ラグナロクオンライン、大型アップデート「Episode8.2 Search for the truth エルディカスティス」プレイレポート紹介!

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、「ラグナロクオンライン」において、大型アップデート「Episode8.2」実装日を2010年10月5日に決定し、詳細を発表した。

本アップデートでは異世界に6つの新マップがお披露目されるほか、モンスターや約30種類の装備アイテムに新システム「トリプルHSE」が登場!さらに、本アップデートで異世界(Episode8.0、8.1)の大幅改修も実施予定。

また、異世界へ行けるようになるBaseLv70から高レベル帯まで、幅広く遊べるマップになるよう、モンスター配置などの各種調整を実施するほか、施設やクエストなども同時に調整される。

今回実装に先駆けて体験プレイを実施、「ラグナロクオンライン」ではおなじみのガンホー・オンライン・エンターテイメントパブリッシング部第一企画課「中村 聡伸」氏、「長澤 誠吾」氏、「白川 昌平」氏に実際のゲーム画面を交えて紹介してもらったのでお伝えしよう。

ついに「Episode8」シリーズ最終回!

異世界(アッシュ・バキューム)の発見から始まった「Episode8」シリーズ最終回となる「Episode8.2 エルディカスティス」を2010年10月5日に実装。本アップデートで、異世界に住む巨人・サファ族の首都「エルディカスティス」が登場する。

そもそも「異世界(アッシュ・バキューム)」とは、魔王モロクが逃げこんだ次元の狭間の先に存在する地域で、ルーンミッドガッツ王国・シュバルツバルド共和国・アルナベルツ教国は協力してこの異世界の調査に乗り出したのである。

そして、異世界で種族間での争いの元と思われる「二ーズヘッグの巣」を調査していると巨人のサファ族の使者が現れ、特使として首都「エルディカスティス」に向かう…というのがEpisode8.1までのストーリーとなっている。

異世界のモンスター配置&バランス調整

Episode8.2が実装されるにあたり、異世界に出現する全てのモンスターについて、獲得経験値を調整し、さらにモンスター配置も一新。これにより異世界のフィールドがBaseLv80~120までのキャラクター向けマップへと進化する。特定の装備や職業で有利に戦える場所なども用意し、攻略の幅もかなり広がるだろう。

異世界に入れるのはLv70からだが、Lv80~120くらいまでのキャラクターが楽しく遊べるような調整をするということだ。

前線基地スプレンディッド

まずさっそく体験してみたのはミッドガルド連合駐屯地から西に向かった地域。ここはもともと強力なお邪魔モンスターが常駐していたが、数は大幅に減少させさらに遊びやすくなっている。「ピンギキュラ」など比較的移動速度の遅いモンスターには、足止めするスキルをかけて遠距離から攻撃すれば難なく狩れるだろう。


鉱山の都市マヌク

今度はミッドガルド連合駐屯地から東に向かった地域に出発。鉱物がむき出しになった風景で雪もちらつく寒い地域のようだ。出現するモンスターは無機質な物質でできたような姿になっている。

クエスト難易度調整&報酬を大幅アップ

異世界に関連したクエストの難易度を全体的に下げるとともに、報酬の経験値を2倍にする。すでにクリアした人は、クエストに関連した人物に話しかけると追加分の経験値を獲得できるようになる。

猫の手サービス&施設がより使いやすく

猫の手サービスを受けるのに必要なポイントを調整し、早い段階で倉庫機能が使えるように変更される。さらに街に宿屋を設けてセーブ可能にし、新たな拠点として活用できるようになる。アクセスもしやすいようになり、気軽に永住できる街として活躍するだろう。

今までは猫の手サービスを受けるには、まず釣りをしてアイテムを手に入れ、それをポイントと交換することを繰り返してやっと倉庫を借りられるようなシステムだった。また、ポイントを1貯めるごとに24時間待たなくてはならないのも若干のストレスとなっていた。

そこでまず調整されたのは必要ポイントの減少、釣りでの待ち時間も24時間から30分と大幅に変更された。それだけではなく、釣りの効率を上げる調整も実施、かなり釣りが簡単にできるようになり、専用の装備をするとさらに釣りのサイクル速度が早くなるのだ。

また、アクセスに関しても、プロンテラからの転送も可能になったので、ここを拠点として新たな冒険に旅立とう!

さあ、エルディカスティスへ!新ダンジョン「カミダルトンネル」「スカラバホール」と新モンスター

そして、冒険の重要な施設となるのは宿屋。宿泊はもちろんのことセーブ機能も備えているのでとにかくここで拠点としてしまえば何の問題もない。宿のテントを一生懸命守っている宿屋のNPC「ディエゴ」に話しかけて利用しよう。

また、知恵の王の指輪(翻訳機のようなアイテム)を装備すれば、サファ族やラフィネ族と会話ができるようになる。司令部にいる「アエルロ」から「マヌクから来たサファ族」が来ていることを聞いてから、ついにエルディカスティスに入ることができる。

