ワイエヌケージャパンは、「STING」において、OBT先行入隊枠大幅増加と開発者対談インタビュー、実装される新キャラクター情報を公開する。
指令:「STING・特別アイテム付きOBT追加入隊枠」を補強せよ
Project STINGチームでは、先日「OBT先行入隊」受付窓口を設置いたしましたが、先行入隊枠が予想を上回るスピードで埋まった為、大好評につき本日急遽さらなる「特別アイテム付きOBT追加入隊枠」を設置いたします。
追加募集締切日は最大で2月24日(水)正午まで、ゲームニュースサイトでの募集枠が埋まり次第終了となります。
募集受付窓口につきましては、STING公式サイト及び各種ゲームニュースサイトより状況をご確認ください。皆様との出会いを心よりお待ちしております。
「STING・特別アイテム付きOBT追加入隊枠」について
募集受付
最大で2月24日(木)12時まで。武器倉庫が空になり次第終了(募集枠超過次第、終了)
受付窓口
YNKJAPAN STING公式サイト及び各種ゲームニュースサイト
募集イベント内容
OBT参加受付者へのSTING特別アイテムプレゼント
プレゼントアイテム
1.Glock21、2.M4A1、3.XM8(すべて3日間)
※アイテム配布日時:2月末より順次、該当ID個人倉庫へ支給させて頂きます。
※本イベントに応募するためにはゲームコムのIDが必要となります。
新実装ビジュアルキャラ「ハン ヨンフン」導入状況について
新生オンラインFPS「STING」では、日本独自仕様となるプレイキャラクターがそれぞれの波乱に満ちた人生と運命を背負っております。 今後更なる新キャラクターが登場することでしょう。
1.メインイラストレーター:風間 雷太
2.バックストーリー紹介
性別:男 血液型:AB
年齢:23歳 国籍:韓国
幼い頃にテロ組織に両親を殺され、妹をさらわれた過去を持つ。家が裕福であったが、事件を機に遠縁の親戚に引き取られる。「住まわせてやっているのだから」と、まるで使用人のような扱いを受け人間不信におちいる。
何度も家から逃げ出したが、そのたびに連れ戻されてひどい折檻を受ける。身体に残る無数の傷跡は“激しい戦闘”によるものと誰もが疑いもしなかったが、実は折檻によるもの。(プロである彼において、戦闘による外傷は今のところ見あたらない。)
軍に入隊したのは妹の行方を探すため。未だ手がかり1つつかめていないが、妹は生きていると心から信じ続けている。
3.開発中のキャラクターショット
※今回の導入キャラクターにおいては、「OBTに間に合わせる」と言うと事を目標に掲げておりました。そのため、2月末から3月中旬にかけて、キャラクタークオリティーアップ(アップデート)を3段階に分けて行う予定なので、OBT以降変わり行くキャラクターモデルを随時ご確認頂きたいです。
「ダーマポイント vs 韓国開発責任者」MOD対談インタビュー
テーマ
国内カリスマMOD製作者招聘など、MODを見つめるSTINGの展望について
対談参加者
- 1.YNKGAMES STING開発室 室長 キム・ジョンス (以下開発者)
- 2.ゲーミングデバイスブランド・ダーマポイントさん (以下DP)
- 3.YNKJAPAN STING Game Project Manager Hac (以下Hac)
- 4.YNKJAPAN STING Game Planner CeCill (以下CeCill)
対談場所
株式会社YNKJAPAN大会議室 (YNKJAPANオフィスを再現したMODマップの一室にて)
CeCill:今日は皆さん、わざわざYNKJAPANまでお越しに頂き、誠にありがとうございます。本日ダーマさんにお越し頂いたのは、今後のSTINGにおいてダーマポイントさんとどの様にお付合いできるか、うちがどんな展開をイメージしているのか、特にはMODにおける展開に関し、現時点での情報共有をさせて頂けないかと思い、会社もすんごく近いということでぷらっとお声をかけさせて頂いた次第です。
DP:どうもダーマポイントです。突然お邪魔してすいません。今回は歩いていけるほどお互いオフィスが近いということで遊びにきました。オープンβテスト直前ということで超忙しいとは思いますが色々お聞かせ頂きたいです。
Hac:ほんとに近いですよね。オープンβテスト直前でみんな忙しいですが、これもご近所のよしみ、ようこそいらっしゃいました。こちらこそよろしく御願いします。
DP:さて早速ですが、ゲーミングデバイスブランド・ダーマポイントでは、数あるFPS企業さんと様々な形のイベントやプロモーションを企画する中で御社の「STING」と出会いました。デバイスメーカーである我々としては、どういう切り口でお客様と向き合うか、またゲームと言う市場に対しどんなブランドイメージを発せられるかが、企業的観点から最も重要なミッションであると常に認識しております。もうすぐオープンβを予定されている「STING」ですが(2月25日)目玉としてMODでの展開が大きく取り上げられています。 しかし当社が「STING」と向き合うにはまだ全貌が見えていないところもあり、「正直どうなのだろう?」という意見がございます。さて、その点どうなんでしょう・・・
