セガゲームスが本日3月21日、有明コロシアムで開催した「ファンタシースター感謝祭2016」決勝大会の「PSO2放送局SP」にて発表された、「ファンタシースターオンライン2」に関する最新情報をお届けする。
EP4大型アップデート第2弾「暴食と指輪」part3の情報が公開!
4月上旬に実施される「ファンタシースターオンライン2(以下、PSO2)」のEPISODE4大型アップデート第2弾「暴食と指輪」part3の情報が公開。今回のアップデートでは、「イースターイベント2016」が開催。イースターロビーがリニューアルしているほか、ラッピーボールが登場。イースタービンゴではトラナが報酬となっている。
また、「ワイルドイースター2016」に関しては踏破型のクエストに変更となっており、一番最後に一斉に」ドロップが発生する仕様となっている。ドロップされる新★13武器「エグスカルペ」はハンター、ガンナー、テクター、バウンサーが装備できるジェットブーツの武器となっている。
「ストーリーボード」にも新イベントが追加されるほか、新スクラッチとして第3回アイテムデザインコンテストの入賞作を実装する「ウィナーズデザイン3 SideA」が登場。基本的にはコスチュームの仕様になっているが、SideBの一部に関してはレイヤリングウェアに対応したものもあるとのこと。
4月下旬に実施されるPS4版サービスインアップデート「新体験への出航」の情報が一部公開!
4月20日に予定されているPS4版のサービスインに併せて実施されるアップデート「新体験への出航」の情報が公開。紹介映像の上映後、プロデューサーの酒井智史氏がこれで半分ほどと話すなど非常にボリュームの大きなアップデートとなるようで、ここではその一部に触れるかたちとなった。
まずはPS4版のサービスインに際して、PC版に追加される機能について紹介。既報で触れられていた、PS4版と同等のグラフィックでプレイできる「設定6」の追加のほか、描画や処理負荷などを軽減するため、エフェクトの軽減設定を追加。
また、全武器種に3ボタン×裏表の6アクションが設定できるように。これは近接武器でオリジナルコンボが作りづらいという意見を反映するかたちで実施されるもので、状況に応じてPAを使い分けたり、ペットのPAが入れられるようになるなど格段にアクションがしやすくなるという。
そしてPS4版のサービスインということで、トロクロコラボが再び実施される。トロとクロがPS4でもロビーに登場するほか、期間限定でトロクロニャウや、新たなトロクロモチーフの武器迷彩も登場する。また、新スクラッチ「トロクロ・ステーション」にてはトロクロTシャツがベースウェアに登場、さらにACスクラッチボーナスとして、トロクロと同様のミニサイズになることができる、新トロクロスーツが実装される。
新スクラッチの「トロクロ・ステーション」では、普段着やキャストテイストのレイヤリングウェアに加えて、キャストパーツも配信。新進化デバイスも用意されている。
そして、新たな強化システムを採用した新世武器が登場。武器同士を合成し、失敗無しで強化できるという仕様となっており、属性値の上昇も、アイテム強化で同時に可能だ。また、潜在能力の解放で+10→11、+20→21のキャップを解放することができる。
新生武器の登場に伴い、コモン、アンコモンの武器は新生武器に全て変更。アップデート以前のレア以上の武器は「旧式武器」にカテゴライズされ、今までどおりの強化方法が可能。現状で旧式武器が使えなくなるということはなく、当面は両立させるかたちで進めていくそうだ。
また、輝石収集に代わる新たな武器入手システムとして「コレクトファイル」が登場。対象エネミーを撃破してクエストをクリアするとゲージが上昇、ゲージが100%に達すると、必要アイテムが次回はドロップ確定となる。それらの必要アイテムをコンプすることで、報酬アイテムが手に入る。今回の報酬は、新生武器「レボルシオ」シリーズだ。
AC購入だけでなく、無料でも手に入る新通貨「スタージェム(SG)」も登場。新要素である「コスチューム愛着度」をMAXにすることなどで手に入る。ギャザリングやペット関連など、一部のACコンテンツをSG消費に変更するなど、ACとメセタの中間の立ち位置として考えているそうで、今後もいろいろと試しながらやっていきたいと話していた。
最後に、ディレクターの木村裕也氏からEP4以降の有料コンテンツの方針について、ユーザーへの説明が不足していたとして、改めて説明を行った。その大枠は下記のスライドを確認してもらえればと思うが、前提として長期運営をしていく中で、売上の主軸であるACスクラッチの売上は緩やかに減少傾向にあることから、ACスクラッチに依存する従来のモデルから段階的に脱却することを目指しているという。その試みのひとつとして時短系のアイテムの拡張などを行っているが、「PSO2」の掲げるプレイ料金ポリシーについては今後も変更せずに運営していくと話した。
「PSO2es」2周年を記念した施策が続々!
