ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、本日4月30日、東京・ディファ有明にて開催した「ラグナロクオンライン ファン感謝祭2012」内で、「ラグナロクオンライン」の日本最強ギルド決定戦「Ragnarok Online Japan Championship 2012」を開催した。
今大会では、出場メンバー最大7人に補欠3人を加えた最大10名のギルドで参戦することとなる。試合前には、消耗品の確定など3分間のキャラクターセッティング時間が用意されている。そして試合会場へ移動後、1分間のカウントダウンを経て試合が開始される。
制限時間は5分で、5分以内に相手を全滅させれば勝利で、5分経過の場合は、残った人数が多いギルトが勝利となる。3本勝負で2本先取したほうが次へと駒を進め、決勝戦では5本勝負の3本先取で勝敗を決する。
そして今回は、新ルールとして、初めて3次職がすべて使用可能になった(一部ベースレベル・ジョブレベルを調整)。さらに、オンライン上で、ギルド結成するだけでかんたんにエントリーできるようになったことで、ワールドの垣根を超えたギルド編成が可能になっているのも大きな特徴だ。
今回出場する8ギルドは以下の通り。抽選の結果組まれたトーナメント表も併せて掲載しておこう。
- Aブロック代表 Belief of Moment
- Bブロック代表 顔芸あらぶ
- Cブロック代表 Greensleeves
- Dブロック代表 Northern Code
- Eブロック代表 Friday Night Fever!!
- Fブロック代表 まーく軍曹
- Gブロック代表 berry
- Hブロック代表 勝ち馬Riders
優勝を目指し、白熱の対決が展開!
1回戦第1試合 berry vs Belief of Moment
第1試合は、Gブロック代表の「berry」とAブロック代表の「Belief of Moment」の顔合わせに。第1ラウンドからお互い前に出るが、主導権を握ったのは「Belief of Moment」。「berry」の陣営を徐々に切り崩していき、先勝した。
続く第2ラウンドでは、互いに2人ずつ倒し、5対5の膠着状態に。火力がある分、若干「Belief of Moment」が有利な状況ではあったが、ここで阿修羅覇凰拳が決まり、5対4と一転して「berry」有利に。さらにもう一度、阿修羅覇凰拳を決めた5対3となったところで残り時間が1分に迫っていく。このまま状況は覆せず、「berry」が1つ取り返した。
勝負を決める第3ラウンドでは、「Belief of Moment」がメカニックを起点に攻めこむと、序盤で「berry」のソーサラーを戦闘不能に追い込む。その後、互いに1人ずつ削り合って膠着状態になるも、次第に「Belief of Moment」が攻めこんでいく。1人ずつ確実に撃破した「Belief of Moment」がそのまま勝利を飾り、準決勝へ進出した。
1回戦第2試合 Northern Code vs 顔芸あらぶ
第1ラウンドでは、「顔芸あらぶ」が先行し呪縛陣を決めるが、修羅の阿修羅覇凰拳を決めた「Northern Code」が一気に優勢に。そのまま畳み掛け、「Northern Code」が勝利。
第2ラウンドは少し抑えめの立ち上がりとなったが、「顔芸あらぶ」側が2人撃破され、不利な展開に。ここで阿修羅覇凰拳を決めた「Northern Code」がまたも優勢となり、手を緩めずに攻めた「Northern Code」が連勝した。
1回戦第3試合 Friday Night Fever!! vs Greensleeves
第1ラウンドでは、「Friday Night Fever!!」の修羅が試合開始とともに呪縛陣を決めて「Greensleeves」がはまるが、「Greensleeves」のソーサラーらが呪縛陣を解いてあとは全体で攻め込み、まず「Greensleeves」が先勝した。
Grennsleevesがメンバーを入れ替えて行われた第2ラウンドでは、「Friday Night Fever!!」が呪縛陣を決め、アシッドデモンストレーションで相手のメカニックを攻めていたものの、その隙をつかれてロイヤルガードが撃破されてしまう。そのあとはメカニックを起点に攻め込んで「Grennsleeves」が連勝し、準決勝進出。相手のスキルをソーサラーがスペルブレイカーとディスペルで防いだことが効果的だった。
1回戦第4試合 勝ち馬Riders vs まーく軍曹
昨年出場し、準優勝を修めた「くまー将軍」からギルド名を変更した「まーく軍曹」がその強さを発揮した。
第1ラウンドの序盤は、牽制しつつも互いにスキルを仕掛け、火力を持つキャラクターが倒されて4対5の均衡状態に。互いに攻め切れない中、「勝ち馬Riders」のソーサラーが撃破され、一気に状況は「まーく軍曹」優位に。1対4の状況から粘り続けるも、最後は「まーく軍曹」が勝利した。
