ゲームオンは2012年5月27日、東京ビッグサイトにてオフラインイベント「ゲームオンフェスティバル2012」を開催した。ここでは、「AGC International Exhibition Match」爆破戦や「C9 (Continent of the Ninth)」の日本代表を決めるバトルトーナメントなどの模様をお届けする。
「Alliance of Valiant Arms」爆破戦
「AGC International Exhibition Match」は、「Alliance of Valiant Arms(以下、「AVA」)」のアジア強豪クランが雌雄を決するエキシビジョンマッチ。ゲームオンフェスティバルのレポートその1では、日本代表クランが優勝を収めた護衛戦の模様をお伝えしたが、イベント後半には爆破戦も行われた。実況・解説は、護衛戦の時と同じくmejika氏とプロデューサーの井上洋一郎氏が担当していたぞ。
第1試合「日本VS台湾」
先行を取った日本は、1ラウンド目からグレネードでうまくスナイパーを倒し有利に進めると、まずはそのままラウンド先取に成功。しかし台湾代表が2ラウンド目を取り返すと、試合はそのまま接戦が続き、ラウンド勝利数3対3の状況で攻守交代。
後半戦は台湾代表がラウンドを連取し、日本代表も意地を見せて追いかけるも、リーチをかけたラウンドで台湾代表がC4の設置に成功。それを解除しに来た日本代表を撃退して見事1試合目を勝利で飾った。
第2試合「韓国VS台湾」
第2試合目では、韓国代表がまるで相手チームの居場所が分かっているかのような立ち回りで開始からラウンドを連取。台湾代表もリードを縮めにかかるが、前半戦のラウンド勝利数は韓国代表に一歩譲る形となってしまう。追いつきたい台湾代表だったが、後半戦も韓国代表の勢いが衰えず、一気にリーチを掛けられてしまう。リーチのかかったラウンドで粘りを見せて1ラウンド取り返すも、それ以上の追い上げを許さない韓国代表が第2試合を勝利した。
第3試合「日本VS韓国」
第2試合で実力を見せつけた韓国代表がここでもラウンドを連取。日本代表は一人の選手の音声が出ないマシントラブルに見舞われるが、再開後は日本代表がラウンドを取り返し勝利数を2対2のタイに持ち込んだ。その後も韓国が勝利しては日本が追いつくというシーソーゲームが展開し、ラウンド勝利数4対4までは接戦が続く。
撃ちあいでは韓国に分がある印象だったが、うまくC4を設置して相手にプレッシャーを掛けつつ戦う日本代表。しかし撃ちあいの強さを活かした韓国がここからラウンドを連取して6対4とリーチを掛ける。負けずと日本も1ラウンドを取り返すと、さらに続くラウンドでもファーストキルを取ったまま押し切り、そのまま6対6の最終ラウンドまでもつれ込んだ。
緊張の最終ラウンドは、日本代表がファーストキルを取られつつ反撃を見せるが、最後は王者の意地を見せた韓国代表が勝利を収めた。日本初となる打倒韓国は果たせなかったが、会場からは大きな拍手が沸き起こり、大きな盛り上がりを見せていた。
最後に井上氏からちょっとした発表が
エキシビジョンマッチ終了後には、井上氏からELSAとのコラボレーションにより「AVA」専用に調整されたグラフィックスボードが発売されることが発表となった。発売時期は夏頃の予定だというので、続報を楽しみにしていよう。
「C9」バトルトーナメント決勝
「AVA」のエキシビジョンマッチのあとは「C9」のステージへと移り、まずは日本一を決めるバトルトーナメント決勝が行われた。実況・解説は、プロデューサーの中川敬順氏と「C9」公認ナビゲーターの松井悠氏の担当だ。
準決勝第1試合「FooL144(シャドウ)VS SCAN(タオイスト)」
1ラウンド目はお互いコンボを決めるが、どちらも残り体力は半分ほどと五分の状態。その後はSCAN選手が攻撃の手を緩めず相手の体力を削っていくが、最後にはFooL144選手が投げを入れて勝利。続く2ラウンド目も、投げからのコンボで勢いに乗ったFooL144選手が決勝へと駒を進めた。
