ボクと魔法と失われた世界…禁断の妄想ストーリーが展開…!?「マビノギ」連載第4回はちょっとだけ(?)レールを外れた「裏」マビノギを紹介

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大型アップデート「G15 The First Contract」が実装され、さらに盛り上がっているMMORPG「マビノギ」。連載第4回はちょっとだけ脱線した「裏」マビノギ(妄想ストーリー)を紹介する。

今回お届けする一風変わった「マビノギ」のストーリーでは、記憶と魔法の力を失った少年がマビノギの世界に降り立ったところから始まる…が、ちなみに…連載第4回はまったくもって「マビノギ」本編とは関係ないので気にしないでコレはコレで楽しんでもらいたい。

「マビノギ」本編では、9月28日、ついに大型アップデート「The First Contract」が実装されて、公式の特設サイトも更新されているぞ!アップデートで追加された「交易」の簡単な遊び方説明なども載っているので、これから遊ぶ人はこちらもチェックしておこう。

魔法の力を失った少年が降り立ったのは「マビノギ」の世界

ボクの名前は「ノビル」。これしか思い出せないんだ。

あの日、ボクは学校帰りに友達と図書館でこっそりネットをしていたんだ。するとパソコンの画面がいきなり光りだして…。目を覚ましたらそこはゲームの中の世界のような場所だった。

のどかな田舎の村、夕焼けに染まる山、のんびりと暮らす人々。そこはボクがゲームの中で体験した景色そのものだった。もちろん、最初はどうしていいかわからなかった。携帯も圏外だったし、あの時一緒にいた友達も見当たらない、でもなんだか不思議と怖くはなくて、むしろワクワクしてたのを覚えてる。

原理はよくわからないんだけど言葉も通じたし、ご飯も美味しく食べられた。特に仲良しだったのは昼も夜も釣りをしている女の子。何かを釣っているはずなんだけど、いつも竿の先には何もない。でも楽しいみたいなんだ。変な子…。と思ったら普通の魚を釣っているときもあったっけ。

そんなこんなでのんびりゆったり時が過ぎていったんだ…。あ、ちなみにこの世界は「マビノギ」なんだって。いったいなんだろうマビノギって…そして「エリン」って??

ノビルが手に入れた「戦う」力

この世界にはたくさんの人が生活していて、お昼にしか会わない人や、夜遅く同じ時間に同じ場所にいる人もいる。でもみんなそれぞれ目的があるみたいなんだよね。

ここにはコンビニやスーパー、ボクが大好きなハンバーガー屋もなくて、でもお腹すいたら何かを食べなくてはいけなくて、ぐーぐー鳴るお腹を押さえながら村の人に聞いてみたら、モンスターとたたかう方法を教えてもらった。ボクは小さい頃から少林寺拳法を習っていたから「余裕!」って思っていたけど…でっかいクモにも勝てなかったんだ…泣。ふっとばされたんだよ。

この世界でもケガしたら死んじゃうのかな…お父さんやお母さんにもう会えないのかな…って気を失っちゃうこともたくさんあったな。でもなんだかわからないけど朝にはまた元気になってたけど!

一番手ごわかったのは瞬間移動するツインテールの女の子!ちょっとボクの好みの顔なんだけど…すんごい強いんだ。向こうは遊んでるつもりだったみたい。くやしい…。あと、キツネにも吹っ飛ばされたのは痛かった。

あとね、ボクはじめてユーレイを見たんだ。ユーレイって夜中に人がいないところにボワーって出るんだと思ったけど、お昼にそのへんに普通に歩いてた。体はスケスケで悲しそうな顔をしてフラフラ歩いてた。話を聞いてあげればよかったかな、ちょっとかわいそうだった。

さまざまな人と出会い、別れ、そして冒険

結構キツネとも互角の勝負ができるくらいになったころ、友達のニワトリが朝起きたら動かなくなっていたんだ。このニワトリはボクがキツネにボコボコにされてたところに加勢に入ってくれて、それからずっと一緒に戦ってきたんだ。もちろん、言葉は通じないけど、いつもボクを守ってくれてた。お腹が空いたときは卵も産んでくれた…。でも悲しくなかった、でも寂しかった。いっしょに遊んだ大きな木の下にニワトリを埋めたよ。ニワトリ、ありがとう。

