ゲームオンは、2012年5月27日に東京ビッグサイトにて、オフラインイベント「ゲームオンフェスティバル2012」を開催、ポータルサイトについての重大発表やメインステージで実施されたイベントなどの模様をお届けする。
「ゲームオンフェスティバル 2012」は、現在サービスを続けているゲームタイトルの大会や新情報の公開、各タイトルのアイテムが獲得できるアトラクション、今後サービスを予定している新作紹介など、盛りだくさんの内容で実施する入場無料のオフラインイベントだ。
メインステージでは、「Alliance of Valiant Arms」のアジア強豪クランが雌雄を決する「AGC International Exhibition Match」や本邦初公開となるマル秘映像、今後のアップデート情報を公開する「RED STONE」のスペシャルステージ、「C9 (Continent of the Ninth)」の日本一を決定するシングルトーナメントならびに全国5ヶ所の地域代表選手による2on2バトル「PvP甲子園決勝大会」などが実施された。
オープニングアクト
最大級のオフラインイベント開会を宣言したオープニングアクトでは、新作のムービーのあと、各タイトルのプロデューサーやディレクター、コスプレガールなどが全員登壇し、続いてゲームオンが運営するポータルサイト「ゲームチュー」に関する重大発表が紹介された。
「ワールドフィッシング(仮称)」ムービー
「Arche Age(仮称)」ムービー
「KRITIKA(仮称)」ムービー
「S4 League」ムービー
「ロードス島戦記 -伝説の継承者-(仮称)」ムービー
ポータルサイト「ゲームチュー」は2012年夏「Pmang」へ
本会場では、2012年夏よりゲームオンが運営するポータルサイト「ゲームチュー」がブランドをリニューアルし、NEOWIZ Games「Pmang」に統合されることが発表された。詳細をゲームオン マーケティングチームに聞いてきたのでお伝えしよう。
なぜリニューアルを実施するのか?
ゲームオンは、2012年6月7日に予定されている「Pmang」へのリニューアル移行に関して、キャッチフレーズを「新たな夢(アソビ)をのせて生まれ変わる」とし、昨年がゲームオン創立10周年プロジェクトということだったが、東日本大震災などの影響もあり、時期が変更となったことを明かした。
「Pmang」では、PCゲームだけではなく、スマートフォンを含めたタイトルを開発・運営、心機一転ブランドをリニューアルする。ゲームオンの株を約60%保有していたNEOWIZ Gamesともディスカッションを実施しており、ポータルサイト「Pmang」をより世界的に展開していきたいということをNEOWIZ Gamesが考えていたタイミングでもあったらしい。
NEOWIZ Gamesは北米やアジアで幅広くポータルサイトを運営しており、今まで「NEOWIZ INTERNET」などで展開していたモバイル開発部門などもすべて統合され「Pmang」ブランドとしてワールドワイドで展開していく。
なぜ「Pmang」ブランドを選んだのか?
大きな理由としては、現在韓国でかなり多くのユーザー数を持つ「Pmang」には、開発のリソースも多く、ゲームオンとして単体でポータル開発するよりも、タッグを組んで新しいポータル機能の開発を手がければ、NEOWIZグループのモバイルコンテンツも速やかに日本だけでなく、世界に提供できることが挙げられる。
また、新たなスマートフォン向けのサービスも強化し、すでに発表されている「戦国ガールズナイン」や「宇宙カエル兄弟」などを含め、NEOWIZ Gamesが現在開発中のタイトルも積極的に日本でサービス展開をしていくとのこと。
さらにPCオンラインゲームに関しても、「S4 League」「KRITIKA(仮称)」「Arche Age(仮称)」「ワールドフィッシング(仮称)」「ロードス島戦記(仮称)」など、日本でのビジネスが可能なタイトルは今後提供予定。
プラットフォームの強化
今後ゲームオンとNEOWIZ Gamesの各タイトルでグローバルな対戦サービスなど、No.1グローバルサービスプラットフォームを目指して調整を実施、PCとモバイル向けのコミュニケーション機能の強化も予定されている。その他マイレージ機能など未定ではあるが、PCとモバイル両方のユーザーが満足して楽しめる機能を追加していくとのことだ。
「Alliance of Valiant Arms」護衛戦
「Alliance of Valiant Arms」ステージでは、「AGC International Exhibition Match」護衛戦が実施。アジアの強豪クランが雌雄を決するエキシビジョンマッチ開催。「3.24 AVARST Season1」で日本一となったクラン、DeToNator(護衛)、Kopernix(爆破)がアジア各国のトーナメントを勝ち上がった最強クランと東京ビッグサイトで激突した。
もちろん実況にはmejika氏、そして解説としてプロデューサーの井上洋一郎氏が登壇。日本VS韓国VS香港というアジア各国の猛者が繰り広げた熱い戦いをしっかりと実況してくれたぞ。
第1回戦「日本 VS 香港」
先攻は日本、リスポンコントロールやハンドガンで素早く敵を葬るテクニックで次々と戦車を狙う敵を倒していく日本代表。とにかく敵が出現する場所に先回りし、グレネードで2人を同時にキルしたあとに突っ込んで後方の敵をキルするなど、見事な立ち回りを繰り広げる。残念ながら香港代表はなすすべもなく、撃沈して日本代表の勝利となった。