Hac:現時点では発表させていただいているカリスマMOD製作者の他に実は、もうすでに2、3人のMOD製作者とやりとりさせて頂いておりましてマップの公開とともに製作者を発表したいと思っています。またクローズドβの際にプレイしていただいたMODマップ2種に関してもオープンβで実装したいと思っています。ユーザーにとってMODにより、どんどんマップが増えるイメージを持ってもらえればと思います。
開発者:今、韓国では割とMAP中心でMOD制作を進めていますが、本来MODとは得られる得点が変わったり競技性が変わったりとプログラムあってしかりのものなので、今後、計画しているのはクランだけやフレンドだけで楽しめるMODなどを提供していきたいと考えています。「STING」全体のサービスとしては当然、韓国、日本、北米、台湾、フィリピンも含めてローンチを予定していますが、現状、日本独自のMODやMODマップの展開を予定しています。
DP:そうすると北米や韓国の「STING」とことなり、日本独自の「STING」ということになるのでしょうか?
Hac:基本的なデータベースは統一しなければいけませんのでそこは統一しつつ、MOD展開については各国のサービスに任されることになりますが、取扱は同じですし、それに関するライセンスも同じ考え方ですので日本だけで進めるということはありません。MAP、MODについては日本で制作したものをグローバル展開することを了承済みで制作しているものもありますので各国で展開されるということもあると思います。現在は日本と韓国を中心にすすめていますが、そのうち北米やフィリピンからのMODやマップがでてくるかもしれません。当然、他国で展開した広告的なマップなどは規制されると思いますが基本グローバル展開で考えていただければと思います。クローズドβテストの際にもどうやってそもそもMOD製作者をどのように引っ張っていくのか?また公募などしていく気があるか?MOD制作にタッチしない一般ユーザーの立場をどう考えているのか?など様々な意見がよせられました。私どもとしては、前例もないことですので、まずはカリスマMOD製作者を押し立てて背中を見せていくというやり方で進めていこうと思っています。開発者ではないMOD製作者ということでクオリティが追いつかない場合もあるかと思いますが我々日本パブリッシャと協議しながら出していくということになります。また開発のほうでは一般の方もMOD制作に参加しやすいよう一般の方が使いやすいツールの配布も考えていますし進行中です。「STING」をプレイするだけでなく“作る”という観点からも参加していただけるタイトルになると思います。
開発者:韓国ではすでに公募を行っています。それも完全なMODを募集するのではなく、フォトショップなどで制作した簡単なマップ図などの募集も受け付けています。何万件と寄せられたその中から優秀なものを選び出して我々開発者がテストマップを作成しテストチャンネルで公開するということも行っておりテストマップでは壁のテクスチャとしてパステルカラーなどを使用し選ばれたプレイヤーにプレイしてもらうことによってブラッシュアップして開発側でマテリアルやテクスチャを追加して正式なマップとしてリリースしていくという動きも行っています。
Hac:もちろん、いまお話したような韓国で行われている事例は日本でも実施するのですが、我々はスタートとしてはカリスマMOD製作者を押し立てて、彼にあこがれるような方を公募してみたいと思いますね。
DP:公募っていうのは面白いですね。プレイヤーのなかには割と批評の方が多いですよね。このマップのここがいやだとか、ではどうしたらいいのですか?と聞くと「うーん」と黙ってしまう。そういうこともあるのでプレイヤーがここをこうしたらいいと表明できてユーザーが参加できる機会ができるのは非常に面白いですね。
Hac:当然、考え方としては著作権的なことやナショナリズムに触れないなど検討しなければいけないことも多いですね。たとえばマイケル・ジャクソンをテーマに作成してしまったりなど、そういったやばいものが出てくることは当然予想できますので、そういった問題は我々パブリッシャの責任において徹底していきたいと思っています。公募するにあたってもあくまで運営する側の責任で審査しなければいけないですし、一般的な公募と同様に著作に関するライセンスや基準をかんがえなければいけないと思っています。
DP:最終的に初年度というか今年はどのくらいマップを増やそうとお考えですか?