2016年4月7日に、Android版の正式サービスインから2周年を迎える「ファンタシースターオンライン2es(以下、PSO2es)」。同作に関しても、さまざまなアップデートやキャンペーンが予定されている。
まずは「PSO2」内で実施される2周年アニバーサリーイベントについて紹介。こちらでは「PSO2es」のヒロイン・ジェネが「PSO2」のロビーに登場。パートナーカードも入手可能であり、スライド上では5月上旬となっているが、6月上旬まで開催されるということだ。同時にジェネのコスチュームやアクセサリなども3月23日よりACスクラッチに登場。そのほか、「PSO2」「PSO2es」の連動イベントも行われ、報酬として「*ジェネ・マクラ」などが手に入るという。
そして「PSO2es」側では、キャラクターデザインのNidy-2D-氏が描き下ろした2周年記念チップ「ジェネ&モア[アニバーサリー]」が4月1日、2日の2日間限定で発売される。また、11連スクラッチも初回1回は半額で回すことができる。
さらに緊急クエストとして、3種のレアエネミーが日替わりで登場する「黎明を刻みし三強」が開催。ここでは、「PSO2es」限定の★12銃剣「リグジエンザー」が入手可能ということなので、チャレンジしてみるのもいいだろう。そのほか、新ウェポノイドとして華散王(CV:飯田友子)、ブルージーレクイエム(CV:喜多村英梨)も登場する。
4月後半に予定しているアップデート情報も一部公開。今後はウェポノイドの個別ストーリー「外伝」が追加される予定だ。すでに登場したウェポノイドを含めて定期的に配信されるというこのストーリーは、該当のウェポノイドを所持していればプレイ可能、未所持でも1話前半は視聴可能となっている。
知っ得情報局では「ミリオンアーサー」シリーズとのコラボが発表!
「PSO2」に関する各種情報を紹介する「知っ得情報局」では、初出しの内容を含む、直近のコラボレーションやキャンペーンに関する情報が公開された。
まずは3月25日より実施される、「ワールド エンド エクリプス」との相互コラボ第2弾情報が公開。また、「ワールド エンド エクリプス」と「PSO2es」とのコラボも決定し、「ワールド エンド エクリプス」内にウェポノイドが登場する。
さらにここで、新たなコラボレーションとして、スクウェア・エニックスの提供する「ミリオンアーサー」シリーズと「PSO2」の相互コラボが4月に実施されることが発表された。
「PSO2es」には、スマートフォン版「乖離性ミリオンアーサー」とのコラボチップとして、傭兵アーサー、盗賊アーサー、富豪アーサー、歌姫アーサー、帰化型ニムエの5キャラクターが登場する。
また、PS Vita版「拡散性ミリオンアーサー」では「PSO2」とのコラボカードが4月下旬に登場。アークスのコスチュームに身を包んだ「拡散性ミリオンアーサー」の騎士たちや、人気のアークスたちもカードで登場予定だ。
その後は現在実施中の「ALIENWARE限定アイテム獲得キャンペーン」や、Google認証システムの実装にともなってリニューアルされた「ワンタイムパスワード継続キャンペーン」の内容を順に紹介。
そして最後に、こちらも現在実施中のセブン-イレブンとの8大コラボの内容をおさらい。既報の情報に加えて、後日公開予定となっていたパウチゼリーとのコラボキャンペーン、ショッピングサイト「omni7」で販売される「PSO2」グッズ情報、そしてマルチコピー機での設定画&ビジュアルブロマイド発売に関する詳細が公開された。
「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」とのコラボが決定!
さらなるサプライズ情報として発表されたのが、「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド(以下、FFXIV)」とのコラボだ。「PSO2」内に闘神オーディンがコラボボスエネミーとして登場、斬鉄剣も完全再現される。また、ミコッテ衣装のほか、数々のアイテムも実装予定だ。
ここでスペシャルゲストとして、「ファイナルファンタジーXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登壇。質問形式のトークテーマに沿って、今回のコラボレーションに関するトークが繰り広げられた。
以前雑誌の企画で対談を行った時に、木村氏から打診をしてみたところ、吉田氏が快諾したところから始まったという今回のコラボレーション。お互いの印象について話し合ったり、時に砕けた会話で笑いを誘ったりと盛り上がりつつ、今回のコラボレーションに期待したいこととして吉田氏は、お互いのタイトルを触ってもらうことをきっかけに、オンラインゲームの裾野を広げていきたいと、日本のオンラインゲームユーザーに向けた思いを語った。
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