今回より全3回にわたり「テイルズウィーバー」の今後を追うOnlineGamer編集部連載企画「ウェルカム!テイルズウィーバー」。第1回では、12月に実装予定のアップデート内容の一部をどこよりも早くお届け!
2011年7月に実装された新MAP「サンスルリア」。プレイヤーキャラクターのひとり「イサック」の出身地であり、アルミド大陸中央、東海岸に位置し、地理的要因により他国との交流が皆無に等しく、特有の文化を形成している。人々は信仰が深く、唯一神「サンスル」に仕えるとされる女王(現在はイサックの妻)によって代々統治されている。
物語の始まり
第3王女だったメルゼベドは神聖な力を持つ以外、他の2人の王女に比べて政治基盤が脆弱であった。しかし、彼女の陣営に合流したノボデビチ主教や、夫であるイサックの力により、王位を得る事ができた。
統治初期、イサックの出身問題により立場が危うかったが、特有の聡明さにより、次第に王権は強固なものになってゆく。メルゼベドが女王に即位して5年になる今年。彼女はサンスルリアの閉鎖性を打破するため交易港湾都市カンタパルスを建設する。周辺国との共存を企図するだけでなく、対内外的に女王の権力を知らしめる目的も持っていた。全てはサンスルリアの発展と安定のためである。
カンタパルスではレンムの首都であるエルティボから定期船が運航し、レンム人だけでなく、エルティボを通じて事前に入国許可された者であれば、アルミド大陸の誰でも搭乗できるように許可されることになった。
独特な自然環境と資源。他に類を見ない文化を持ったサンスルリアは多くの商人と商人ギルドの関心を引くのに充分であった。商団はサンスルリア地域に進出するために、アクシピターとシャドウ&アッシュに依頼する。
ギルドからの指令を受けたテイルズウィーバーの子供たちはサンスルリアに向かうのだが…。
そして、今回のアップデートは7月には実装されなかった首都「サンスル」の神殿を舞台に繰り広げられるストーリー、すなわち「サンスルリア」国家のお家騒動がクエストのかたちで追加された。つまり、「サンスルリア」のストーリーにおける核と言える部分が実装されているのだ。
さらに、特定の条件をクリアすることでキャラクターの能力強化が可能な高レベルプレイヤー待望の2次覚醒が実装される。
本記事では、「サンスルリア」をめぐるストーリー展開とキャラクター育成、どちらの要素もより楽しめるアップデート内容の一部をどこよりも早く紹介するぞ!
「サン・パシアドル神殿」の実装
新MAP「サンスルリア」の首都「サンスル」の中心にある神殿「サン・パシアドル神殿」へ進入可能に。神殿内にはイサックの妻でありサンスルリアの女王であるメルゼベド、イサックとメルゼベドの間の子ジェニがいる。
そのほかに、メルゼベドの二人の姉である長女・エルメディス、次女・リベラトレや神官、祭女など、それぞれに立場や思惑の違う人物(NPC)が登場する。エルメディス、リベラトレは神殿でなく、神殿の門をくぐって、神殿とは別に設置された住居にいる。
神殿に登場するNPC
サンスルリアの階級図を見ながら説明してみよう。
メルゼベド
職業:女王(祭主)
ティアリマル・ウィナ・サンスル・メルゼベド (38歳)
現サンスルリアの女王で、イサック・デュカステルの妻。
先の王であるティアリマル女王退位の過程で女王の座をめぐり王女たちの間で紛争が勃発する。女王になる王女以外は大巫女の地位を得られるが婚姻もできず、子孫も残すことができないからだ。
三番目の王女だったメルゼベドはサンスル神の巫女としての神聖な力以外には他の王女たちに比べて政治的基盤が弱かったが、策士として彼女の陣営に合流した現宰相ノボデビチ主教とイサックの力で王位に就いた。
就任初期、二人の姉の強い政治基盤とイサックの出身問題で立場が危うい状況であったが、持ち前の聡明さを発揮し、王権を強化しつつある。交易都市カンタパルスを設置してレンム以外の国家とも交易を始めるなど開放政策を広げている。
ノボデビチ
職業:主教
現サンスルリアの宰相 (70歳中盤)
メルゼベドの女王即位を補佐した高位に位置する家臣の一人。昔から人を見る目がすぐれており、他の王女たちより、三番目の王女であるメルゼベドを女王に推薦した。粘り強く生真面目な性格で、サンスルリアに対する愛国心が非常に強い。
ジュニエノル
職業:サンスルリア姫
