ネクソンは、「カウンターストライクオンライン2」のゲーム概要やサービススケジュールを公開する発表会を、本日6月16日に東京・e-sports SQUARE AKIHABARAにて実施した。
「カウンターストライクオンライン(以下、CSO)」は、テロリストと特殊部隊の対立をテーマにしたFPSゲーム。
爽快な打撃感やスピーディーなゲーム進行が大きな特徴だ。数々のミッションや多様な装備、実在する特殊部隊が登場し、最大で32名が入り乱れるリアルな戦場を楽しむことができる。
そんな「CSO」の最新作が、最新バージョンのソースエンジンを搭載し、リアリティ溢れるグラフィックと強化されたアクションがウリの「カウンターストライク2オンライン(以下、CSO2)」だ。「CSO2」は、既に韓国や中国、台湾でサービスが開始しており、長い間日本でのサービスが待ち望まれていただけに、今回の決定を嬉しく思うユーザーも多いのではないだろうか。
ここでは、本作のゲーム概要やサービススケジュールなどが明らかとなった発表会の模様をお届けする。
ついに日本サービスが決定した「CSO2」のゲーム概要が公開
会場では、本作のティザームービーがお披露目された。テロリストと特殊部隊の壮絶な銃撃戦がハイクオリティのグラフィックで再現されており、「CSO2」への期待が膨らむ内容となっていた。
まず始めに、ネクソンコリア 「CSO2」開発ディレクターを務めるイェ・ジュンギュ氏が登壇。
韓国、中国、台湾に続き日本で「CSO2」をサービスすることになり非常に嬉しく思っている。長い時間をかけてサービスへの準備を行ってきたので、ぜひ楽しんでプレイして欲しいと開幕の挨拶を行った。
続いてイェ氏から、ゲームの概要が説明されることに。「CSO2」は、「CSO」シリーズの伝統を継承しつつも「CSO2」だけがもつ新しい体験を提供するという目的の下で開発されており、“伝統と新しさの融合”をスローガンに掲げているそうだ。
その一つの例として、グラフィックが挙げられた。既存のコンテンツやキャラクターなどを最新のトレンドに合わせてデザインし直したそうだ。
最新のテロ対策舞台が実際に使っている装備を参考に新デザインを作成。 |
テロ陣営も最近のトレンドを取り入れることを意識している。 |
マップも既存のテイストを壊さないよう配慮しつつ、よりリアルに作り直されている。 |
「CSO2」のゲームエンジンは、Valve Softwareが開発した“sourceエンジン”をチューニングして使用している。大規模なチューニングを行うことで既存のエンジンより優れたクオリティを再現しているという。またこのエンジンは、現在も継続してアップグレード中のようで、日本サービス時にはさらに進化したグラフィックを提供できるとのことだ。
「CSO2」は、既存コンテンツの改善だけではなく、独自の新しいコンテンツが多数用意される。ここでは新しく作成されたマップや個性的なキャラクター、武器が紹介された。
ゲームモードに関しても既存の“ゾンビ”や“かくれんぼ”などのモードを残しつつも、新しいゲームモードが搭載される。
ここからは、実際のゲーム画面が紹介された。説明したのは「CSO2」プロジェクトマネージャーを務めるイ・チヒョン氏、そして「CSO2」シリーズのレジェンドプレイヤーとして知られるNoppo氏だ。
「CSO2」では、UIなどがかなり強化されているようだ。その例としてインベントリが紹介された。同じ武器でもスキンの違いなどがリスト化されており、とても見やすいものになっている。
続いては自分で部屋を作成するカスタムモードが紹介された。ここではチャンネルを選択しルームの作成や入出が可能だ。またゲームモードも選択することができる。今回はOBTで遊べる4つのみが表示されているが、今後は新しいモードが追加されるとのことだった。
作成したルームでは、マップ選択やラウンドの設定、武器制限などが細かく設定できる。その中でも大きく変わった点として、画面左上に放送許容というスイッチが追加されている。これをONにすることで、他のプレイヤーからの観戦が可能になるとのことだ。大会配信時のような画面で戦闘を見ることができるので、他のプレイヤーの動きを参考にしたいときなどは便利な機能になるだろう。またこの観戦モードは、公平性を喫するために、30秒のディレイがかけられている。
OBTや正式サービスの日程が決定!
最後に、ネクソンコリア「CSO2」開発室 企画・日本「CSO2」担当プロジェクトマネージャーを務めるキム・ヨンソク氏より、現在の開発状況や今後のスケジュールが発表された。
現在開発中のものとして、日本関連のキャラクターや武器、マップがあるそうだ。一部のコンテンツは既に開発が進んでいるので、近い将来に公開できるのではないかとのことだった。
日本サービスを行う上で、キャラクターボイスにも力を入れており、豪華声優を起用している。ここではキャラクターボイスの一部が発表された。
サービスしてからは、クラシックミッション活性化のために大きく2つの施策を行うという。1つはプレイヤーが誰でも参加できるランキング戦、もう1つはオンライン/オフラインにて行われる大会だ。
ランキング戦は、勝利、敗北、Kill、Deathという4つの評価システムにより点数が付与され、自分の階級が決定するそうだ。また、本格的なランキング戦を開始する前に、安定性をテストするための先行シーズンが設けられる。これは7月12日から16日の期間にかけて実施され、ここでは限定のアイテムが報酬として手に入るようだ。
次に大会についてだ。大会は3つの形式を考えており、その中でもオンラインの大会には力を入れて行っていきたいとのことだった。
そして、最も気になる日本におけるサービス日程が公開された。まず7月12日よりOBTが行われ、7月26日に正式サービスが予定されている。キム氏は、サービス開始後は、約2週間の間隔で新しいコンテンツを実装していきたいと、今後の展望を語った。
また、OBTに先駆けて先行体験会が実施されることも明らかになった。7月1日に大阪で、7月2日に東京で実施される。参加受付は本日6月16日から6月22日まで特設サイトにて行われているので、興味がある人は是非応募してみてほしい。
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