新種族「炎華谷」、「バルド」＆低レベルでも楽しめる新ダンジョンも体験できた「LEGEND of CHUSEN 2」3月大型アップデート「降臨」先行プレイレポート

シーアンドシーメディアが、3月に大型アップデート「降臨」を実施する「LEGEND of CHUSEN 2」。OnlineGamer編集部では、本アップデートで追加される新職業及び新ダンジョンを体験する機会を得たので、その先行プレイレポートをお届けしよう。

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ド派手かつ強力なスキルを使える新派閥「炎華谷」＆新種族「バルド」

今回実施される大型アップデート「降臨」では、新職業として仙人の新派閥「炎華谷（えんかだに）」、神族新種族の「バルド」という2つの要素が新たに実装される。

新派閥「炎華谷」は炎属性の広範囲スキルを自在に操ることができるマジシャン系の職業で、両手に双剣を持ち戦うことになる。背後に炎を纏った剣が浮遊しているのも特徴の一つで、これは属している派閥のランク「段位」が上がるごとに、本数も増えていく。スキルの中には背後の剣が激しく動き出すものもあり、常に大迫力の戦闘が展開される。



背後の剣は最大で7本まで増加する。






龍や明王等を召喚することも可能。

実際に使用してみると、派手な演出のスキルばかりで驚かされ、広範囲への攻撃で敵を一網打尽にする姿は圧巻の一言だ。また、範囲攻撃のスキルはもちろん、龍を召喚しての攻撃となる「八凶玄火」はぜひ注目してもらいたい部分だ。さらに、炎の罠を作り、近づいた敵に継続ダメージを与える「滅業火」や、自身の体を炎霊に変化させて移動スピードを速める「炎霊化」など、バリエーションに富んだスキルを持っているのも、「炎華谷」の大きな特徴といえるだろう。

もう一方の新種族「バルド」は、マジシャン系の「炎華谷」とは反対に、肉弾戦を得意とするアタッカー系の職業だ。両手に巨大なナックル型の武器を持ち、破壊力のある攻撃を繰り出すことができる。範囲攻撃のスキルは少ない代わりに、単体の対人戦に優れたスキルを持っていることが特徴だ。




射程は短いため、いかにして間合いを詰めるかがポイントになる。

種類は少ないが範囲攻撃も所持しているので、効果的に使っていこう。

また「バルド」は、自身の体を巨大化させたり、逆に小さくできるスキルを持っていることも特徴の一つだ。巨大化すると攻撃力やクリティカル率などが上昇し、小さくなると防御面が強化されるので、状況によって使い分けることが重要になってくる。



今回筆者が使用したのは男性キャラだったが、女性キャラだと一層大小の変化が分かりやすくなるとのこと。

体の大小で能力が変化するなど、肉弾戦を得意とする職業ながらトリッキーな扱いが必要な印象を受けた。ターゲットを瞬時に自身の間合いまで引き寄せる一風変わったスキルもあるので、対人戦ではこれらの能力も活用したいところだ。拳での高速連撃スキル「テンペストブロウ」などは「炎華谷」にも劣らない豪快なものとなっているので、そちらにも注目してほしい。

低レベルでも激しい戦いが楽しめる新ダンジョン「炎華谷」

大型アップデート「降臨」で追加される新ダンジョン「炎華谷」は、ゲーム内世界の500年前が舞台となっている。初期の街である「河陽」から入ることができ、「炎華谷」と「バルド」の原点となるシナリオが楽しめる。ダンジョンの難易度は高レベル向けの内容ながら、レベル制限は「未飛翔 Lv60以上」とかなり低めに設定されている（未飛翔＝転生前の状態）。

新ダンジョンの特徴として、「未飛翔 Lv60」を越えたばかりのプレイヤーであってもダンジョン内に限り、ステータスの引き上げが行われると同時に、最高レベルのスキルが使用可能になることが挙げられる。「未飛翔 Lv60」といえば、ゲームを開始してから早ければ1～2週間ほどで到達できるレベルだが、その時点で高レベルのプレイヤーと共に本作を楽しめるようになる。このダンジョンには、10人～25人で参加できるが、出現する敵は数が多く、すぐに囲まれてしまうので、ぜひ大人数での挑戦をおすすめしたい。

ダンジョンには1日1回、90分間入ることができ、各要所にいるボスモンスターを倒すことでストーリー（クエスト）が進んでいく。メインとなるストーリーは高レベルのユーザーが上手く立ち回れば30分ほどでクリアできるとのことなので、慣れればメイン以外にも豊富に用意されているサブクエストにも積極的に手を出せるだろう。



エリアにはヒントをくれるNPCも点在しているので、彼らの言うことを頼りに進んでいこう。




「炎華谷」で登場するボスモンスターの一部。複数のNPCが仲間となり戦ってくれた。

また、新ダンジョンにはエリア移動時に出現する2つの円陣のどちらかを選択する場面があり、一方は正解で先へ進めるが、もう一方は外れとなり円陣の手前に戻されてしまうギミックなども用意されている。

筆者が体験したエリアでは、2つの円陣を3回連続で挑戦することになった。仮に外れの円陣に入ってしまってもすぐに再挑戦ができるうえ、正解の円陣は固定になっているのでストレスは感じない。ダンジョンのちょっとしたアクセントとして機能している印象だ。





月が輝く美しい背景も「炎華谷」の魅力の一つだ。

「河陽城」のグラフィックも一新され、新たな世界が広がるアップデートに

大型アップデート「降臨」では、「河陽城」のグラフィックが一新され、より美しくなっている点も見どころの一つだ。街には花びらが舞い、モンスターはこれまでよりもリアルに描かれている。地面から生える草など細かい部分まで作り込まれているので、既存のユーザーも新たな世界を楽しめるだろう。

今回の大型アップデートは、初心者から上級者までの幅広いプレイヤーをフォローした内容になっている。特に新ダンジョン「炎華谷」は、初心者はこれまでに経験したことのないスキルを使用でき、上級者はこれまで共にプレイできなかった初心者ユーザーともダンジョン攻略を楽しむことができるので、ぜひ挑戦してもらいたいダンジョンだ。新ダンジョンによりがコミュニティ広がり、ゲーム内が活性化されることにも期待したい。