ワイエヌケージャパンは、「CODE NAME STING」において、夏の大会開催に向けた構想についてのプロデューサーHacインタビューを公開した。
YNKJAPAN:宜しくお願いします。まずは自己紹介からお願いします。
Hac:はい。Project STING teamプロデューサーのHac(ハック)といいます。
YNKJAPAN:早速ですが当社YNKJAPANでは、新作オンラインFPS「CODE NAME“STING”」活動スタートの発表以降、先月のクローズドβテストも終え、早々と来週末にはオープンβテストを迎えようとしています。流れ的には順調なようですが、他社競合タイトルも続々と続く中、少し急ぎすぎのような気もします。その点も含め、現在の心境や今後の流れについてお話いただきたいです。
Hac:はい。それではクローズドβテストの総括について、なんとなく?!述べさせて頂きます。
YNKJAPAN:お願いします!
Hac:6月の25日から行ったCBTで、ガツンとまず感じた事は、「万人向け対応の難しさ!」を、身を以って感じました。
YNKJAPAN:それはどんなところですか?
Hac:目線ですね。 自分自身言葉でわかっていたとしても、表現しきれない“もどかしさ”があります。言葉が難しいですね。はっきり言っちゃうと、トラブルを回避仕切れなかったことです。
YNKJAPAN:どんなトラブルですか?どんなトラブルがあったのですか?
Hac:STINGの公式サイトの掲示板を見ていただければわかると思います。
YNKJAPAN:それとなく拝見しましたので、わかるにはわかるのですが、具体的には・・・
Hac:一番心が痛んだのは、ゲームに接続できない人が凄く多かった事です。さらにvista問題です。 これに関しては、管理者権限の問題や、ユーザーへの返答文自体も含め、ユーザーよりではなかったとスタッフ一同感じています。この為に、シラケテ帰ってしまった人や、あきらめてしまった人が必ずいます。
YNKJAPAN:どのぐらいいるのですか?
Hac:そういう事はあまり聞かないで下さい。元々、今回はテストなので、すべてを完璧にとまでは気を詰めていなかった、“甘さ”が引き起こしたヘマです。ユーザーさんが、テストだから気にするなと言ってくれる多くの方がいましたが、逆に心が痛みました。実際に僕が今回のテストで皆さんに届けたかったのは、僕がSTINGを初めてプレイした時の感動を感じて欲しかったんですよ。
YNKJAPAN:それはどんなものですか?
Hac:僕は本気で思っています。STINGが競合他社に絶対負けない、“面白さや深み、競技性、大人のカッコ良さというか、玄人的な拡張性というか未来”があります。それをプレイすれば絶対に感じるはずです。僕は“これならば、世界で”と、本気で思いました。それを共有できればと思いました。
YNKJAPAN:なるほど。
Hac:だけど、謙虚じゃなかったですね。多くの皆さんにはCBTスタートから大変ご迷惑をかけました。ほんと、すみません。ただこの様な不具合を、放置はしませんので、OBTまでに修正して、7月末か8月はじめの正式を目標に、必ず完璧に近い形へもっていってみせます!
YNKJAPAN:はいはい。
[8mr]
Hac:マー、実際に今回のCBTでは応募者が全部で20,000人ぐらいいたんですよ。
YNKJAPAN:言っちゃいましたね。けど、結構な数じゃないですか?
Hac:そうですね。複数アカウントを取った方もいるとは思いますが、ゲームクライアントダウンロード自体も実は応募者数とほぼ同等の20,000ぐらいあったので、起動しませんメールと、最終日の接続数から見ても、カナリのご迷惑をかけたと予測しております。とりあえず、今からでも良いので不具合やトラブルが合った方はすぐに知らせて欲しいです。お願いします。OBT始まってからだと、まともに対応できないかもしれませんし、検証も時間かかるかもしれないので、僕らにいつでも、すぐにでも気軽に知らせて欲しいです。
YNKJAPAN:ちょっと話を戻しますね。
Hac:すみません。そうですね。OBTでしたっけ?OBTは7月10日に予定しています。 凄くいっぱい要望をもらってますので、開発側とチームで寝ずに討論してます。
YNKJAPAN:ほんとですか?