メルゼベドとイサックの幼い娘(7歳)
ジェニ王女と呼ばれ、サンスルリア人の寵愛を受けている。巫女としての神聖な力にすぐれ、周辺の人々からは既にすぐれた巫女になるはずという評価を得ている。しかし、当の本人は勉強よりも父・イサックと自然の中で歌を歌うのが好き。
カウン
職業:神官
ノボデビチ主教の右腕 (40代後半)
20年以上ノボデビチ司教を補佐して来た補佐官を務める。
ビザンテイル
職業:首領
反女王派神官 (50代後半)
女王の後継者争いでは第一王女であるエルメディスを支持した。現在では反女王派勢力の首魁。保守的な性格で、女王の開放政策を最前線で反対したが実現できなかった。女王が失脚することだけを望んでいるようだ。
ベニバルク
職業:神官
反女王派の神官 (40代初盤)
女王の後継者争いでは第二王女リベラトレを支持した。現在でもたびたび巫女の家に出入りする姿が目撃されている。何か企みがあるのだろうか。
モリアネス
職業:祭女長
祭女たちを束ねる長 (50代初盤)
祭女たちの長でメルゼベドが幼い頃から女王教育教育を施した。女王の優れた資質を誰よりも理解している。現在はジェニ王女の教育を担当している。ノボデビチが女王の政治的師匠であるならばモリアネスは巫女としての師匠である。
ライニゲア
職業:祭女
ワーカホリック気味な祭女 (30代なかば)
祭女長の補佐官を務めている。政治的、宗教的にも力があり、周囲からは次期祭女長になるのではないかと目されている。普段は多情多感だが仕事は徹底する性格。
ヘア
職業:祭女
排他的な祭女 (20代後半)
女王を尊敬しているが、サンスル人ではないイサックに対しては反感を持っている。
ティス
職業:祭女
噂好きな祭女 (20代後半)
神力は優れているが、慈しみ深くない性格のせいで、祭女長からよく怒られている。
アルカディス
職業:司祭
温和な司祭 (20代初盤)
穏やかで親切な性格。神殿ホールで住民たちを対象にサンスル神の教えを説く役目を日々遂行している。
アイルディズ
職業:司祭
野心的なサンスル司祭 (20代なかば)
サンスル神に対する信頼よりは政治的成功のための野心で司祭の道を選んだ男。信仰よりは自身の身の置き方に迷いを感じ、勢力図を一歩引いた地点で推し量っている。病気の母がいる。
神殿の周囲で登場するNPC
エルメディス
職業:大巫女、女王の長姉
ティアリマル・ジャン・サンスル・エルメディス (40代後半)
メルゼベド女王の長姉。もの静かで欲のない性格で、サンスルの巫女としての能力が不足しているわけでもなく、三人の姉妹の中で一番力強い政治的基盤を持っていたにも関わらず、末妹であるメルゼベドが女王になると最終的に決定した際には特に意見も主張もしなかった。本音や心中について理解できる者は限られている。
リベラトレ
職業:大巫女、女王の次姉
ティアリマル・ヘニ・サンスル・リベラトレ (40代初盤)
メルゼベド女王の次姉。我儘な性格で自分が女王になることができなかったのは妹のメルゼベドのせいだと思っており、自分の勢力を拡大するためか人知れず反女王派と親しくしているようだ。巫女としての能力は姉妹たちの中で一番低い。
チャプター外伝の実装
「サン・パシアドル神殿」を舞台にしたクエストが多数実装予定となっており、そのクエストをこなすうちに、サンスルリアという国に渦巻く陰謀が次第に明らかになっていく。キャラクターは、女王派vs反女王派に分かれて繰り広げられるその陰謀を、女王派に属して解決していく。
イベントで登場するNPC
イェルイ
職業:神官
反女王派神官 (30代なかば)
エルメディスの政治的力量及び能力に憧れ彼女を崇拝する神官。
2次覚醒
キャラクターの能力強化が可能になる「覚醒」のさらに上の覚醒が登場。ストーリーだけでなく、キャラ育成の面でもより一層ゲームプレイが楽しめるぞ。
2次覚醒でどんな内容が強化されるのかというと、攻撃ダメージ上限値アップ、最大HP・MP・SP上限のアップ、装備重量のアップ、系列シエンの制限数上昇が予定されている。
2次覚醒クエストの受託条件が、前術のチャプター外伝のクリアと1次覚醒クエストの完了なので、今のうちに1次覚醒クエストをクリアしておくことをお勧めする。
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