鉱山の街マヌク方面から新ダンジョン「カミダルトンネル」を抜けてエルディカスティスへ行くこととなる。だがこのダンジョンが曲者…なのだ。新モンスターとなる「スカラバ」が徘徊しているダンジョンであり、卵のままのスカラバから、昆虫のような姿となって襲ってくるスカラバもいるので十分注意して戦おう。

また、奥にはスカラバがワラワラしている巣ともいえる「スカラバホール」も存在する。腕に自信が無ければ回避することをおススメする。このマップはボスモンスター「女王スカラバ」が登場するので、頑張って撃破しよう。ちなみに女王がいるスカラバホールを通らなくてもエルディカスティスへは行けるので安心だ。

そして通路を抜けるとついにエルディカスティスへ到着する。無骨な建物と寒そうな気候のため、少し暗い街のように見えるが、街中にはたくさんのサファ族の住人が暮らしている。巨人族と言うだけあって大きな植物のような体をもった種族になっている。また、街の外には猫の手職人がいるのだが、なぜ街中に入れないかというと、巨人族を木と間違えて猫の手職人が爪を研いでしまって出入り禁止になったということだ。

また、一度エルディカスティスへ訪問してしまえば、「エルディカスティスの光」というアイテムを使えば、いつでも来ることができるので便利に利用しよう!

「トリプルHSE」などの新要素を紹介

本アップデートで、アクセサリーなどの防具に独自の追加効果が付与できる「トリプルHSE(ヒドゥンスロットエンチャント)」が実装される。

エルディカスティスにいる猫の手職人に話かけると、この新要素「トリプルHSE」を実行することができる。「サファ族貢献の証」というアイテムで「トリプルHSE」をすることができる。

「トリプルHSE」とは、特定のアイテムにさまざまな強化をすることができるエンチャントシステム。猫の手ポイントが高ければ高いほど失敗率が下がる。また、貯めた猫の手ポイントは消費するわけではないので貯めまくってしまおう!

また、ここでは「サファ族貢献の証」を持っていれば、「トリプルHSE」対象の防具と購入(交換)することが可能なのだ。選択肢の選び方によっては猫の手職人が怒り出すことがあり、怒りが頂点になるとトリプルHSEができなくなる。怒った猫の手職人はどうやら何かを欲しがっているよう…その条件を満たしてあげるとイイことが…!?

装備アイテム12種類の武器と16種類の防具が登場

エルディカスティスには、一番最初に辿り着いた男が街中の施設を紹介してくれるので、迷ったら利用するといい。またNPCに話しかけていくと、サファ族に現在流行っている「体が石になってしまう病気」のことも知ることができる。この病気を治す研究を手伝うようなクエストも用意されているので、深くこの世界を知ることもできるだろう。

ちなみに酒場に行けばエプロン姿のNPC「シャイ」に会うことができる。魔王モロクに関するクエストもあるのでここには良く来ることとなるだろう。街の北に行けばサファ族にとって重要な施設があり、途中の道には幻想的な風景が広がっている。この施設では現在流行している病気についても研究されていたり、役所としても機能している。NPCと会話をしてこの世界のことを良く知ろう。

装備アイテム12種類の武器と16種類の防具も新しく実装。細かい調整をされている便利なアイテムなので、ぜひ全種類集めてみてはどうだろうか?

ユーザーに向けてインタビュー

全体を通して

長澤氏:まずは異世界クエストさえクリアしてしまえば、クエストウィンドウにもEpisode8.0の他のクエストが表示されるように調整されているので、わかりやすくなっていると思います。クエストをこなしたり、釣りをしたり、遊び方はさまざまですが、報酬も増えており、いいことがたくさんあります。ぜひ楽しんでください。微調整をいっぱい入れてあります!

中村氏:「Episode8」の集大成といった感じで、かゆい所に手が届くようにいろいろ調整しています。異世界を体験したことがなくて「ちょっと怖い場所なのでは?」と思われている方もいらっしゃると思いますが、永住できる拠点としてパワーアップしますので、ぜひ楽しんでください!

苦労したポイントは?

長澤氏:Episode8.2の他に8.0と8.1のクエストの調整をしたところですね。異世界のストーリーは面白いのですがプレイするには少しやりにくいところが多くて。魔王モロクが現れて各国がいろいろな事象を繰り返して国が手を結んでいくというストーリーを楽しんでほしいですね。

白川氏:自分はモンスターの配置の調整をてがけました。いろんなアッパーなコンテンツをユーザー様が求めたり、一方そのような高度な調整はいらない、という両極な意見がある中、そのペースを考え、ラグナロクをより楽しんでもらうというバランス調整が大変でした。

中村氏:僕は宣伝担当なので、制作ではそんなに苦労してないんですが…(笑)。僕はアップデートの見せ方を常に考えておりますが、ゲームに魅力があるからこそ、キャンペーンなどでさらにきっかけを作ってユーザー様に伝えていけると考えています。今回のアップデートは本当に自信を持っておススメすることができます。

「アークビショップ」のねんどろいどについて

中村氏:好評であればほかのキャラクターなども企画したいですね。かなりデキがいいので僕も買おうかと(笑)。

ありがとうございました。

※すべてのゲーム画像は開発中のものです。

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