韓国NCsoftは、5月9日~22日に「Blade&Soul -ブレイドアンドソウル-」の第3次CBTを実施した。編集部でもテストに参加し、先日キャラメイクの様子をお届けしたが、今回はクラス「召喚士」にスポットを当ててレポートを紹介。
「Blade&Soul -ブレイドアンドソウル-」
本作は、PS2用ソフト「マグナカルタ」などで知られるキム ヒョンテ氏によるキャラクターデザインを、水墨画のように淡くかすむグラフィックで表現した次期大型MMORPG。東洋よりの世界観の中に西洋ファンタジー風のアレンジをミックスした独特の雰囲気が特徴だ。
最新情報では、韓国内でオープンβテストを2012年6月21日(木)より実施すると発表されているが、NCsoftはこれまでのテスターから寄せられた意見を積極的に反映し、「活力(かつりょく)システム」を削除、利便性をより強化するなど、残りの時間にベストを尽くしてオープンβテストの準備に当てたいとのコメントを発表している。
もちろん、エヌ・シー・ジャパンでの日本国内サービス展開が予定されており、ますます期待の高まる「ブレイドアンドソウル」に今後も目が離せないぞ。
種族
「ブレイドアンドソウル」の種族は、全力を尽くす意の「盡(ジン)」、大地を司る「坤(ゴン)」、神聖な動物の象徴「麟(リン)」、自然を総称する「乾(クン)」の4種族で構成されている。
職業
「ブレイドアンドソウル」の職業は、剣術の使い手「剣士」、狂人なパワーの「力士」、スピーディーな「拳士」、気功の使い手「気功士」のほか、猫のような召喚獣を呼び出す「召喚士」など多彩な職業で構成されている。
とにかくまずは走り回ってみました。
2011年8月末~9月10日まで韓国内で実施されたクローズドβテストのテストプレイレポートでは、キャラクターメイキングから序盤のチュートリアル、ノンターゲティング方式の爽快なバトルシーンを紹介してきたが、今回のレポートではせっかくなので、主人公が謎の集団に襲われて海に落ち、目を覚ましたシーン以降から紹介しよう。ちなみにプレイレポートキャラメイク編も見てね!
落ちた海の底で、謎の女性に助けられたプレイヤー。目を覚ますとそこは最初の村とは違う集落のようだ。一緒に修行していた兄弟たちや、謎の集団に襲われた村はどうなったのか…!?とりあえずは自由に動いてみて周りのNPCに話しかけてみたり、周辺を散策。
海に面したのどかな村では漁業が盛んらしく、砂浜には漁に使う道具などが置いてある。このエリアには大きなヤドカリなどの水棲系のモンスターが闊歩している。ちなみに他のプレイヤーから攻撃を受けることもあるので注意。
村の作りもアジアンテイストの風景が広がり、山側では青々とした竹林を見ることができる。自然あふれる山では巨大なイノシシやオオカミ、マンドラゴラのような植物系のモンスターが襲ってくる。この付近もPvPエリアのようだ。
洞窟での戦闘チュートリアルや、謎のルーレットマシン、謎の装置や謎のオッサン、謎の美女…などなど韓国語がわからない編集部ではいかんせんすべての要素を理解することはできなかったが、ムービーシーンではこれまた謎の集団が襲ってくる。これからの物語はやはり急展開を見せるようだ。ぜひ日本でサービスが開始したら自分の目で確かめてもらいたい。
今回のレポートでは「召喚士」に注目!
「ブレイドアンドソウル」では、ゲームスタート時に種族のほかに職業を選択することができる。剣術の使い手「剣士」、狂人なパワーを誇る「力士」、スピーディー動きで敵を翻弄する「拳士」、気功の使い手「気功士」などバラエティ豊かだが、今回は召喚獣を呼び出す「召喚士」にスポットを当てて紹介する。
クラス「召喚士」のクエストでは、まずはネコのような召喚獣を選ぶことができる。見た目はまんま猫ではある…が、日本らしい三毛タイプやクールそうなシャムタイプなど好きな柄を選ぼう。オス・メスの区別もあるようだ。編集部ではオッド・アイのオシャレな彼をチョイス。選ばれて嬉しいのかネコダンスで召喚完了ニャ!
ここで好きな召喚獣を選ぶと、他のクラスと同じように戦闘のチュートリアルも一緒に受けることが可能。とりあえずは近接攻撃が得意なようだが、ちょっと遠くの敵にもすばやく突進して攻撃することもできる。ちょっとネコキックみたい??
召喚士のスキルには、植物のツタを出現させて攻撃したり、召喚獣に剣を与えるものもあり、魔法使い系の打たれ弱さをカバーできる強さと素早さを持っている召喚獣には、カワイイけれどぜひ前線でガンガン戦ってもらいたいものだ。少しだけだがムービーも収録したので動いている愛らしい召喚獣を楽しんでみてもらいたい。
軽快な操作感、キム ヒョンテ氏のデザインなど魅力的な要素多し
今回のβテストプレイレポートはここで終わりとなるが、やはり展開が気になるストーリーや、既存のMMORPGにはない独特の操作感、キム ヒョンテ氏のイラストがそのまま表現されているかのような忠実なグラフィックなど、かなり豪華で魅力的な作品に仕上がっている。早く日本語版で遊びたい要素が満載である。
個人的には、ストーリーの途中で登場する絶世の美女や、序盤で次々と倒されていったNPCたちの行方が気になるわけで…。エヌ・シー・ジャパンでは日本サービスに向けて動いているようなので、ぜひぜひ続報を待っていて欲しい。