開発者:今開発側ではオリジナルマップとして月1マップの提供を予定しています。何枚かは厳密にはいえないですが最低でも12枚、MODを含めて24枚、月に2枚程度のリリースを考えています。
さらに2月にひとつはデスマッチや爆破戦といった既存のプレイモードに対する追加を考えています。MODは現時点でも曖昧な要素があるので開発側としても、牽引していかなくてはいけないと考えていますので、年にプレイモードを6パターンは提供していきたいですね。つまりマップと組み合わせていくと相当の数の遊び方ができるということになります。
Hac:オープン後の話になりますが日本ではチームデスマッチ戦のほか爆破戦に関してはクローズドβで公開しているのですが、それ以外には制圧戦やフリーフォーオールも準備する予定となっています。協力モードも準備していますがMOD対応に力を入れるために今回は公開時期をずらしています。当面はユーザーからいただいたマップをMODという枠組みで提供していくことに力を注ぎたいですね。そういう意味ではすこし方向転換をしています。
LEFT 4 DEADのような開発側による大作クープモードが無いわけではないです。今はユーザーとの対話を重視していきたいということですね
DP:最近だとマップに対してモードがひも付いているイメージですが、それらとは異なるということですね。
Hac:そうです。他社さんですと、専用のマップに専用のモードというパターンですが我々は全対応でいきたいと思います。
DP:お聞きしていくと結構なペースですよね。
Hac:そうですね。相当ボリュームありますね。(笑)MODを取り上げたが最後という訳ではないのですが、ユーザーがサーバを運営する訳ではありませんので、我々が精査する努力値はさらに上がっていきます、とはいうもののオンラインで考えるとぶっちゃけFPSゲームはMMORPGにくらべ運営としてできることが少ないというのもあります。そこで他社さんはオフラインイベントを行うのですが我々もその辺はおろそかにせずやっていきます。
また競技するだけがすべてではありませんので様々なマップを提供して様々なお客様のニーズに応えていきたいと思います。我々は多様なニーズと競技どちらも取っていきたいと思っています。
DP:ちなみにオープン時にはMODも含めてどのくらいのマップが用意されるのでしょうか?
Hac:全体は10マップ程度ですね、我々はユーザーの意見を取り入れる“もの申す掲示版”という仕組みがあるのですがそこで前回のオープン時のマップについても“広すぎる”、“ここが矛盾している”など様々な意見が寄せられましたので、今回実装される過去のマップについてもすべてテコ入れしています。大分改良されていてすべてリニューアルといえますのでご期待ください。
DP:それではまたMODの話題に移りますが今後、MODを作るにあたっての具体的な審査基準などの公開を行うのでしょうか?
Hac:何分にも前例がないことなので、はっきりいって審査基準はありません現在はカリスマMOD製作者との間で議論しながら進めています。
DP:MODを進めていくとゲームシステム自体の変更、つまり「STING」というゲームそのものオリジナル性の改変まで進む可能性もあると思います。その場合MOD製作者にとってどこまで改変が許されるのか迷ってしまう可能性もありますが、オリジナル性の保持についての考え方を聞かせていただいてよろしいですか?
開発者:あくまで開発側の意見ですがサービスする側で決めるしかないと思いますが、審査基準の公開は必要と思っています。そしてもし公募が始まったとしたらすべての公募を公開するわけにはいかないと思いますがWEBなどで第3者の意見を聞く場をつくることも考えています。各MODによってオリジナルの「STING」と変わってしまう可能性もないわけではないですがそこは各国のパブリッシャを信じています。
DP:MODを作る製作者は有志、サービスはビジネスと立ち位置が相当異なると思いますが仮にMOD製作者が制作したMODについて他ユーザーから著作などについて意見が発生した場合にはどういった責任分担になるのでしょうか?たとえば具体的にはMOD製作者が修正をしたくないといった場合にはどういった対応を取られるのでしょうか?
