ゲームポットがサービスを予定している「メビウスオンライン」において、3月4日より行われるクローズドβテストに先駆け、本作を体験する機会を得ることができたので、そのプレイレポートをお届けする。
今回は、チュートリアルならびに協力プレイ、対戦プレイを一通り体験した。ここからは、それらを通して特に印象に残った部分を紹介していこう。
キャラクターメイキングがすごい!!
体験プレイをするにあたり、本作のプロデューサーである「山本 潤」氏より一通りの説明を受け、いざプレイへ。
はじめに、プレイヤーの分身となるキャラクターを作成するのだが、ここでいきなり本作の魅力を体感することに!それはキャラクターメイキングのバリエーションが豊富であることだ。
基本体型は、“男性”“女性”“少年”“少女”の4種類からそれぞれ5つずつ選ぶことができる。また、頭部は髪、頭、瞳、唇の4項目を設定でき、髪と瞳、それから肌の色は16種類から選択可能。
と、ここまではまだまだ序の口。続いて、体型の設定へ。ここでは身長と頭身をそれぞれ設定できる。さらに、頭部、胸部、腹部、臀部、腕、脚の6つの部位をスライダーで自由に変えることができるのだ。
スレンダーな美女や均整のとれた男性はもちろん、ツンデレ風味な女の子やかわいらしい男の子、果ては激太りなおじいさんなども…!?愛着を持てるキャラクターを作る上で、ここまで設定ができるのは大変うれしいところ。ぜひ試してみよう。
また、衣装変更のバリエーションも豊富。部位の縛りがないため自由度が高く、作った衣装をストックしておけるので、思いのままに着せることができる。モーションカスタマイズ、ボイスカスタマイズも設定可能だ。
ちなみに筆者はここだけで10分強ほど費やしたが、その甲斐もあって(?)満足のいくキャラクターとなった。
初心者でも気軽に操作!
本作の操作は、MMORPGユーザー向けとTPSユーザー向けの2種類から選ぶことができる。筆者はTPS系には不慣れなことから前者でプレイをしてみた。
キャラクターから表示される矢印方向にマウスを動かしてクリックすることで移動(左Shiftを押しながらで走る)でき、武器はその状況に応じてホイールで選択することができる。
そのほか、ステージはとても立体的なものとなっており、ジャンプや左右への回避などはないものの、段差をよじ登ることができるので、対戦プレイにおいては位置取りが非常に重要になってくるだろう。
TPSなどのガンシューティング系に慣れているユーザーにとっては物足りなさも感じるかもしれないが、ライトユーザーやMMORPG、アクションゲームをプレイしているユーザーにはシンプルに操作でき、安定感と新鮮さを感じることができるのではないだろうか。
中世と現代、それぞれで違ったプレイを楽しめる!
本作は、西洋風のファンタジー世界を中心に展開。プレイヤーは時空を管理する組織の一員となり、時間と空間を超えた各所で、世界の成り立ち、時間の流れ、すべてのバランスを調整すべく、活動していく。
サービス開始の段階では中世および現代でゲームを楽しむことができる。中世では剣や弓、現代では銃などを武器として使用する。今後、数多くの兵種と武器が登場し、そのなかにはユニークなものもたくさん用意されているそうだ。
また、山本氏からは、太古や未来など、そのほかにも遊べる時代を作っていきたいとの発言もあり、正式サービス後の展開に期待が膨らむばかりだ。
仲間と一緒にモンスターを倒す!
本作は最大8人の協力プレイが可能。ともに助け合いながら、出現する巨大モンスターを撃破することとなる。兵種によって攻撃のタイプも変わってくるため、うまく連携して臨む必要がある。
さらに、中世のステージでは馬の乗り物も登場。こちらは二人乗りもでき移動に便利なほか、後部のプレイヤーは弓で攻撃することも可能なので、素早く移動しながら離れたモンスターを狙うなど、攻撃の幅が広がる印象を受けた。
また、行動中にミッション内容が変わってくるなど、ゲームの設定ともリンクしてステージを楽しむことができ、より作品設定に没入できるのではないだろうか。
時代ごとに遊び方が変わってくる対戦プレイ
協力プレイで慣れてくると、今度はプレイヤー同士で戦いたくなるところ。本作では、最大64人の対戦プレイも楽しむことができる。
中世では、ウォーリアーの場合、遠距離は小弓、近距離は剣を使い分け、そのほか互いの位置を確認しつつ間合いを意識して戦うこととなる。相手を認識していないと背後を取られたり、弓に狙い撃ちされる可能性が高いので注意が必要だ。
現代では、近くにいる敵プレイヤーや遠方からの狙撃に注意しつつ、拠点を占拠していく。建物の上などにスナイパーがひそむこともできるため、ポジション取りが非常に重要になってくる。筆者が実際に体験した際には敵拠点に向かうたび狙撃され続け、屍の山を作り上げていた…。
一通りのプレイを通してまず感じたのは、プレイの技術に左右されずに遊べることだ。初心者でもしっかりと位置取りをし、相手に攻撃すれば十分倒すことができる。実際、筆者もアクション・シューティングゲームは不得手ではあるものの、一回だけランキング2位に入ることができ、十分にゲームを楽しむことができた。
そして、キャラクターメイキングはそれだけで長く楽しめるほど充実していた。従来のものとは違った、より細かくかゆいところに手が届く感覚をぜひ味わってみてほしい。
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