ニワトリと別れたボクは、少し遠くに行ってみることにした。最初に暮らしていた村はとっても暖かくて気持ちのいいところだったけど、1日くらい歩いていくとそこは雪が降る寒い地方だった。そこには数え切れないほどの雪だるまが並んでいて、ボクに話しかけるんだ。ボクはなんにも答えてないのに、雪だるまはボクのことをバカにするんだ。なんだか悲しくなって雪だるまを攻撃してみたけど、むなしくなってやめた。なにやってるんだろう、ボク。

寒いところはあんまり好きじゃないボクは、そのまま休まずに歩いた。持ってきたパンとチーズもなくなって、道でうずくまっていたら、サーカス団の馬車がボクを拾って近くの街まで運んでくれた。馬車の中で食べたスープの味が忘れられない…。

新たな場所、そしてサーカス団のもとに

馬車に揺られていると、サーカス団のアジトに到着した。ボクが小さい頃にお父さんに連れて行ってもらったサーカスの感じに似ている。おっきな象やマンガみたいな肉を食べている大男、フードをかぶって震えているピエロ…などなど、こんなところでボクはやっていけるのか怖いけど、でもドキドキしていた。

そしてボクの最初の仕事は象のお世話だった。親切なピエロに聞いたところ、この象は人間の言葉がわかるんだって。だから毎日話しかけると仲良く慣れるよ、と教えてもらった。そういえばボクが飼っていた犬も話しかけるとちゃんと目を見ておとなしく聞いていたなあ。犬の名前は「バズーカ」なんだ!

見た目が怖い大男は、とっても料理がうまくて、どんな素材でも美味しく作れるんだって。ボクは料理が苦手だけど、3つくらい作れるようになったよ。お母さんに作ってあげたらすごく驚いていた。

サーカス団のアジトの周りには、いろんな人が毎日通り過ぎる。他の地域のサーカス団や、材木を運ぶ人、タヌキやキツネもいっしょに生活してる。ボクがいた世界ではあまりみられない景色だよね。アジトにはお店もたくさんあって、キレイなお姉さんの占い屋さんや、夜中に不思議な虫を探すペット屋さん、看板がお店のおじさんとそっくりなパン屋さんもあるんだ。

いきなり光に包まれて

サーカス団のアジトで生活しながら、狩りをしたり、素材を売ったり、のんびり過ごしたり…とこの世界に馴染んできて、元いた世界を忘れかけた頃、突然、白い光と共に、女の人が現れて、「自分の世界に戻りなさい」と声をかけられたんだ。ボクはこの「マビノギ」の世界で出会った人のことを思い出して、もう少しここにいたい!と願ったんだけど、気が付いたら図書館のパソコンの前だった。カレンダーを見ると、「マビノギ」の世界に降り立ったときと同じだった。

「そうか…夢だったんだ」

そうつぶやいて図書館を出ようとすると、手のひらになんと「ニワトリの羽根」が…!ボクはギュッとその羽根を握りしめてこう、つぶやいた。

「また、エリンに行けるかな?」

~おわり~ つづく…かも?

マビノギ大型アップデート「G15」の特設サイトもチェックしよう!

今回の連載第4回では、ななめ45度からマビノギの世界を紹介してみたがいかがだっただろうか。マビノギは冒険を楽しむこともできれば、ニワトリと友達になることや、今回のアップデートによる交易でお金と経験値を稼いだり、エリンの世界で妄想にふけったり。。いろいろな遊び方があるぞ!?

OnlineGamerでは、マビノギの大型アップデート「The First Contract」で追加されたコンテンツなど、マビノギのさまざまな情報を掲載している特設サイトを公開中だ。また、マビノギの公式サイトでは、今回のアップデート実装を記念して「パンのパペット人形プレゼントキャンペーン」も行っている。今回の交易コンテンツを遊んで公式サイトより応募してみよう!

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