「Steam Machine」発表―160mmボディにZen4 CPUとRDNA3 GPUを凝縮したゲームPC

Valveは、「Steam Machine」を発表しました。約160mmの小型筐体にセミカスタムAPUを搭載し、4K 60FPSのゲーム体験を実現。SteamOSによる高速起動と一時停止、豊富な入出力、無線性能、内蔵電源などを備え、リビングでも扱いやすい据え置き型ゲームPCです。2026年初頭に登場予定。

目次

「Steam Machine」は、高さ約152mm、奥行き162.4mm、幅156mmのコンパクトな筐体に、セミカスタムのAMD Zen 4 CPUとRDNA3 GPUを内蔵しています。CPUは6コア12スレッドで最大4.8GHz、GPUは28CU構成で最大2.45GHz駆動を実現し、FSRによる4K 60FPSクラスのゲーム体験を提供します。高い処理能力を備えながらも2.6kgの軽量な本体と静音設計により、リビングやデスク周りでも快適に利用できます。

「Steam Machine」発表―160mmボディにZen4 CPUとRDNA3 GPUを凝縮したゲームPCの画像

SteamOS 3による最適化と高速なプレイ環境

OSにはArchベースのSteamOS 3を採用し、ゲームの高速な再開やクラウドセーブをサポートします。Steam Deckと共通の環境で操作でき、プラグアンドプレイを重視したシステムです。

また、新たに追加されたSteam Machine Verifiedにより、対応状況を分かりやすく確認できます。デスクトップ環境としてKDEプラズマが利用でき、一般的なPC用途にもそのまま対応します。

入出力、ネットワーク、ストレージ構成など実用性を強化

本体には豊富な入出力を備え、接続性の高さも特徴です。前面にUSB-A 3.2 Gen1を2基、背面にUSB-A 2.0を2基、USB-C 3.2 Gen2を1基搭載しています。

映像出力はDisplayPort 1.4が最大4K 240Hzまたは8K 60Hzに対応し、HDRやFreeSync、デイジーチェーンにも対応します。HDMI 2.0は4K 120Hzまで利用可能です。ネットワークはWi-Fi 6Eの2x2構成とBluetooth 5.3に対応し、ギガビットイーサネットも備えています。

ストレージは512GBと2TBのNVMe SSDモデルを用意し、いずれもmicroSDカードによる拡張が可能です。内蔵電源を採用しており、大型ACアダプターを必要としない点も扱いやすさにつながっています。

「Steam Machine」発表―160mmボディにZen4 CPUとRDNA3 GPUを凝縮したゲームPCの画像

LEDストリップやSteam Controller対応など便利機能も搭載

前面には17個のRGB LEDを配置したLEDストリップを備え、システムステータスをカラーやアニメーションで確認できます。好みに合わせてカスタマイズすることもでき、不要な場合はオフに設定することも可能です。

また、Steam Controller向けの2.4GHzワイヤレスアダプターを本体に統合し、最大4台まで直接ペアリングできます。高性能なAPUを生かして家庭内ストリーミングのホストとしても適しており、Steam DeckやSteam Frameへの配信もスムーズです。

Steam Machine
https://store.steampowered.com/sale/steammachine

日本からはKOMODO Stationにて正式に購入が可能です。
すでにウィッシュリストの受付が行われています。
https://komodostation.com/

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