冒険の舞台は「サンスルリア」へ!クラシカルバンド「Vanilla Mood」演奏会も「テイルズウィーバー オフライン感謝祭2011」イベントレポート

ネクソンジャパンは、人気MMORPG 「テイルズウィーバー」について、6月4日(土)、サービス開始7周年を記念した毎年恒例の「オフライン感謝祭」を開催した。

オフライン感謝祭では、プレイヤーキャラクターのひとりであるイスピンをイメージした恰好の声優・磯村知美さんの司会進行のもと、ネクソン マーケティングチーム 坂下 智久氏と、運用部テイルズチーム 大辻もえぎ氏によるアップデート内容発表のほか、5周年記念のオフラインイベントにも参加しているクラシカルバンド「Vanilla Mood」によるゲームミュージック演奏会やプレゼント抽選会など盛り沢山な内容で行われた。

新マップ サンスルリアの追加

サンスルリアは、王女メルゼベドが統治する国家で、これまで他国との交流がほとんど無く、独自の文化を形成している。ちなみに、プレイヤーキャラクターのイサックはこのメルゼベドの夫という設定だ。サンスルリアでの冒険はメルゼベドを支持する“女王派”と王権転覆を狙う“反女王派”との戦いの物語へと発展していく。関連するクエストは200以上も用意されており、だいたいレベル200以上のプレイヤーを対象とした歯ごたえ抜群の高難度マップとなっているそうだ。

サンスルリアのダンジョン“デリンセヒル”と“時の寺院”

サンスルリアには、5層のマップで構成されている“デリンセヒル”と原作「ルーンの子供たち」で登場した2つのエピソードを追体験できる“時の寺院”というダンジョンが存在する。

“デリンセヒル”では階層ごとにインスタンスマップでのボス戦が用意されている。全部で5種類のボスが登場する予定だ。今回、特別に公開されたのが最下層に登場するボスで、プレイヤーを魔人の姿に変えてしまう未知の状態異常攻撃をしかけてくる。魔人に変えられたプレイヤーはまともに攻撃ができず、しかもその状態で一定時間が経過すると戦闘不能になってしまうのだ。大辻氏いわく、「解除方法はヒミツなので、プレイヤーの皆さんで情報交換しながら、探してみてください。」とのこと。

“時の寺院”で挑戦できるエピソードは「オルリー防衛戦」と「革命の花火」で、通常のクエストとは一味違ったプレイを楽しむことができる。

「オルリー防衛戦」

最大5人まで参加可能。プレイヤーは首都オルリーの結界“抗戦の誓い”を攻めこんでくるアノマラド軍から守り抜かなければならない。アノマラド軍が計30回攻めこんでくるうち、10回目と20回目には中ボスクラスの敵がランダムで出現し、最後の30回目にはアノマラドの国王“パンダレックス・ダ・アノマラド”がボスとして登場する。

「革命の花火」

参加人数はひとりのみ。革命軍に参加して、アノマラドの革命を成功に導かなければならない。特徴のある3つのステージからひとつを選択して、王城内への侵入を試みる。この侵入ステージにはクリア時にランク評価が設けられており、ステージをすばやくクリアするなど好プレイを達成して高ランクを記録した場合、レアアイテムなどが手に入るボーナスステージに挑戦できる。

プレイ中は革命軍がNPCとしてプレイヤーと一緒に戦ってくれるが、革命軍には“士気”というパラメータが存在し、これが状況によって変動。“士気”が高いと革命軍にバフがかかり、より強力な援護をうけることができるという仕組みだ。

侵入ステージのひとつ、“地下監獄”ではプレイヤーキャラクターであるランジエの師匠、ウルリッヒ・シュペンハウアーが囚われており、彼を救出すると最終ステージでプレイヤーを援護してくれる。

ライセンスキルレベル6と新装備部位“アーティファクト”の追加

釣り、採取、料理、調合のライセンススキルのレベルが6まで引き上げられる。各ライセンススキルのレベルを5から6に上げるには、サンスルリアで受けられる専用クエストをクリアしなければならない。

新たな装備部位“アーティファクト”は、回避率や命中率の上昇など、補助的な効果が多い装備品だ。これにより、ライセンスキルにも新たに“アーティファクト”が実装され、“アーティファクト”を製造する際にはこのライセンスキルが必要になる。なお、ライセンススキルはサンスルリアで習得可能だ。

高レベル装備アイテムの追加

惑星テシスの衛星である“ベイラス”と“シエナ”の名前を冠する、高レベル装備アイテムが追加。作成するために必要な素材はサンスルリアのモンスターがドロップするとのこと。
「新システムとして追加される要素はほとんどサンスルリアに関連したものとなっています」と坂下氏がコメントしたとおり、ここまで紹介してきたものはいずれもサンスルリアに行くことで体験できるものばかり。アップデートはぜひサンスルリアへ足を運んでみて、新しいシステムを実際に体験してみてほしい。

アナイスのビジュアルが一新

新プレイヤーキャラクターとして発表されて以降、実装はまだかと多くのプレイヤーをヤキモキさせている“アナイス”だが、今後のアップデートでビジュアルが画像のとおりに変更となる。会場では実際に動くドット絵のアナイスも表示され、「可愛い!」という声もあちこちからあがっていた。気になる彼女の実装予定日はまだ具体的に決まっていないが、年内には実装したいとのこと。続報を楽しみに待とう!

その他に追加予定のアイテム

2010年アイテムデザインコンテストの優秀作品や、開発チームのアイデアから生まれた個性的なアイテムが多数登場。

耳が幸せ!クラシカルバンド「Vanilla Mood」のテイルズウィーバー演奏会

楽しみにしていた人も多い、「Vanilla Mood」によるゲームミュージック演奏会では、事前のファン投票で決まった人気曲を披露。今回披露された楽曲は以下のとおりだ。

1. Second Run
2. Tales are about to be weaved~And, Don’t Forget? Carnival town~LAPUTA
3.attack~Final Killer~Red Eyes~attack
4. Reminiscence
5. Your Smile
6. 紅唇
7. Beyond
8. 四千年

ファン投票の内訳はやはり人気曲「Second Run」の得票数が圧倒的に多く、次点が「Reminiscence」だった。ゲームミュージックとしての人気も非常に高い本作だけに、来場者たちは「Vanilla Mood」の手で奏でられる名曲の数々に聞き惚れていた。

こうして、プログラムは無事終了し、7周年を記念したオフラインイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。最後の挨拶で坂下氏が、「今回のアップデートが、テイルズウィーバーの歴史の中で一番のアップデートとなります。」と述べたとおり、今後は実に多くの新要素が実装されていくようだ。絶賛プレイ中の人も、久しぶりに遊んでみようか考え中の人も、まずは7月に予定されているアップデートの詳細を楽しみに待っていてもらいたい。

コメントを書く

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

テイルズウィーバー関連ニュース

ゲームコラボ情報

おすすめオンラインゲーム情報

おすすめオンラインゲーム情報