ドラゴンネスト、最速討伐記録はなんと「6分50秒」！新クラス「カーリー」＆新章の開幕は2012年夏予定！「第2回 DN-1グランプリ」授賞式レポート

NHN Japanは、「ドラゴンネスト」について、総額最高800万円をかけて開催された「第2回 DN-1グランプリ」の授賞式を4月29日にNHN Japan社内にて実施した。

「第2回DN-1グランプリ」は、総額最高800万円やゲーム内特別アイテム、そして特製リアルグッズを賞品として、2011年12月21日～2012年2月14日の期間に開催され、総チャレンジ数が50万回を超えるなど、多くのプレイヤーが参加したイベントとなった。

今回の授賞式では、最速討伐メンバー8名（うち1名は欠席）を会場に招待し、「ドラゴンネスト」プロデューサーの山縣周一氏から直接賞品が贈呈された。そして、最速討伐メンバーと山縣氏とのトークセッションにおいて攻略ポイントの解説を実施。最後には、世界初公開となる新エリアや新キャラクターの追加など、今後のアップデートの先行情報も発表となったのでそれぞれを詳しく紹介しよう。

主催者挨拶

はじめに登壇したNHN Japan株式会社マーケティングセンタードラゴンネストマーケティングプロデューサー「立花正彦」氏は、「ドラゴンネスト」立ち上げの当初から担当しており、ちょっとした裏話として、2年前のGWの時期に実施されたクローズドβテストの時点では、「ドラゴン」は実装されていなかったことを明かした。

その後、待望の「シードラゴン」が実装、そのお祭りとして「DN-1グランプリ」が実施された。ただ、すでに韓国で実装済みだが討伐されていなかった「シードラゴン」を果たして日本のプレイヤーが倒せるのか？といった懸念も社内であったと立花氏は話す。残念ながらこの時期東日本大震災が発生、賞金は被災地に寄付され、その後のプロモーションは自粛されている。

そして「グリーンドラゴン」が実装、一定の期間で討伐までのタイムを競う「第2回DN-1グランプリ」について、運営チームが想定していたタイムが30～40分だったところ、想像を超える記録が出たことも話し、討伐動画を見て「まるで異次元でのバトルを見ているかのよう」と語っていた。

DN-1グランプリ紹介＆結果報告

わずか1％の成功率

続いて登壇した、NHN Japan株式会社ドラゴンネスト日本運営プロデューサー「山縣周一」氏は、「第1回 DN-1グランプリ」では参加キャラクターが約4,000,000、「第1回 DN-1グランプリ」では約4,150,000と、かなりのプレイヤーが挑戦したことを明かした。

また、参考記録としてグリーンドラゴン平均討伐時間を「53分46秒」と公開したが、この記録は「討伐が成功した時間」であり、DN-1グランプリの累計挑戦総回数は43万回、そのうちグリーンドラゴンが討伐されたのは、わずか5500回、つまり1％程度の成功率という極めて難易度の高いミッションだということが分かる。

グリーンドラゴン最速討伐記録は！？

以上の数値を踏まえて、今回発表されたグリーンドラゴン最速討伐記録はなんと「6分50秒」！もちろん運営チームはこの記録に驚き、開発会社のEyedentity Gamesは「この記録は不正ではないのか！？」とかなり驚いていたとのことだ。ちなみにこの記録はグランプリの最終日の2月14日となっており、前日までの記録を大幅に塗り替えての驚異的な逆転を迎えている。

報酬の800万円が会場に

最速討伐記録の発表が終わり、会場では報酬として用意された「グリーンドラゴンシルバーリング」と現金800万円が会場に登場。そして最速討伐プレイヤーの7名（1名は欠席）が登壇した。

会場ではそれぞれのコメントも発表され、仲間ととも勝ち取った喜びを分かち合い、応援してくれた人や何度も何度も練習を重ねたメンバーと知りあったことをとても嬉しく、そしてとにかくゲームを楽しんだことも明かされた。

「Humbert」クラス：インクイジター

「ぷにっすが本体」クラス：ムーンロード

「Zakarum」クラス：ガーディアン

「レヴェリー」クラス：マジェスティー

「☆アデュー☆」クラス：エレストラ

「oらんo」クラス：シューティングスター

「オッキー」クラス：マジェスティー

討伐時の動画で語るトークセッション

最速討伐プレイヤーが揃ったところで、グリーンドラゴンを討伐した際の動画を使用しながら、山縣氏とメンバーの「オッキー」氏（クラス：マジェスティー）が、どのように成功したポイントを公開した。ちなみに動画は「oらんo」氏（クラス：シューティングスター）の画面となる。

スタートしてすぐに気付くのは、メンバー全員に支援バフ効果をしっかりと効かせていること、ザコをまとめて撃破するためにマーセナリーのスキル「ホイールタイフーン」で攻撃して時間の短縮を図っていることがわかる。

またどのスキルをどのタイミングで使うのか、再使用時間までどのように立ち回るのかもしっかり考え、強力なスキルは一気にメンバー全員で使うタイミングまで温存しているとのこと。また次のエリアに進むゲートの直前でボスを撃破し、移動の時間も短縮している。

また、即死攻撃のギミックも発動する前に、ボスを撃破し先へ進んでいる。このチームは、フォースユーザーを2人導入し、一定時間の間、パーティーメンバーのスキルクールタイムが減少するスキル「タイムエクセレイション」をうまく仲間に使い、強力なスキルを連発できるようにしている。

グランプリ中に発見された「グリーンドラゴン」に一定のダメージを与えると動きが止まってしまう、といった不具合は現在は修正されているとのこと。そしてついに…「グリーンドラゴン」が登場、ここで重要なのがHPが1で踏ん張れることができる、ウォーリアーのスキル「ハイドレイク」。一撃であっという間に倒されてしまうドラゴンの攻撃を受けつつ、温存しておいた強力なスキルを死ぬ気で連発し、討伐が成功となっている。

最後にメンバーへの質問タイムとなり、賞金の使い道については、ゲーム内に課金を続けたり、自分の好きなように使うなど、皆喜びは隠せない様子だった。トークセッションでの進行役を務めた「オッキー」氏は、奥さんが第二子を授かったということでお祝いに使いたいとのこと。メンバーの「ドラゴンネスト」プレイ歴はCBTや正式サービス時から遊んでいる人が多いようだった。