開発者:具体的な事例については未検討ですが、そういったお客様同士の意見の衝突は当然考えられることです。ただ我々が行おうとしていることは強制的なことではなくあくまでユーザーの総意を重くみるコンセプトなのです。実はさきほどお知らせした韓国で公募したマップの中にはオリジナルとは思えない構成のマップもありました。いきなりゲームへ実装するのではなくパステルカラーのテストマップでの公開を行う段階をいれるのはそういった著作の問題など正式公開の前に他ユーザーからの指摘を受けられるようにした仕組みです。これはユーザーの総意を如何に汲んでいくかということと著作の問題を未然に防ぐという2つの意味があります。
DP:なるほど、他MOD制作ユーザーとでは時間の使い方が異なると思いますが、そういった有志とのスケジュール調整はどのように行うのでしょうか、ビジネスの点からみればある時期に新マップのサービスインができないといった場合困ってしまいますし、有志からみれば、あくまで有志なのでそこまで合わせられないといったことも発生しそうですね。
Hac:もちろん現状 MODについては製作者さん達の有志でお互いの気持ちによって行われている以上、我々の意図したサービスインに間に合わないといったこともあるかもしれません。ただ我々のオリジナルではないMODだからこそ遅れることについても皆さんに許していただけるのではないかと思っています。
MODの制作状況についても我々のブログなどで皆さんに随時お知らせしたいと考えていますので、そこは期待しながら待っていただくことも楽しみの一つと思います。
DP:それでは今後の展開、競技ということについてプロチームなどの構想を語りながらも現在キャラクターを押し出す動きもされていますが、チームフォートレス2のようにキャラクター性を重視しながらも競技性を出していくのか、それともキャラクターはアバター的な要素なのか?競技とキャラクターをどのようにつなげていくのでしょうか?
開発者:基本的にはアバター的な位置づけですね。キャラクターが異なることで戦略が異なるほどの味付けはしないつもりです。かといってアバターオンリーでどれを使っても同じということもありません。
また競技性ということについてはゲーム内でユーザーだけで大会ができ且つ大会の観戦も可能となるような仕組を実装する予定です。
我々としては欧米やアジア圏でまとまったグローバルサーバーも早めに開始したいと考えていますので韓国のプレイヤーといっしょにプレイすることもできるかもしれません。
DP:プロゲーマーと言えば、我々の元にも時々「プロゲーマーになりたいのです!」と熱いメッセージをいただくことがあるのですが、そういった方々の間には「STING」をプレイすればプロになれるかもしれないと期待する方々もいらっしゃいますが具体的な構想はあるのでしょうか?
日本だけのサービスでは世界と同じ土壌で戦うという観点からみると整合性がとれないように思えますが。
開発者:プロということに関しては様々な道筋がありますので、我々としても他のタイトルと同様に行っていくことをお伝えしておきます。
しかしながら競技性という部分に関してはいえば、選抜されたプレイヤーのみ入ることができるサーバを用意し、それ以外の方は視聴者という形で参加することになるかもしれませんのでプレイヤーにとってモチベーションが維持できるような仕組みを整えたいと思っています。
グローバル展開ということで大会に必要なマップなどは我々開発がグローバルに管理していくことになるでしょう。
DP:プレイヤーを競技者として扱うということでしょうか?
Hac:そうです。オンラインということでサブアカウントなどの問題もありますのでアカウントと競技者をちゃんとヒモづけられるようにしたいと思います。前回でも一つのIDに対して4つのキャラクターを持てたので、今回もIDをたくさんつくるのではなく一つのIDを愛してほしいと思いますね。イベントの時だけIDを作成するようなことが無いようにしていきたいですね。
様々な考え方がありますし世界のやり方だけでなく日本ならではの方法も模索していきたいと思っておりますので、暖かく見守っていただきたいですね。
DP:本日はありがとうございました。
Hac:いえいえ!どーいたしまして。
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