの目安となる。

体からは常に黒や青の羽根となって魔気が溢れており、魔気の残存量によってこのエフェクトも変化する。

スキルを使ったり移動の際に羽のようなエフェクトがかかる。

魔気は、ボウ系スキルを使用することで消費され、逆にガントレット系スキルを使用すると回復する。しかし、ガントレット系スキルを使用するとHPが減少するので、長時間の戦闘ではガントレットとボウのバランスが重要になってくるだろう。

なお、魔気の量に応じて、キャストタイム・魔法攻撃力・移動速度にボーナスが付与され、残存量が多いほどより良いボーナスを得ることができる。魔気の残量を高い水準に保つことがポイントだ。

「レンジャー」は魔法クラス

意外かもしれないがレンジャーは魔法クラスに分類されており、知能に応じて攻撃力が上昇。基礎ステータスの伸びはウィザードとプリ―ストの中間程度で、各ステータス1あたりの能力の上昇値はウィザードと同じだ。

また、装備のOP補正値が両手武器を使用するバーサーカーやウィザードと同等の扱いになっている点も特徴だろう。

スタイルチェンジ

スタイルチェンジは、ボウとガントレットそれぞれに特化した体制に転換できるもので、「A→A」コマンドでボウ、「D→D」コマンドでガントレットに切り替えられる。スタイルを変更すると対応したスキルがそれぞれのモードに特化したものに切り替わり、より戦闘を有利に進めることができる。なお、スタイルチェンジはトルグ系となっているが、使用中でも特定のゲージ減少するといったことはないので、常時切り替えながら使用するのがおすすめだ。

スタイルチェンジに対応しているのは「カラスの目」「魔気暴走」「チェーン打撃」の3スキル。特にバフスキルである「カラスの目」は、戦闘能力を底上げしてくれるのでぜひ活用したい。

PvP専用効果付属スキル

PvPは体験できなかったので使用することはできなかったのだが、PvP専用で効果を発揮するスキルが2つある。「ストームアロー」は5秒間敵のヒール量を20%減少、「エイムアロー」は7秒間敵のクリティカル防御を400減少させる効果で、相手にとってはかなり厄介なスキルだ。

ガントレットとボウのほか、バフ/パーティに特化した特性も

ガントレット重視の特性では、体力増加と防御面の強化のほか、ガントレット系スキルの強化としてHP吸収の効果を得ることができる。ボウ重視の特性は、精神力増加と対人面での強化、そしてボウ系スキルの強化として魔気の消費量が減少する。

ソロプレイが重視されたクラスだと思ってしまいがちだが、パーティに特化した特性も用意されている。知能増加、バフやデバフの強化のほかに、パーティメンバーの攻撃力増加やHP回復のスキル効果が付与されるなどパーティ全体でも大きな恩恵をうけることができる。

どんな状況にも対応可能なプレイスタイル

レンジャーは、ソロプレイとパーティプレイどちらにも対応が可能。PvPでも近接/遠距離どちらにも対応でき、PvP専用スキルも持っているため非常に強力だ。

ソロプレイでは、レベル3で習得できる「間隔調整」がアサシンのシャドウステップと同様の効果を持っており非常に強力だ。アサシンとは違い、スキルを連続使用した際にもデメリットがはっせいしないため、モンスターからダメージを受けずに倒すことも可能。

レベルが上ってスタイルチェンジを活用できるようになればヒットアンドウェイも多彩になり効率よい戦闘をおこなうことができるようになる。しかし、範囲攻撃が苦手なので、多数のモンスターを相手にする場合や囲まれると苦戦するだろう。

まとめ狩りが主流となっているパーティプレイでは、範囲攻撃が苦手なレンジャーは活躍できなそうだが、レベルキャップ50までで解放される特性スキルでパーティへの支援が可能となり、活躍が期待できる。

PvPはアサシンと同等の強いクラスになることが予想されており、無敵時間など強力な要素を多く備えている。

将来が楽しみな、やや上級者向けのクラス

体験会では、レベル1とレベル35のキャラクターを使用することができた。レベル1の時点でボウとガントレットの基本スキルを使用可能で、射程ギリギリからボウを放ち敵が接近してきたらガントレットのスキルで迎撃するという戦闘スタイルで戦えば苦戦するようなことはなかった。

レベル35では、後方回避やスタイルチェンジなどが使用できるようになり、使えるスキルも豊富だ。戦い方のバリエーションが多いため、最初は、ボウとガントレットのスキルの使い分けなどに戸惑うことも多かった。

すでに述べたとおり、複数の敵に囲まれてしまうと苦戦してしまいがちだ。移動しながらの攻撃も可能なので、後退しながら敵を削り、いくつかある範囲攻撃スキルを効果的に使い対処することになりそうだ。

ボウとガントレット、スタイルチェンジ、単体・範囲攻撃など戦況に応じてさまざまな要素を使い分ける必要のあるレンジャーは、やや上級者向けのクラスという印象を受けた。

集団相手だと苦戦してしまうレンジャー。
ボウには前方5方向に向けて攻撃できる範囲スキルも存在する。
近づいてきた敵の集団を粉砕するガントレットの範囲スキルも強力だ。

プレイヤーが気になる点として、魔気の消費具合があると思う。レベル35でボウのスキルを連続使用したのだが、どれだけ使っても魔気が尽きてしまうような状況にはならなかった。スタッフに確認してみたところ、さらにレベルが上がるにつれて、多くの魔気を消耗するスキルが増え、魔気が足りなくなる可能性が出てくるという。

本クラス自体がレベル50や次期アップデートを念頭に置かれて企画されているようなので、将来活躍の場が格段に増えていくことが予想される楽しみなクラスだ。腕に自身のあるプレイヤーは是非チャレンジしてみてほしい。

次期大型アップデート「不死の砂漠(仮称)」

体験会では、次期大型アップデート「不死の砂漠(仮称)」のコンテンツも一部紹介された。本アップデートでは、新マップ「不死の砂漠」が実装され、レベルキャップが50まで解放される。追加されるダンジョンは「古代の寺院」「混沌の魔軍の要塞」「ペクトラ」の3種類。地上用フィールドレイドモンスターの「サンドストーム」も登場する予定だ。実装時期は未定だが年内の実装を目指しているという。

サンドストームはどんな攻撃を繰り出してくるのだろうか。

11月1日には、本作ではじめてのオフラインイベントとなる「飛翔祭」が秋葉原で開催される予定だ。開発チームが来日し、今後のアップデート情報などが披露される予定なので、本イベントでさらなる情報が明かされそうだ。

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