ガマニアは、本日9月17日、東京ゲームショウ2010に出展し、特設ステージにてプレスカンファレンスを開催、新作タイトル「ラングリッサー シュヴァルツ」カンファレンスを開催した。
生まれ変わる「ラングリッサー」
ガマニアデジタルエンターテイメントのブースには、「ラングリッサー シュヴァルツ」はプレイアブル出展されているので、すでにプレイした人も多いと思うが、今回詳細を発表するプレスカンファレンスが開催された。
司会を務めるのはガマニアデジタルエンターテイメントジャパン代表取締役社長「浅井清」氏が担当、開発のいきさつやゲームの特徴を紹介した。
「ラングリッサー」とは、セガのメガドライブで開発されたシミュレーションRPG。当時には珍しいゲームジャンルと、魅力的なキャラクターで人気を博したタイトルだ。
今回のオンライン化に向けてなぜこのタイトルを選んだのは、「ラングリッサー」の世界観とストーリーの魅力が大きい理由と、決め手となったのはもともとのライセンサーと協力していい関係を築きながら開発ができそうだったということらしい。
そしてメサイヤブランドのライセンス管理をしている株式会社「エクストリーム」代表取締役社長「佐藤昌平」氏も登場し、今回の発表に至るまでの経緯を話してくれた。
浅井氏と佐藤氏は2年ほど前からこの「ラングリッサー」のプロジェクトについて話していたらしく、今回の発表までうずうずして待っていたということだ。
また本作はグローバルな展開を行うということで、家庭用の作品ではできなかった施策を実現してほしいとのこと。この「グローバル化」についてはガマニアデジタルエンターテイメント最高戦略責任者「陳威光」氏が熱く語ってくれていた。さらに中国版でのロゴも本会場で初登場、関係者の間では大きな拍手が起きていた。
そして歴代のタイトルをバックに始まるプロモーション映像が公開され、シリーズの作曲を務める作曲家「岩垂徳行」氏とガマニアデジタルエンターテイメントジャパン商品開発部部長「市崎裕康」氏が登壇し、シリーズ音楽を含めた「ラングリッサー」のプロモーションを行った。
本作のプロジェクトは、日本のスタッフを含め浅井氏や岩垂氏も「ラングリッサー」が大好きということからスタートしたといっても過言ではないらしい。岩垂氏がゲームの音楽の制作を始めて、3作間か4作目が「ラングリッサー」だったということ。もう20年以上も前のことである…。
当時は「ラングリッサー」は、一生遊べるゲームと言われており、続編が出ると聞いて本当に驚いたという岩垂氏。とても思い入れがあるようで楽しみにしていた。
また、公開された動画にはキャラクターメイキング画面や各軍勢の世界の風景、クラスチェンジ画面なども登場。少ない時間だったが今まで沈黙を守っていたタイトルだけに来場者もかなり見入っていた。そして最後には実際にダンジョン内で戦闘をする動画も公開。まだまだ公開していないことも多いようだが、情報が入り次第紹介していくのでお楽しみに！
ブラウザ新作ゲームはなんとあの「パワードール」！？
ガマニアはブラウザタイプのゲームも数多く手がけており、現在サービス中の「キングダムサーガ」そして情報はすでに公開されておりサービスインを待つ「Web恋姫†夢想」のゲーム内容が動画付きで紹介された。
そして最後の最後になんと、新作ブラウザゲームが公開！なんと工画堂スタジオが手がける「パワードール」がスクリーンに映し出されたのだ！ほんとに少ない時間だったので詳細は不明だが、ブラウザゲームとして開発しているのは確かである。乞うご期待！
