「ルビニアサーガ」のラジオドラマに出演する今井麻美さん、真田アサミさん、矢尾一樹さんへの独占インタビューを実施

ゲームオンの「ルビニアサーガ」が1月12日よりオープンサービス開始となるのに先駆け、1月5日よりインターネットラジオステーション<音泉>にて配信されている本作のラジオドラマの出演声優陣に独占インタビューをする機会が得られた。

インタビューでは、ルビニアサーガ 運営チーム プロデューサーの永田康弘氏同席のもと、ラジオドラマに出演する今井麻美さん、真田アサミさん、矢尾一樹さんに様々なお話を伺うことができたので、先日行われた「第4回 秋葉原PCゲームフェスタ」内で行われたトークイベントの詳細と合わせてお届けしていこう。

「第4回 秋葉原PCゲームフェスタ」でのトークイベント

――自身が演じたキャラクターについて。

今井さん:ルミナは、ローグを目指しているカッコいい女性です。見た目通りクールで、才能あふれる冒険者見習いですが、ちょっとした二面性も秘めています。そういったところがラジオドラマで明かされていくと思いますので、期待していただければと思います。

ルミナ・フィラメント 今井麻美さん

真田さん:ピスカは血気盛んで、口もちょっと悪いですが、小さな体で大きな武器を振り回す猪突猛進型です。これからどうなっていくかに注目してほしいですね。

ピスカ・ラクレース 真田アサミさん

矢尾さん:実はキャスティングに事務所が絡んでいるらしくて、「一樹もそろそろハゲオヤジをやる年齢だから」と社長命令が下ったんですよ(笑)。ゲーム内では冒険者を育成する学園がありますから、ティオリスはそこの先生というポジションです。

ティオリス先生 矢尾一樹さん

――ラジオドラマについて。

永田氏:(下の画像のキャラ相関図をみて)この相関図に出ているキャラクターがラジオドラマの全出演キャラクターです。最初に発表させていただきました8人の方と、追加で参加していただく真田さん、それから先生役の矢尾さんを加えた10人の方に出演していただいています。

今井さん:現状ルミナはエリィにしか興味がないようですが(笑)。

真田さん:ピスカなんて「なにかとブレイズレッドを助ける」ってすごくざっくりしてますよ(笑)。

ルビニアサーガ運営チーム プロデューサー 永田康弘氏
ルビニアサーガ運営チーム プロデューサー 永田康弘氏

永田氏:真田さんは追加で出演していただいているので、最初からいるメンバーとは違う形で動いていて、途中で登場してくるんです。全4章20話あるうち、収録は第2章まで終わりまして、ようやく真田さんが出てきたという感じですね。この前の収録時も最初から現場に来ていただいたんですが。

真田さん:実際に役が出てくるまではかなりの期間がありましたね。

今井さん:このイベントは全部暴露する感じなんですか?なら私の収録が別だったことも言っちゃっていいんですか!?

矢尾さん:そういえばメインどころがいなかったね。

今井さん:私はエリィ(中原麻衣さん)とレオ(櫻井孝宏さん)の3人で収録だったのですが、中原さんと櫻井さんの3人で「ほかの人はいつ録るの?寂しいねえ」って言いながら録っていました(笑)。

永田氏:収録は今井さんたちが一番最初だったんです。合わせて録る部分とかをアドリブではなく「せーのっ」という言葉を後の収録の人のために入れたりしていました。

矢尾さん:「せーのっ」って滅多に聞けないですし、意外と自分でセリフ言うときにドキドキするんですよ。「せーのっ」って言っておきながらどのタイミングで喋ればいいのかなって。

――公式サイトなどで押し出されている牛乳について。

今井さん:妙に牛乳押しなのは、レオがお兄さんのイオに憧れていて、「お兄さんみたいに強くなりたい!強くなるためにはなんだ!?そうだ、牛乳だ!」という短絡的なちょっと痛い子だからですね(笑)。本編でもずっと牛乳牛乳言っていて、演じている櫻井さんもだんだん面白くなってきたみたいで、アドリブで牛乳の話を入れ込もうとしていました。

永田氏:当初は、まさかここまで牛乳が幅を利かせるとは思っていなかったんですよ。これも演じた中で面白い部分をピックアップできたので、櫻井さんや盛り上げてくれた今井さんにすごく感謝しています。

今井さん:私たちの結果が牛乳押しなんですか!?

