「トイ・ウォーズ」の新キャラクター2名のオーディション開催！声優・今井麻美さんと喜多村英梨さんによる体験プレイとインタビューも合わせてお届け

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、同社が運営するオンラインシューティング「トイ・ウォーズ」において、新キャラクターの“長峰涼”と“海藤茜”を担当する声優のメディア公開オーディションを、5月29日に同社ビル内で実施した。

当日は同じく新キャラクターである“橘風流”役の今井麻美さんと、“倉光麗”役の喜多村英梨さんによる「トイ・ウォーズ」の体験プレイとインタビューも実施され、盛りだくさんな内容となった。まずは、気になる公開オーディションの模様からお届けしよう。

まさに真剣勝負！総勢20名によるアピール合戦！

今回のオーディションは5月3日のプレスカンファレンスで発表された新キャラクター“橘風流”、“倉光麗”、“長峰涼”、“海藤茜”のうち、担当声優が決まっていない“長嶺涼”と“海藤茜”の2名に対して行われたもの。両キャラクターに10名ずつ計20名の声優たちが参加することとなった。

長峰涼。ネタ好きなギャグキャラクターでムードメーカー。海藤茜を「姉御」と呼んで慕っている。

海藤茜。ヒーローものに憧れる、日向高校の女番長。喧嘩早い性格だが、同じ部員の橘風流がうまく制御している。

オーディションの流れは自己紹介、1分間の自己アピールと続いて、最後に台詞の朗読という内容で、雰囲気はまさに就職面接時のソレ。皆一様に笑顔でオーディションに臨んでいるものの、「絶対にこの役を勝ち取ってやる！」という強い意思がビリビリと伝わってくるほどだった。

今回のオーディションによって候補者を3名ずつの計6名まで絞り、最終的には「トイ・ウォーズ」公式ウェブページ上での投票で新キャラクターの担当声優が決定する仕組み。候補者6名は6月4日のガンホーフェスティバルでも発表されているぞ。

仁義なきガチンコバトル勃発！声優ふたりによる「トイ・ウォーズ」体験プレイ！

続いては、会場にゲストとして訪れていた今井麻美さん、喜多村英梨さんによる「トイ・ウォーズ」体験プレイの模様をお伝えしよう。

ゲームは得意だがPCゲームはあまり経験がないという喜多村さんに対し、ジャンルを問わず色々なゲームに挑戦するも腕前が追いつかないという今井さん。今回の体験プレイでは自由に戦える“フリーフォーオールモード”でのタイマン戦に挑戦してもらった。

序盤はお互い遠慮がちに距離を取ってバズーカを撃ち合う静かな立ち上がり。しかし、開始からしばらくして操作に慣れてくると、「うわぁ！！びっくりした！！」（今井さん）、「そんな上から撃てるのかぁ！」（喜多村さん）と次第にプレイにも熱が入り、気がつけばフィールドを縦横無尽に駆け回りバズーカを乱射する激しい射撃戦に！

それでも決着がつかないことから対戦は一時中断。仕切りなおした2戦目は、運営スタッフの提案により「近接武器のみ」での勝負となったが、開始早々にして喜多村さんが掟破りのバズーカ乱射で今井さんをノックアウト。「コラーッ！　ルール無用かいっ！」とツッこむ今井さんに、喜多村さんは「ハンデハンデ♪」と茶目っ気たっぷり。すっかり場が和んだところで、いよいよ「近接武器のみ」のガチンコ対決が始まった。

すっかり操作にも慣れた両者による白熱のバトルはなかなかの見応えだったが、今井さんの放った一撃がクリーンヒットしたところで勝負アリ。好勝負になるかと思いきや、結果は今井さんの圧勝となった。

対戦後、確認してみたところ、なんと喜多村さんは運営スタッフが勧めた「攻撃力は低いが移動速度が大幅に上がる」という、やや上級者向けの武器を装備していたことが判明。「スタッフの陰謀で負けるなんて……！」と悔しがる喜多村さんとは対照的に、2戦目の雪辱をはたした今井さんは「やったー！　私ったらスゴイかも!?」と大喜びの様子であった。

両者ともに「トイ・ウォーズ」をプレイするのは今日が初めてだったが、プレイ中は終始笑い声が絶えず、ゲームが得意な人もそうでない人も同じように楽しめる「トイ・ウォーズ」の魅力を目の当たりにできた。

「当時のことを思い出して胃がキリキリしました（笑）」今井麻美さんと喜多村英梨さんの「トイ・ウォーズ」インタビュー

ここからは、今井さんと喜多村さんに「トイ・ウォーズ」に関するインタビューを敢行。ご自身が担当するキャラクターや今回のオーディションを見学しての感想などを伺ってみたぞ。

――先ほどおふたりには「トイ・ウォーズ」を遊んでいただいたわけですが、今までにこうしたゲームをプレイされたことはありますか？

今井さん：私はゲーム好きなんですけど、すごく下手なので、なかなか自分から手が出せず、周りから勧められて遊ぶことが多いんです。そうして勧められたゲームの中に、「トイ・ウォーズ」のような武器を持って戦うシューティングもありました。だから操作にもすぐ慣れることができました。