Hac:ほんとですよ!それはいいとして、OBTではメインの投下システムとして、新マップやクラン戦、傭兵モードランキング投下を予定しております。開発の方からは、そんな急にやるのは厳しいと言われましたが、ノロノロやるほど、ユーザーの興味は待ってくれないので、どうにか頼んで入れてもらう事となりました。
YNKJAPAN:おー。さすがですね。
Hac:CBT後、OBTまで幾日も無いのに、不具合修正と新システム実装など色々入れるのは、大変過ぎるよと、社内や開発ではそんな声もでましたが、楽しさを生む為には必要と割り切って、みんなに理解してもらいました。そのかわり、webなど開発が遅れているところは秘密ですが・・・
YNKJAPAN:大公開ですね。
Hac:あとはですね、もう1つというか、最重要な事があるからなんですよ。
YNKJAPAN:なんですか?
Hac:大会です。
YNKJAPAN:大会ですか?
Hac:そうです。僕は絶対にリーグを作りたいです。 ひっくり返ってもプロリーグを作りたいです。そのためには、大会の数をこなさないといけないと思ってます。
YNKJAPAN:なるほど。大会ですね。
Hac:はい。最初はそんな大きく出来ないかも知れませんが、夏休み、お盆があるこの時期に必ず皆さんと席を一緒に出来る場所を作りたいと思っています。
YNKJAPAN:いいっすねー。僕も出たいです。ヘタクソですけど。
Hac:今一応、場所をあたっています。初回は東京近郊になってしまうと思いますが、倉庫みたいな場所を借りてPCをずらーって並べて、とりあえず朝から晩までひたすらプレイし続けます。そんなのをイメージしております。 予算の許可がおりればですが・・・
YNKJAPAN:弱気だなー^^
Hac:いや、絶対にやりたいです。なので、全てを早くしなくてはいけないんですよ!アップデート出し惜しみするとか馬鹿な真似はせずに、お客さんが色々早く試せるように、楽しんでもらえるものを飽きない程度でだせればと。 けど、チョットあせっちゃいましたが・・・、CBTでは・・・
YNKJAPAN:へー・・・
Hac:けどたぶんですね、STINGはものはいいですから、やりはじめたら、たぶん豹変しますよ・・・技術がですが。マー、上手い人のプレイを見たり、自分なりの技を磨かないとだめですが・・・海外のプレイヤーと話しても、やっぱり神がかり的なタイミングで一気に上手くなるものですから、あまりヘタうまいは、気にせず楽しんでプレイしてればいいと思いますけどね。
YNKJAPAN:なるほど。
Hac:まだ、表には見せていないですが、STINGでは、いろんな技というか、色々出来ます。いつか僕が見せるまでもなく、徐々に神技チックなものは公開されるはずですよ。
YNKJAPAN:ホントですか?
Hac:話がそれそうなのでチョット戻しますが、CBTのトラブルにも負けずに、それでもおかげさまで、いわゆる名の通った一流プレイヤーさんや多くの有名クランマスターさんなど、プロゲーマーをイメージする猛者たちが練習してくれてるので、なんとか8月までに形を作れればと思っています。なので、今はチームやFPS仲間と気合入れまくっていますよ!
YNKJAPAN:なるほど。けど少し心配なのは、今の話だと結構コアなFPSプレイヤーを対象とした話だと思うのですが、僕みたいに素人がゲームするとやられまくってしまうのではないのですか?