永田氏:実際はもっとサラッといくかと思っていたんです(笑)。

今井さん:あれはサラッといかないですよ(笑)。演じている櫻井さんがどんどん白熱していって、それを生暖かく見守ってる中原麻衣ちゃんがすごく面白かったですね。「なんだか頑張りますね~」みたいな穏やかな空気感と共に、櫻井さんだけがヒートアップしていく感じでした。

永田氏:ドラマの内容もドタバタコメディみたいな感じですので、どこか飛び抜けた面白い部分が各キャラクターにあると思います。

今井さん:ほとんどそういう人しないなかったような…?特にイオとレオの兄弟ですね。

真田さん:私たちはイオと一緒の収録だったんですが、やっぱり台本を読んで想像したものよりだいぶコミカルな方向に進んだなと。

矢尾さん:コミカルというより、若作りだったよね。辻谷(辻谷耕史さん)が一生懸命若く若くしようとしている姿に、ちょっと涙がちょちょぎれましたね。大体私と同じぐらいの年齢なものですから(笑)。

今井さん:イオとレオが別々に収録されていたので、私たちはお兄さんの声を聴かずに演じていたんです。櫻井さんがコメディ方向にガツガツと寄せていかれていたので、それを制御するのがお兄さんだと思っていたのですが…。

真田さん:出来上がったものを聴かせていただいたら、二人ともコメディ寄りに行ってしまったという感じで(笑)。

矢尾さん:とんでもない兄弟だよね。

一同:(笑)

真田さん:一緒に収録していたらどちらかがバランスを取りにいかれたかもしれないんですけど、両方同じ方向に行ってしまったので、「倍増してる!」って。

今井さん:だから兄弟の行く末が気になって仕方がないですよ。

矢尾さん:一緒に録っていたら、もっとそっちにいったと思うよ。「行けるところまで行っちゃえ!」みたいに。

イベント後に行われた独占インタビューの模様

――ラジオドラマを始めたきっかけを教えてください。

永田氏:昨年の段階でキャラクターボイスは収録していたのですが、一年間のインターバルがありましたし、イメージイラストの点数も揃ってきましたので、それならキャラクターの声の部分に特化して、ラジオドラマという形で「ルビニアサーガ」の世界観を多くの方に紹介できたらと考えて立ち上げました。それが今回実現した形になり、<音泉>さんでラジオドラマとして全20話を配信させていただくことになりました。

ラジオドラマはゲームの冒頭部分、冒険者育成学園を題材としたドラマになっていますので、ゲームをプレイしてない方にも「こんな感じなんだな」という触りの部分を聴いていただける内容になっています。1月5日から20話分を平日毎日配信していく予定ですので、オープンサービスの12日以降も、ゲームをプレイしながら聴いていただけると嬉しいですね。

――本編と比べるとはっちゃけた内容ということですが、設定はどなたが考案したのでしょうか?

永田氏:「ルビニアサーガ」の公式ブログやTwitterで情報を発信しているルビ子というマスコットキャラクター(?)がいるのですが、ラジオドラマに登場するキャラクターの設定は、全部彼女が頭の中で思い描いている妄想を具現化した形になっています。もともとイラストを発注するときも、彼女が今まで声を当てていただいた声優さんとイメージを重ね合わせながら、“この人の声だったらこういったキャラクターだろう”と、あらかじめ想像してお願いしていたんです。

舞台はゲームの最初に出てくる冒険者育成学園を題材にしていまして、冒険者見習いから卒業するための試験をクリアしていくといった、ゲーム本編に忠実な内容で進んでいきます。ただ、ゲーム中の見習いレベルでは使えないスキルを見習いが使えたりとか、一部フィクションも入っています。ですが世界観を壊すことなく、学園生活で起こるハプニングを身近に感じられるようになっていると思います。

――出演されたみなさんは本編とは違うキャラクター設定を見てどう思いましたか?

矢尾さん:キャラクターのベースとなる部分は一緒ですし、設定の中で我々が遊べる範囲が広がっただけですので、“どこまで枠を広げられるか”を役者任せにしてもらえたことで演じているときは楽しかったですよ。

真田さん:ゲームや台本で作ってもらったものを、私たちが演じることでさらに幅を持たせていける、それを許容していただいて今回のドラマを作り上げていくことができましたね。

矢尾さん:実際にアドリブを入れさせてもらった時も、OKが出たら「イェーイ!」という感じで、キャラクターや話が広がっていきました。

今井さん:(矢尾さんのティオリス先生以外は)ゲームの中にキャラクターそのものが出てくるわけではないので、「ルビニアサーガ」を使って作り上げた新しい世界という印象を受けました。この新しい世界でより魅力を感じてもらって、ラジオドラマもゲームも好きになってほしい、そういった強い意志を感じましたね。

――収録中のエピソードを教えてください。

今井さん:録っても録っても録っても終わらなかったです(笑)。収録は大きく2組に分かれていて、私はエリィ(CVは中原麻衣さん)とレオ(CVは櫻井孝宏さん)の3人で収録していたのですが、とにかくセリフ量が多くて、「全員そろって収録したら終わるのかな?」というぐらいの分量がありました。

矢尾さん:収録が始まって、かなり時間が経ってから「あっ、やっと山超えた?」と、お互い確かめ合うみたいな感じでした(笑)。

今井さん:やっとゴール見えてきたかな?みたいに(笑)。

――ドラマCDやWEBラジオの経験があると思いますが、共通して気を付けていることはなんでしょうか?

