ゲームオンは、6月30日、東京都・渋谷区「渋谷WOMB」において、プレスカンファレンスを実施、ゲーム内容やプレオープンテストなどに関する発表を実施した。
ノンターゲティングの魅力を紹介
渋谷の大型クラブ「渋谷WOMB」にて開催された本カンファレンスでは、プレス関係者を驚かすアトラクション要素も取り入れ、たっぷりと新タイトル「C9」の魅力を紹介していた。
特にオープニングアクトとして女性ダンサーによるダイナミックなダンス、そしてC9公認ナビゲーター「松井 悠」氏が実際にPvPをプレイし、勝利してガッツポーズを決めた後に会場が暗転してカンファレンスがスタートする、という凝った演出も来場者を楽しませたいたようだ。
また、気になるゲーム内容も新情報も含め詳しく説明され、楽曲に菅野よう子さんと土屋アンナさんを起用したことも発表された。
また、ゲーム内を彩るボイスには、矢尾一樹さん、中井和哉さん、岡村明美さん、山口由里子さんの起用が決定、会場ではサンプルボイスが公開された。さらにすでに公開されている「プレオープンテスト」のテスター募集も6月30日より始まっており、テスト日程は7月14日~7月19日と決定しているので興味のある人は、ぜひ応募してみてはどうだろうか?
登壇者
株式会社ゲームオンC9運営プロデューサー「中川 敬順」氏
株式会社ゲームオン 第三事業部 部長「麥谷 将人」氏
WEBZEN,Inc.PD「ユ・チュンギル」氏
C9公認ナビゲーター「松井 悠」氏
「C9」とは?
「C9」は、現在韓国で正式サービスを実施している、オンラインゲームの操作においての新しい分野「ノンターゲティング」を採用したアクションMORPGであり、そのハイスピードで繰り広げられるアクション性と、ハイクオリティなグラフィックとサウンドを実現しているとのこと。
ストーリーとしては、異界の門が隠されている「9番目の大陸」を目指してプレイヤーが冒険を進めていく重厚なファンタジー色が強い物語だ。現在公開されているキャラクターは、俊敏性を活かした素早い攻撃が得意な「ハンター」、大剣などによる力強い近接攻撃を得意とする「ファイター」、高い魔法攻撃が得意な「シャーマン」の3人となる。
ちなみに、本カンファレンスでは「ウォーリア」や「アサシン」「タオイスト」など上級職と思われるキャラクターも登場していたぞ。
グラフィックエフェクト
本作の特徴のひとつはグラフィックエフェクトにさまざまな技法を用いているということ。「モーションブラー効果」では、自分の動きによってキャラクターのグラフィックの一部がにじむような効果があらわれ、臨場感あふれるスピーディーなバトルアクションを体感することができるる。また「フォーカシング」では、自分を中心に遠いものはぼやけ、近いものにはフォーカスがあたる、といった効果で、より遠近感を感じながらプレイをすることができる。この2つの効果については設定でオン・オフの切り替えが可能なので、好みで選択しよう。
仲間と一緒に楽しめるパーティプレイ
本作のダンジョンは入場時に設定した難易度によってルートやモンスターが変化する。もちろん難易度が高いほど敵も強くなるが、レアアイテムなどの入手率も上がるということ。
会場内で実際にパーティを組んでダンジョンを攻略、メンバーは「ウォーリア」「アサシン」「タオイスト」「エレメンタリスト」の4人。ノンターゲティングということで、うまく職業の特徴を考えながら立ち回らないと苦戦しそうだ。「エレメンタリスト」は召喚獣を使役して戦っていたぞ。
ある程度敵を倒しながら進んでいくと、フィールドに魔法陣が登場し、その中にメンバー全員が入るとボスが登場する。無事にボスを討伐すればステージクリアとなり、その結果によってもらえる報酬の数も変わるようだ。
迫力のPvPバトル
PvPバトルには、さまざまな設定が用意されており、相手を倒すと勝利となるスタンダードな対戦方式や、チームに分かれて制限時間以内にKillポイントが一定に達すると勝利となる対戦方式など、遊び方によっていろいろ試してみるのもいいだろう。人数は最大8VS8で対戦すること可能だ。
カルチャライズ戦略
すでに韓国でサービスを迎えている本作を日本で運営するにあたって、「中川敬順」氏は、まずゲームパッドの対応を開発会社に依頼していると発表された。特に5月に開催されたオフラインイベントにて来場者からの声が多かったことを受けてのことだそうだ。
また、UIの調整も実施し、無いと不便なものはもちろん、あれば便利なものを追加、アクション性を損なわないすっきりとしたデザインを目指すとのこと。
演出面・ストーリー性も強化され、ムービーやアニメーション演出を多数挿入し、チュートリアルも日本版では完全にリニューアルされる。また韓国版では一定のレベルに達するとNPCに話しかけるだけで転職できたところを、日本版ではクエスト形式に変更、より達成感を味わえるように調整すると語った。
声優・アーティストの起用
すでに公開されているが、日本オリジナルイメージソングに、菅野よう子×土屋アンナの豪華タッグで制作をすることを決定、キャラクターボイスには矢尾一樹さん、中井和哉さん、岡村明美さん、山口由里子さんの起用がすでに決定している。さらにNPCキャラクター総勢36名すべてにも声があてられるとのこと。
会場内では声優陣のサンプルボイスも聴けたほか、菅野よう子さんからは来場者に向けた手紙、土屋アンナさんからはビデオメッセージが届いていたぞ。
プレオープンテストの参加者募集を開始
こちらもすでに発表されているが、7月14日からプレオープンテストの募集が6月30日から開始されたことも会場内で発表された。素敵な特典が用意されているとのことなので、ぜひ応募してみてはどうかな?
募集期間
2011年6月30日(木)17:00~7月11日(月)12:00
募集人数
5,000人
OnlineGamer特別枠
500名
当選者発表
2011年 7月13日(水)
実施期間
2011年7月14日(木)15:00~7月19日(火)12:00(予定)
プレオープンテスト参加者限定 豪華特典
限定アバターを参加者全員にプレゼント。参加したIDの中で、最高レベルキャラクターのクラスに応じたアバター全身セット(30日期間制)をオープンサービス開始後にプレゼント。
※プレオープンテストで作成したキャラクタデータは、オープンサービス時には引き継がれないので注意。
WEBZEN社「ユ・チュンギル」氏からメッセージ
昨晩ホテルで日本語を練習してきたという「ユ・チュンギル」氏は、来場者へのお礼を述べ、「本作はゲームオンの中川氏とお酒を飲んでいるときに、最近ゲームを遊んでいて眠くならない?という話になり、「自分たちが眠くならないゲームを作る!」と話して意気投合し、本作の制作が始まりました。特にコンシューマの格闘ゲームを遊びながらアクション性の高いゲームにしようと決めましたね。ただ、今までアクションゲームを作ったことがなかったので、色々悩んでやはり対戦が楽しいPvPは重視しようということになりました。現在の開発は、9つの大陸のうち、6番目の大陸を作っています。とても挑戦的なマップになります。ぜひ楽しんでください。」と語った。
質疑応答
ゲームパッドの対応は?
ゲームパッドの現在の開発状況は、UIの部分はまだ未完成です。早ければCBT、遅くてもOBTでは実装されると思います。
日本向けのコンテンツは?
現在公開できる情報はまだありません。日本と韓国のユーザーの違いが大きいことはしっかりと理解しているので、ゲームオンとしっかりタッグを組んで調整していきたいと思っています。
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