NCSOFTは、開発中の新作オンラインゲーム「MXM」のカンファレンスを開催し、ゲームの詳細情報や新たなマスターを公開した。
「MXM」はスピーディーな戦闘、爽快な打撃感、そして、新しい戦闘スタイル「タッグシステム」が特徴的なシューティングアクションゲームだ。プレイヤーが操るのはマスターと呼ばれるキャラクターで、NCSOFTのゲームに登場するキャラクターも多数採用されている。
個性あふれるマスターたちの多様な攻撃スタイルと、走って飛んで銃弾を避けるなどの操作スキルを通して、シューティングゲーム本来の爽快な打撃感とエキサイティングなコントロールの楽しさを共に経験できる。
タップキーを利用してマスターを切り替えるタッグシステムで、ふたつのキャラクターを選択しながらプレイできる。ディーラーからタンカー、タンカーからサポーターに攻撃スタイルを自由に変えることが可能だ。危機から脱出したり、強力な連続攻撃を繰り出したり使い方はさまざま。多彩な戦略を楽しむことができる。
韓国では、2014年10月、そして2015年2月に2回目のテストが行われている。2次テストでは新たなコンテンツやゲームシステムもアップデートされたという。
11月12日から開催している「G-STAR 2015」を通じて新たなマスターが公開された。今回発表されたマスターは、「リネージュ2」のNPC「キャット ザ キャット」と、「ギルドウォーズ2」の英雄キャラクター「リットローク」、さらに、本作オリジナルマスター4種(R&B、ソニード、メローペ、マイア)で、計30種になる。さらに、新ダンジョンとして、「リネージュ」でお馴染みの「グルーディオ」「アリの巣」も追加される。
特徴
更に強力になった“NCオールスターズ”NCSOFTを代表するマスター総出動
MXMのもっとも大きな特徴であり核心は、マスター。様々な個性をもったマスターたちは、各自のオリジナルの世界観とコラボレーションIPの特徴を表現して登場する。各マスターたちは自分だけの属性と特性でダンジョンを攻略してプレーし、パーティメンバーたちとシナジーを出せる組み合わせを作り出す面白さをもっている。
数多くのマスターの組み合わせを通じて緊張感あふれる状況を突破するマスタータッグ
30種類のマスターのうち2つのマスターの組み合わせを通じてプレーするMXMは、自身のマスターが危険な状態から脱出するための用途として、マスタータッグを使用することができる。遠距離ディーラーマスターから丈夫なタンカーマスターへ、タンカーマスターから味方のためのサポーターマスターへタッグをして様々な個性ある組み合わせで変数を作り出す戦闘システムだ。
細密なキャラクターコントロールとマウスエイム「Aim」から繰り出すダイナミックなシューティングアクション
MXMは一般的なAOSおよびRPGジャンルとは違い、NPCとユーザーの基本攻撃とノンターゲット形態を前提としており、大部分のダンジョン攻略はモンスターたちの攻撃パターンおよび投射体を回避するコントロールを要求する。持続的なマウスゲーム、投射体を避けるための回避技、そして効率的に敵を倒すためのスキル活用を通じてユーザーたちはダイナミックなシューティングアクションを経験することができる。
戦略的なマップ運営と幻想的なチームワークを見ることができる5v5 PvPモード「チタンの遺跡」
チタンの遺跡は戦略的なプレーで点数を獲得し、マップ中心のチタンを召喚して敵陣の核を先に破壊したチームが勝利する、戦略PvPモードである。ユーザーたちは各自個性を持ち合わせたチタン、マップに配置されたNPCと構造物、各種地形地物を中心に戦闘を繰り広げる。この過程でマップ運営のための戦略的な意思決定および華やかなチーム戦闘を楽しめるMXMの核心コンテンツである。
世界観
近い未来の地球、人間の生存を脅かす伝染病が発生し、その人々を救うために作られた人工知能アトラスが誕生した。アトラスは人類を救うためにプロジェクトを立ち上げ、脳を除いた全ての身体を人工物に替え、病と死から解放された‘シンディサイド’を作り出す。彼らは不死身に近い体を持つ新たな人間だった。
しかし、一般の人間はシンディサイドと共存することができなかった。シンディサイドになる恵みをうけることができるごく少数の有力な階層は、崩壊した社会を再構成する過程で一般人類と次第に分離し、葛藤が深刻化して、結局人類は大規模な移住を余儀なくされた。
約800万人の人類を乗せた艦船は、約束されていない冷凍睡眠に陥ったまま40年間の航海の後、太陽系を抜け出した地点でアヌ人の伝送基地に接近することになる。アヌは‘ソル’の力を使う歴史ある文明として‘ソル’は生命の源、様々な形で存在する力としてアヌ人の物質的動力源であり精神的な源であった。
以後、人類はアヌ人と共に‘ソル’を開拓しながら生きてきて、開拓団はアーク惑星で昆虫型生命体‘クォート’と遭遇することとなる。荒々しく急速に進化するクォートはアーク惑星と地球人を困らせ、彼らと紛争途中で‘ソル’を使用できる一部の地球がいたということを発見し、彼らは ‘限界を超えた人間’としてアヌ人たちが認めた正式なマスターになった。
クォート戦争後、‘ウィリアム ミレット’という人物を中心に結成された地球旧歓軍は、地球人たちから大きな反響を得た。アヌ人の援助を受けて地球奪還を試みたが、船隊の大半がシンディサイドの衛星に襲撃されて、待機ライン防御圏を超えることができなかった。
人類はシンディサイドを崩すためのカギが‘マスター’だということに気付き、1次奪還戦の失敗から約6年後、マスターを主軸に2次奪還戦を開始し、1次奪還戦で設置した月面基地の伝送装置を利用して地球の生存人類と協力して地上拠点を建設するなど、再び地球奪還のために戦っている。