真田さん:やっぱり世界観を壊さないようにですね。

矢尾さん:世界観を壊さないようにと思っていても、気が付いたらちょっと壊れていたこともある気がしますけど(笑)。

真田さん:壊しちゃったけど、それを含めて世界観にできるといいかな、というのが「ルビニアサーガ」にはありました(笑)。

矢尾さん:ちゃんと「大丈夫ですか?」とお伺いを立てながらやっていますので、当然NGが出るときもありますが、OKがでればもう。

今井さん:そっちのチームの収録も見たかった!

真田さん:私は前半そこまで出番が多くないので、収録現場ではいち視聴者としてずっと楽しみながら聴いていましたね。

――収録時になにか要望はありましたか?

今井さん:もちろんベースのキャラクターはあるのですが、「変に縛られず今の感性でのびのびやってください」とひたすら仰っていたのが印象的でした。

永田氏:ゲーム中の音声を収録したのが一年前ですが、その頃に録っていただいた声と相違なく演じていただけたので、すごくありがたいなと思っています。最初のキャラ決めで時間がかかったりすることもあると思いますが、今回はそういうこともなく、さらに面白い部分を伸ばしてもらった感じです。

――今後の収録で楽しみにしていることはなんでしょうか?

真田さん:みんなで揃いたいですね!

矢尾さん:お互い息が合ってやるとまた違い雰囲気が出てくると思うので、やっぱり全員で収録したいなという希望はあります。

今井さん:10話まで収録が進んでいますので、収録の時にはいらっしゃらなかった方のキャラクターも聴けましたし、次の収録では想像を膨らませられるかなと思っています。できれば諸先輩方のすさまじいアドリブが聴きたいですが(笑)。

矢尾さん:いや、台本に忠実ですよ。

一同:(笑)

――ほかの方の収録を見て印象に残ったキャラクターはいますか?

真田さん:みんな個性的…というよりもすごく濃いんですよ。私は最初の頃は聴いているだけだったので、この濃さにどうやって食い込んでいけばいいのか悩みましたし、誰がというよりも、全員ですね。一緒に録れなかったチームの音声を聞いた時も、やっぱり濃いって思いましたし。

矢尾さん:もともとのキャラクターがしっかり作られているので、みんな濃いって言うと思うんですけど、でも自分の中では普通だと思っているんですよ。

今井さん:正直、私は完全に普通だと思っています!

永田氏:ええっ?(笑)

真田さん:それぞれが普通なのにすごく濃いので、集まるともうお祭りみたいな感じですね。

矢尾さん:内容も盛りだくさんだったよね。

永田氏:バタバタと駆け抜けていく感じでしたね。

矢尾さん:それが決して現実味のない話ではなく、現実味のあることなので、すごい面白かったですよ。

真田さん:私たちも実際に聴いているときは「面白い面白い!」と言っていたので、笑いながら聴いてもらえる内容になっていると思います。

今井さん:あと本編以外の収録もたくさんあって、そっちもすごく面白くて早く仕上がりが聴きたいですね。

永田氏:実はラジオドラマの本編後に流すオマケとして、楽屋トークのようなものを収録しています。各章の後に、キャラクター同士が「第1章お疲れ様でした!」みたいな掛け合いをするものが入っていますので、こちらも楽しみにしてほしいですね。

――最後にユーザーの方へメッセージをお願いします。

今井さん:今回のラジオドラマは、本当に画期的な手法を取っているな、というのが第一印象です。年明け早々、1月5日から毎日のように配信されると聞いて、「本当なんですか?」と何度も何度も確認してしまいました(笑)。それだけ熱のこもった作品になっていると思います。ゲームのサービスよりもラジオドラマの配信が先に始まるとのことなので、ゲームをプレイする前にラジオドラマで気持ちを高めていただいてから、ゲームを遊んでいただければと思います。

真田さん:セリフの分量的にも、最初はドラマCDかな?と思ったのですが、それがウェブで配信されるなんて、すごい豪華!と思いました(笑)。たくさんの方に聴いていただきたいですし、「ルビニアサーガ」の世界に入りやすくなる部分もあると思いますので、ゲームとラジオドラマの世界観を同時進行で楽しんでもらえると嬉しいなと思います。これを機に私もオンラインゲームに手を出してみようと思っていますので、一緒に遊びましょう。

矢尾さん:年が明けて1月5日からラジオドラマが配信されて、12日からはゲームのサービスも開始ということで、もう1月は寝かせねえぞ!(笑)それぐらい「ルビニアサーガ」にどっぷりと浸かって楽しんでいただければと思います。

永田氏:「ルビニアサーガ」のサービス開始までお待たせしてしまっている分、こういった形でどんどん面白い展開を今後もやっていけたらと思っています。その皮切りとなるラジオドラマが1月5日から配信となりますので、ラジオドラマを聴きながらゲームもプレイしてもらえるよう、盛り上げていきたいと思います。今後も「ルビニアサーガ」をよろしくお願いします。

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