準決勝第2試合「おいしい天然水(アサシン)VS Pierrotz(リーパー)」
Pierrotz選手がファーストアタックを狙うも、おいしい天然水選手が反撃に転じ、その後も少しずつ相手の体力を削っていき、ほぼ無傷でラウンド先取。2ラウンド目はPierrotz選手がHPを削れつつも短いコンボを決め、相手のイベイドが切れたところに攻撃を叩き込んで1対1のタイに持ち込んだ。
お互い譲れない最終ラウンドでは、おいしい天然水選手がコンボを決め、相手体力を一気に削りにかかる。さらに状態異常によるダメージもあり、そのまま押し切る形でおいしい天然水選手が決勝進出を決めた。
決勝戦「FooL144 VS おいしい天然水」
決勝戦はお互い1ラウンドずつ勝利し、勝負は最終ラウンドまでもつれ込んだ。最終ラウンドでは、おいしい天然水選手が体力を半分ほど決められるも、コンボを決めて相手の体力を2割程度まで追い詰めていく。しかし最後の最後でコンボを決められ、FooL144選手が逆転勝利の末に「C9」日本一の座に輝いた。
新職業「バレットシューター」の実装日も発表になったアップデート情報
バトルトーナメント決勝戦が終わった後には、中川氏から新職業「バレットシューター」の情報が公開された。バレットシューターは、二丁拳銃とライフルを使った銃撃戦と、多彩な蹴り技を持つ、近~中距離の得意な間合いで敵を翻弄するタイプ。スタイリッシュをキーワードにした職業となっており、移動スピードや攻撃速度などが早いのが特徴となっている。
会場では中川氏によるデモプレイが行われ、ダンジョン内での戦闘や、松井氏との対戦も繰り広げられた。一通りスキルなどが披露された後には、肝心の実装日が6月7日にであることが明かされた。
「C9」PvP甲子園
北海道、東北、関東、関西、九州の5都市からの代表選手たちが2on2バトルを行い、優勝チームを決める「PvP甲子園」は、北海道チームの1人が体調不良で欠席となってしまったが、中川氏が北海道出身ということもあり、急きょ参戦を決めるというサプライズからスタート。
トーナメント組み合わせの抽選が行われると、早速1試合目から中川氏が参戦した北海道代表と九州代表がバトルを繰り広げることに。即席コンビを相手に負けられない福岡代表は、順調に1ラウンド目を先取。しかし2ラウンド目では北海道代表も息があってきたのか、中川氏もいい動きを見せ、なんと中川氏が相手を撃破してのラウンド勝利を決めた。
しかしさすがは地域を勝ち抜いてきた猛者たちか、3ラウンド目は福岡代表が意地を見せて勝利を収める結果となった。
2試合目の関西VS東北は、3ラウンド目までもつれ込んだ試合を関西代表が勝ち抜き、3試合目目の関東VS九州は、バトルトーナメントにも出場していたPierrotz選手もいる関東地方がラウンドを連取し、それぞれ決勝へと駒を進めた。
そして決勝戦では、関西代表のイリュージョニストが先に倒されてしまい、残った堅いガーディアンが2人に押し切られてしまうという形となり、関東代表がラウンドを連取して優勝を飾った。
全試合が終わった後にはバトルトーナメントとPvP甲子園両方の表彰式が執り行われ、自ら大会にも参戦した中川氏は「国際大会の話も出ていますので、これからも『C9』をよろしくお願いします」とコメントしてイベントを締めくくった。このPvP甲子園でイベントプログラムは全て終了となったが、最後には来場者全員にチャンスがある抽選会が行われていた。
メインステージにて上映されていたプロモーションムービーを一挙掲載!
レポートでお伝えした各種イベントが行われたメインステージでは、イベントの合間に様々なタイトルのプロモーションムービーが上映されていた。最後にそれらの映像を紹介!
クックと魔法のレシピ
宇宙カエル兄弟
戦国ガールズナイン
ArcheAge(仮称)
清風明月(仮)
KRITIKA(仮称)
RED STONE
S4 League
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