第2回戦「韓国 VS 香港」
先攻は韓国、なかなか序盤はスムーズに戦車を守っていく韓国代表。やはりハンドガンでの素早いヘッドショットが連発。カフェやマーケットなど死角の多い場所で待ち受け、出会い頭の撃ち合いにも強い。攻守交替では香港代表は第1到達ポイントまで辿り着くことができず、状況を打開できないまま苦戦。戦車を修理するも数秒後にはまた撃破されてしまい、計画的に攻撃してくる敵の殲滅に手を焼き、韓国代表の勝利となる。
第3回戦「韓国 VS 日本」
頂上決戦となる第3回戦では、先攻は日本。とにかく日本代表の「Darkよっぴー」氏の猛攻にあっという間に倒される韓国代表。損壊された戦車の修理も難なくこなし、残り13分近くですでに第1到達ポイントを通過。11分近くには第2到達ポイントにたどり着き、殲滅と修理をバランスよく実施するチームプレイと、個人スキルの高さに会場も盛り上がる。
攻守交替で韓国は序盤はスムーズに戦車を進めるが、第1到達ポイントを通過したあたりから、RPGをしっかりと守った日本の戦車への激しい攻撃に足止めされ、修理しても数秒で破壊されてしまう。第2到達ポイントの直前で立ち往生、あとわずかのところで残り2分を切り、日本代表が優勝をもぎ取った。
「レッドストーン」ステージ
今後のアップデート情報公開
メインステージで実施されたのは「レッドストーン」プレゼンテーション。登壇したのはパンダをかぶった運営プロデューサー「遠藤 峻亮」氏とイベントマスター「EM DJ」氏。
アップデート情報としては、新たな力となる「才能システム」の実装。各職業に3つの才能(成長)パターンが追加され、全19職業にそれぞれ3種類の才能が追加されることが発表。計57通りの成長パターンが選べるように。
また、各才能には「才能スキル」と呼ばれる固有のスキルが存在し、この「才能スキル」はスキルポイントを与えることで成長することができる。戦士ならば、多数の敵を対象に、剣に魔力を乗せた魔法攻撃を行う「魔剣の才」、目にも止まらぬ速さで単体の敵に強大なダメージを与える「速剣の才」、カウンターや変則的な技で敵を制圧する「反撃の才」が実装。
またリトルウィッチならば、星の力で物理攻撃能力が強化される「シューティングの才」、変身魔法で多数の敵を退治する能力が強化される「変身の才」、歌と踊りで味方をサポートする能力が強化される「歌舞の才」など多彩な成長を楽しむことができるようだ。
ただ、手に入れることができる才能は1つとなっているので、どれを選ぶかはプレイヤー次第となる。このシステムによりキャラクターの個性がパワーアップし、育成に深みが増し、GvGアリーナの大規模バトルがより複雑。戦略的に変わっていくだろう。
選んだ才能によってキャラクター選択画面が変更され、現時点ではすべての才能にそれぞれのイラストが用意されているとのことだ。
「GoGo!育成ワールド(仮)」
続いて公開されたのは、初心者でもサクサクレベルが上がる「GoGo!育成ワールド(仮)」が期間限定で登場するとの情報。詳細は未定だがかなり楽にレベル上げをできるとのこと。
また、この「GoGo!育成ワールド(仮)」がオープン期間中に大規模な宣伝広告を実施することが発表、会場で披露されていたピンク色の「れっどすと~ん号」が都内を走り回り、小中学校などを巡るかも知れないので見つけたら触ってみよう。
PV放映&「橋本みゆき」さんミニライブ
大規模な宣伝広告ということで、「レッドストーン」のゲーム内を描いたアニメーションが会場で初披露。クオリティの高いアニメと、女性ボーカルの曲が終わると…ステージになんとスペシャルゲストとして、シンガーソングライターの「橋本みゆき」さんが登場!
もともと「赤」が好きだったという橋本さんは、「レッドストーン」という言葉が自分好みだったと話し、ステージで身に着けていた真っ赤なネックレスも昔から愛用しているとのこと。「レッドストーン」主題歌のほかに「微熱S.O.S!!」「Futuristic Player」の2曲を熱唱し、会場はファンのオタ芸も飛び出し、大盛り上がりで幕を閉じた。
新作タイトル「S4 League」プレイアブル出展
会場でプレイアブル出展されていた、韓国PENTAVISION社が開発を手がけるアクションTPS「S4 League」。本作は魅力的なキャラクターたちが近未来の世界で、空間を自由に飛び回り、スポーツとアクションTPSが融合した新しい感覚の新作タイトル。
大剣や二丁拳銃など、武器の交換も可能なようで、次々とコンボ攻撃を繰り出すことができる。また移動も地上だけではなく、壁や施設を使用して空中に駆け上がり、どんな体勢からも攻撃できるようだ。
各タイトルのアトラクションも大人気
メインステージのほかに、常時誰でも参加できる各タイトルにちなんだアトラクションも好評。宝石に見立てたボールをすくい上げる「ミュー」の宝石すくいや、ゲーム内のセリフを思い切りシャウトする「ルビニアサーガ」の「恋する声カラ!」など、子供から大人まで並んで楽しんでいたようだ。
コンパニオンだってもちろんコスプレ!
会場の至るところで活躍していたコンパニオンのお姉さんたち。実は彼女たちはそれぞれのタイトルにちなんだ衣装を着ており、一般のユーザーから写真をお願いされるとしっかりとポーズを決めていた。せっかくなのでドドっと紹介!
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