NHN Japanは、「ハンゲーム」における2011年の活動方針を発表する記者発表会「HANGAME SMART DAY 2011」を2011年4月14日に東京・表参道ヒルズ スペース オーにて開催した。
今回のカンファレンス「HANGAME SMART DAY 2011」においては、ハンゲームのロゴ刷新、及びスマートフォン事業の取り組み強化を発表した。新しいロゴは、「,(カンマ)」をモチーフに、“ちょっとした休息、ひと休みの時間に、素晴らしいエンターテインメントをお届けする”という決意を込めたものとなっており、キーカラーにはオレンジ色を採用し、“情熱・エネルギー・温もり”を表現している。
また、この新しいロゴは、NHNCorporationが韓国内でサービスしているゲームポータルサイト「ハンゲーム」と共通のものとなり、今後日韓で連携したブランディングを展開していくということだ。
スマートフォンなら、ハンゲーム
登壇者
NHNJapan 株式会社 代表取締役社長「森川 亮」氏
これまでのサービス実績としては、54タイトルのアプリをリリース、iPhone30タイトル・Android24タイトル、累計ダウンロード数を約300万を記録しており、今後の目標としては、累計獲得ユニークユーザー400万人(2011年12月末まで)と、スマートフォン契約者の4人に1人が利用者となることを目指すということだ。
No.1「TEIBANGAME」ハンゲーム
登壇者
NHNJapan 株式会社 代表取締役社長「森川 亮」氏
「ハンゲーム」では今後、簡単で分かりやすいゲーム「TEIBANGAME」を徹底的に充実していき、2011年夏までに、iPhone・Android共に約70タイトルのリリースを予定していると発表した。
TEIBANGAMEの魅力
- 簡単+分かりやすいゲームのルール
- 時代や流行に影響されず、愛されているゲーム
- ちょっと息抜き(一人用)+みんなで遊ぶ(対戦・協力)
「ハンゲーム」のTEIBANGAME
- TEIBANGAMEなら全部ある
- スマートなデザイン、スマートな体験
- 会員登録不要
新しい遊びの提案「リアゲー」
登壇者
NHNJapan 株式会社 リアゲープロデューサー「金田 有浩」氏
日本テレビ放送網株式会社バラエティ局CC「日テレジェニック2011」総合プロデューサー「毛利 忍」氏
クエイク株式会社 代表取締役社長「加藤 和宏」氏
株式会社 博報堂DYメディアパートナーズメディア・コンテンツプロデュースチーム
ソリューションプラナー「須之内 元也」氏
以前実施されたカンファレンスでも一部発表のあったは新しい遊びを提案する「リアゲー」について、詳しいタイトルの公開と共にプレゼンテーションが実施された。
「リアゲー」とは、「日常のリアル」を「おもしろリアル」に変換する、新しい遊びの提案となり、ハンゲームでは積極的に展開していくということだ。
「早朝シーソー」
5月サービス予定
協力:株式会社博報堂/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
毎朝起きるのがツライ!というあなたに、毎朝みんなで起こし合う目覚ましゲームアプリが登場。目覚ましツールとしても使えるほか、自分の友達同士で起こしあい、チーム対抗戦で勝つとお得なクーポンがもらえるというサービスも企画中だということ。
「乗換戦記バトステZ」
7月サービス予定
協力:ジョルダン株式会社
首都圏の様々な駅に、地球侵略を企む怪獣軍団が出現!「乗換案内」を駆使して、平和を守ろう。またこのアプリはフジテレビ「クイズヘキサゴン2」とのコラボが実現。登場する怪獣軍団を視聴者から募集するという企画も動いている。
「ドル撮!!」
5月サービス予定
協力:クージット株式会社
大好きなアイドルと、自分の好きな場所でバーチャル撮影会ができるアプリ。「日テレジェニック2011」とのコラボも決定している。担当者にもかなり「ささった」コンテンツだけに、ファンだけでなくさまざまな属性のユーザーが楽しめるようになるということ。
「JANPON(ジャンポン)」
5月サービス予定
協力:クエイク株式会社
ジャンケントーナメントを勝ち抜いてビッグプレゼントをGETするアプリ。詳細はまだ発表されなかったが、数億人単位がじゃんけんで勝ち残って高額賞品を手にすることができるようだ。
グローバルなパートナーシップ
登壇者
NHNJapan 株式会社 代表取締役社長「森川 亮」氏
NHN ハンゲーム代表「ジョン・ウク」氏
株式会社ドリコム 執行役員「廣瀬 敏正」氏
podotree社 代表取締役社長「イ・ジンス」氏
事業戦略と「ORANGE CREW」について
NHNグループは、今後3年間、日本と韓国のスマートフォンゲーム制作に約100億円を投資し、スマートフォンゲームマーケットをリードする姿勢を強める。コンテンツリリース体制については、NHN内部スタジオを設立、100%小会社としてスマートデバイス専門ゲーム開発会社「ORANGE CREW」も発足し、日本に最適化したコンテンツの確保と提供を¥実施すると発表した。
開発会社「ORANGE CREW」には、開発ノウハウや成功実績の豊富なスタッフ、韓国最高と呼ばれるビジュアルノベル開発チームを吸収、自律と多様性を重視する雰囲気の中で、創意的かつ新しいアイディアを創り出すことができる環境を作っている。
また、年間40タイトル以上のゲームを開発するスマートデバイス専門のグローバルゲーム開発会社を目指すということだ。
「ハッピーアイランド2 for iPhone」
ドリコム社の第一弾アプリとして「ハッピーアイランド2 for iPhone」を発表。ハッピーアイランド2は、facebookで人気のPC対応のアイランドデコレーションソーシャルゲームで、ユーザーがさまざまなデコレーションを楽しんだり、他のユーザーと交流を楽しむことができる。iPhoneではPCとの完全連動を実現しており、いろいろな楽しみ方ができそうだ。
「CUBE DOG」
podotree社のプレゼンテーションでは、「生きて呼吸をするアプリ」の制作を目指し、今回発表されたアプリ「CUBE DOG」では、数十種類用意されたモデルを選び、「自分だけの子犬」をデザインしてカスタマイズを楽しむことができる。そのモデルに対してタッチやサウンドで遊んだり、写真を撮ったりして遊ぶことができる。また、スペシャルアイテムなども用意されているので長く楽しむことができるようだ。