喜多村さん：私はシューティングだけでなく、格闘だったり、RPGだったり家庭用のゲームならプライベートでもよく遊んでいますよ。

――今回「トイ・ウォーズ」をプレイした印象はいかがでした？

今井さん：すごく動きがスムーズなのに驚きました。ルールもシンプルで分かりやすいので、遊ぶ人を選ばないですよね。特に対戦好きの人は長く遊べるんだろうなぁと思いました。

――“フィギュア”が題材になっていますが、その点についてはどう思いますか？

今井さん：こういう対戦がテーマのゲームって、ハードなミリタリー調のイメージを勝手に想像していたんですが、「トイ・ウォーズ」はアニメチックなキャラクターなのですんなり入り込むことができましたね。見た目もカワイイですし、すごく取っ付きやすい感じがしました。

――お二人が演じられているキャラクターについて教えてもらえますか？

喜多村さんが担当する“倉光麗”

喜多村さん：私が演じる“倉光麗”という女の子は、見た目から分かるように気の強い子です。おなじみのキャラクターたち4人が所属する“フィギュア部”に対抗して作られた“ホビークラ部”のリーダー的存在になります。ちょっと高飛車だったりしますが、真面目なところもありますし、そういう面も含めて魅力的なキャラクターだと思いますよ。

今井さんが担当する“橘風流”

今井さん：私が演じるのは“橘風流”こと“フウちゃん”なんですけど、彼女は見た目が青髪ロングに眼鏡という、ちょっとお堅い感じの委員長タイプなんです。見た目は文系なんですけれど、運動もできてステキな女の子だなぁと思いました。私は彼女のような委員長タイプの役を演じることが多いんですけど、自分と似ている部分も多いので、すごく愛着が湧きますね。

――今後ゲーム内でまた新キャラクターが追加されるとしたら、どんなキャラクターを追加して欲しいと思いますか？

喜多村さん：そうですね、実体を持たない幽霊キャラとかどうでしょうか？　今日実際にプレイしてみてロボットのようなキャラクターもいたので、幽霊みたいなファンタジックなキャラクターがいても、パンチが効いて面白いんじゃないかと思いました。

今井さん：「トイ・ウォーズ」は他の作品とのコラボレーション（※1）もあるようなので、色々なキャラクターが入ってくるととても嬉しいですね。私個人としては“ファイブスター物語”（※2）のキャラクターが出てきたらもう大興奮しちゃいます（笑）。

※1）最近では“涼宮ハルヒの消失”や“ストライクウィッチーズ”とのコラボが実現しており、ゲーム内では登場キャラクターのアバター衣装や武器が配信されている。

※2）永野護氏によるSF漫画。作中にはモーターヘッド（MH）という人型ロボットが登場する。

――今回お二人は公開オーディションにゲストとして参加されましたが、雰囲気はいかがでしたか？

今井さん：参加された皆さんの緊張がすごく伝わってきて、私までドキドキしちゃいました。私も今回のようにマイクの前に立たないオーディションを受けたことがあるので、その時の事を思い出して胃がキリキリと痛みました（笑）。ただ、皆さんの熱意はすごく伝わってきたので、自分が担当する“フウちゃん（橘風流）”とどのように絡んでいくのかを想像しながら演技を聞かせてもらったので、とても楽しかったです。

喜多村さん：今回のオーディションで皆さんが演じられた台詞は私たちが担当するキャラクターと絡んでいるものもあったので、これから演じるキャラクターの個性や心情を自分なりに組み立てながら聞く事ができたのは良かったですね。

――“ホビークラ部”の一員として新しく仲間となる参加者の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

今井さん：私たちの演じるキャラクターが所属する“ホビークラ部”は、“フィギュア部”によってすでに完成されたフィールドへ乗り込んでいく形になります。今現在「トイ・ウォーズ」をプレイされている方々はもちろん、これからプレイされる皆さんにも快く受け入れてもらえるよう、新しく楽しいフィールドをみんなで一緒に作り上げていきましょう！

喜多村さん：私たちの“ホビークラ部”が現れたことで、「トイ・ウォーズ」に変化が生まれ、それがゲームをさらに盛り上げるスパイスになれるよう頑張りたいと思います。皆さんで一緒に盛り上げていきたいですね。

――それでは「トイ・ウォーズ」のファンの皆さんへ一言お願いいたします。

今井さん：現役プレイヤーの皆さんにとって、“ホビークラ部”は新たな変化として注目されていますが、それは同時に試されているのだと思っています。ひとりでも多くの方に「こっちの部も面白そうだな」と感じてもらえるよう、精一杯頑張って演技していきますので、私たちも「トイ・ウォーズ」の仲間として迎えていただけたら嬉しいです。

喜多村さん：シューティング以外にも、かわいいキャラクターにボイスがついて、さらにフル3Dでと、色々な面で楽しめる作品ですので、末永く楽しんでください。まだプレイされたことのない方もぜひ遊んでみて下さいね。

――本日はありがとうございました。

“ホビークラ部”として新たに加わる4名の新キャラクターが発表され、さらなる盛り上がりに期待がかかる「トイ・ウォーズ」。公開オーディションのレポートでも述べたが、6月4日には“長峰涼”と“海藤茜”を担当する候補者6名が発表されており、最終的にはウェブ投票で担当声優が決定される。キミの一票が、これからの「トイ・ウォーズ」の未来を決めるといっても過言ではないのだ！