Hac:はは。けど、それは他のオンラインFPSでも同じですよ。それに、初心者の方でも向かえる体制を作ってもらう意味で、CBTからクランシステムも入れて、OBTからはクラン戦システムも入れるんですよ。AIシステムも入れましたし。
YNKJAPAN:えっ?!どういうことでしょう?
Hac:AIシステムは別だとして、STINGの公式サイトを見ると、すでにクラン登録や募集が始まっているんですよ。説明不足の方は多いようですが、初心者の方を歓迎する方々ばかりですよ。
YNKJAPAN:なるほど。
Hac:たぶん、競合他社のFPSにおいて、クラン系のシステムを最初からがっつり導入しちゃっているゲームもたぶんうちぐらいじゃないですかね?
YNKJAPAN:そうなんですかね?
Hac:たぶん、間違いないと思います。クランも既に250以上ありますし、OBT前でこの数で受け入れ態勢が出来上がっているのもSTINGぐらいだと思いますよ。大した機能をつけていないし、表示においての不具合も多いので、お恥ずかしい限りではありますがそのような細かい不具合を直して入れるか、ユーザー同士の交流要素を先に入れちゃって徐々に直すか、社内や開発とお色々話し合ったのですが、今回は後者を取らせてもらった感じです。
YNKJAPAN:そうなんですか・・・
Hac:とりあえず、お客様からの「直せー!」批判も多かったですし、社内からの指摘も多かったのですが、今回はそのように判断して、行わせてもらいました。色々開発元に無理してもらっている面も多々あるので、少しだけお待ちいただきたいです!
YNKJAPAN:なるほど!
Hac:話がそれましたが、とりあえず初心者の方は、気軽に声をかけてみる事ですよ。嫌がる人はたぶんいないです。もしそれでも心配なら、僕やGMを見かけたら声かけるか、うちの広報部もクラン作ってたので、言ってもらえれば、というか、作ってましたよね。確か・・・
YNKJAPAN:はい。良くご存知で。メンバーはYNKJAPAN広報部のヘタッピメンバーのみですが。
Hac:とりあえずは、OBTに向けたCBTの不具合修正、OBT時の新マップや新システム、モード検証、こんなところが直近の僕らの仕事ですね。あとは、大会に向けたスポンサーさんとの調整ですね。
YNKJAPAN:へー、大会スポンサーさんがつくのですね。何か参加プレイヤーにメリットがあれば良いですね。
Hac:そうですね。それは考えています。今現在、アパレル会社さんとかゲーミングデバイスメーカーさん、他にグループ企業さんもおられるので、うまい具合にユーザーが喜んでもらえるものを準備できればと思います。
YNKJAPAN:いいっすねー!
Hac:ははは。 まー、すべては、Project STINGチームの努力次第なので、ベストを尽くしますよ。それと今ですね、アパレルメーカーさんとは、色々チョット話しているのですが、某有名ブランドのデザイナーさんに、チームロゴちっくなものを作ってもらおうかなーと色々工作活動してます!
YNKJAPAN:ヘー、なんか作るんですね。
Hac:シューズとかは無理にしても、何らかしらできればと、たくらんでます。マーそれぐらいの情報で勘弁してください。
YNKJAPAN:ははは。わかりました。了解です!
ちょっと長くなりましたが、最後にSTINGに期待を寄せるユーザーの方へ一言。
Hac:そうですね。 まず、2つ言います。
YNKJAPAN:はいはい。
Hac:1つ目は、今週末7月5日(日)、急ですが、秋葉原でイベントやります。急なので、知らない方が多いと思いますが、来れる方は来てください。
YNKJAPAN:了解です。2つ目は・・・
Hac:はい、2つ目は、大会で会いましょう!
YNKJAPAN:それだけですか?
Hac:簡素すぎてすみません・・・最後に10日(金)夕方からオープンβテスト始まります。あきらめずに、お返事下さい。 なんでもお知らせ下さい。面白いはずです。間違いないです。
君の心にSTING。 ご期待下さい。 (つづく☆)
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