第2ラウンドでは、お互いに第1ラウンドと同様に、牽制しあうものの、「まーく軍曹」が素早く切り込み、2人を撃破。その後も混戦模様を見せるものの、「まーく軍曹」が的確に1人ずつを撃破。終始手綱を緩めずに「まーく軍曹」が2連勝で準決勝に進出した。
準決勝第1試合 Belief of Moment vs Northern Code
準決勝第1試合は、ともに混戦を勝ち抜いた「Belief of Moment」と「Northern Code」の対戦となった。
第1ラウンドでは、「Belief of Moment」が中央を先取したかたちとなったが、運が悪くスキルが効果を発揮せず、結果としてカウンターを食らう結果に。その後は、「Northern Code」が「Belief of Moment」のキャラクターを少しずつ削り、そのまま勝利した。
続く第2ラウンドは、前ラウンドで負けた「Belief of Moment」がメンバーを1名変更して臨んだ。ほぼ同様の状況となったものの、今度は「Belief of Moment」が「Northern Code」を攻めこむ。どんどん数を削り、見事に全キャラクターを残して勝利。1対1の五分に戻した。
勝負が決まる第3ラウンド。開始早々、職業構成を変えてきた「Northern Code」への呪縛陣が決まったことで、状況は6対5とやや優位に。しかし、中盤で「Belieft of Moment」のメカニックが撃破されると、一気に状況は「Northern Code」優位に。そのまま「Belieft of Moment」側の数を削っていき、「Northern Code」が勝利した。
準決勝第2試合 Greensleeves vs まーく軍曹
準決勝第2試合は、昨年行われたRJC2011の決勝戦の再現ということで、注目の組み合わせとなった。
第1ラウンドでは、フロントサイドで攻めた「Greensleeves」のメカニックがコールドスローワーを発動して「まーく軍曹」の虚をつき、その間に呪縛陣で相手の足を止めて、一気に攻めこんでそのまま「Greensleeves」が勝利した。
第2ラウンドでも同様に攻め込んだ「Greensleeves」が「まーく軍曹」を一気に攻め、速攻で撃破。その強さを見せつけ、決勝へと駒を進めた。
3位決定戦 Belief of Moment vs まーく軍曹
第1ラウンドは、「Belief of Moment」のメカニックを座らせることに成功した「まーく軍曹」が一気に攻め込み、反撃のすきを与えずに勝利。続く第2ラウンドでは両者攻め合うも、次第に「Belief of Moment」が「まーく軍曹」を押し込んでラウンドを取り返し、1対1に。勝負は最終ラウンドに持ち越した。
第3ラウンドでは、一気に攻めこんだ「まーく軍曹」が「Belief of Moment」を圧倒。一人も欠けることなく勝利を掴み、3位の栄光を掴んだ。
決勝戦 Northern Code vs Greensleeves
決勝戦は、前回優勝ギルドで今回も圧倒的な力を見せつけた「Greensleeves」と、2回目の挑戦でついに決勝戦まで上り詰めた「Northern Code」の対戦となった。
メカニックが切り込んでコールドスローワーを発動させる準決勝同様の攻めを見せた「Greensleeves」に「Northern Code」は粘りを見せるものの、次第に均衡が崩れて、第1ラウンドは「Greensleeves」が先取した。
「Northern Code」は第2ラウンド、「Greensleeves」の修羅を撃破することに成功。しかし、ソーサラーが倒されて6対6の状況になり、その後は激しいシーソーゲームに。4対5の状況でにらみ合いが続く中、ロイヤルガードを撃破された「Northern Code」が次第に不利に。最後は、各個撃破した「Greensleeves」が勝利した。
「Greensleeves」が王手をとなって行われた第3ラウンド、「Greensleeves」の修羅と「Northern Code」のロイヤルガードがともに倒され、さらに「Greensleeves」のメカニックも撃破。その後は均衡状態が続くもジェネティックが撃破され、6対4に。ここからは「Northern Code」が攻め続け、「Greensleeves」が粘るものの、「Northern Code」が1つ取り返した。
続く第4ラウンドでは、「Greensleeves」の怒涛の攻めに、「Northern Code」の人数が徐々に削られていく。そのまま最後まで手を緩めずに攻めた「Greensleeves」が勝利を飾り、見事優勝を飾った。
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